第77回東北大学祭が無事に開催されました。「萌ゆる思いよ、盛りなれ。」のテーマのもと、学生の萌ゆる思いが込められた展示や企画が披露され、大盛況のうちに幕を閉じました。今年度は、大学祭3日目の雨により、模擬店や別枠、ステージ企画が一部中止となる事態に見舞われましたが、それでも3日間で合計27000人弱の方にご来場いただき、最終日には花火も打ち上げることができました。このような状況の中でも大学祭を成功させることができたのは、事務局員をはじめ、大学や参加団体、そして来場者様のおかげです。第77回東北大学祭に関わってくださったすべての皆様に、厚く御礼申し上げます。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員(東北大学祭事務局 委員長) 中畑絢)
東日本大震災で大破したため、新しく建設された、青葉山キャンパスの人間・環境系教育研究棟の建物の足元をよく観察すると、添付のようなプレートがあります。免震構造であることが記されており、地盤と建物のあいだに積層ゴムを入れて、揺れを吸収し、低減する役割を担います。大地震の際は最大50cmのズレを見込んでおり、そのためのバッファーも、すぐ近くの床の仕上げを切り替え、下に隙間を設けていることで対応しています。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 五十嵐太郎)
仙台市営地下鉄「東西線」とは、まるで《東北大学線》です。「国際センター」・「川内」・「青葉山」と連続する三つの駅から、「川内キャンパス」や「青葉山キャンパス」にラクラクと通えます。雪や雨や風の日、夜の帰宅が遅くなっても、これなら安心。JR駅や都心に行くにもとても便利な大学と全国的にも評判に。東北大学の魅力がさらに輝く交通網です。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 阿見孝雄)
仙台城本丸跡に創建された宮城縣護國神社。ここには、伊達政宗公や明治維新以降の諸事変、戦役による多数の戦死・殉教者が祀られているそうです。ひょうたん御守りが有名で、厄難消除のひょうたんに災いを封じ込めれば、暑い夏も健康に過ごせることでしょう。川内キャンパスから徒歩でも行くことのできる護國神社に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 伊藤明)
不摂生が祟って腰を痛めてしまい、リハビリとして近所の公園をゆっくりと歩いています。仙台は5月が最も緑が美しい季節で気に入っているのですが、6月も中々のものです。左手前に鴨が見えますが、今は子育ての季節で時々連なる小鴨と一緒に泳いでいる姿も見られます。野生では生まれてから無事に大人になれるのは2割ほどなのだそうで、こちらでも9羽いた雛が、今朝は3羽しか見られませんでした。一見のどかな中にも、自然の摂理が働いていることを実感します。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 中島平)
川内萩ホールの内部を写したものです。赤い座席が整然と並んだ大きな劇場空間で、2階席には「TOHOKU」と書かれた紫色のバナーが掲げられています。これまで萩ホールには「東北大学」とはっきりと分かるものがありませんでしたが、先の週末に数々のデコレーションがなされました。
この写真は静寂に包まれていますが、この先さらに学術的な講演会や芸術的な公演、そして卒業式などの人生の節目を彩る場として、多くの人々の記憶に残る瞬間を創出することでしょう。このホールが、知の探求と文化の発展の象徴として、さらに輝きを増していくことを心から期待しています。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 小玉亨)
今年も桜の季節になりました。写真は、片平キャンパスの正門からとった桜の写真です。撮影日は小雨でしたが散った花弁が道を桜色に染め、晴れの日とはまた違った趣がありました。
東北大学の各キャンパスには、たくさんの桜の木が植えられており、毎年どこもきれいに花を咲かせます。来年は東北大学の桜巡りに出かけてみてはいかがでしょうか?
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 佐藤克美)
大学図書館の帰りに、「三太郎の小径」から千貫沢遊歩道へ下りました。二の丸遺構の水落石垣から国際センター駅まで300メートル程、あるがままの緑の沢が続きます。
ガサガサと音がして見上げると、アッ!ハクビシンのカップルが、愉快そうに追いかけっこ。ブドウの盗み食いなど悪評判を聞くものの、アララ、可愛いものです。キャンパス内でこんなのびのびとした生態を見かけるとは、意外でした。のどかな彼らに笑みがこぼれました。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 田邊いづみ)
今年も雪の降る季節となりました。雪が積もらない静岡出身の私は、仙台に来て2年目となる今でも雪景色に心が躍ります。写真は川内キャンパスの駐輪場で撮ったものです。雪は綺麗なものをより鮮明に映してくれるように感じます。
雪もそうですが始めはよくても次第に手間がかかり、厄介に思うようになることがあります。気が重くなるようなことにも、初心を思い出して楽しみながら乗り越えたいものです。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 望月遥斗)