例年に比べ暖かく、秋の訪れをようやく感じられるようになった10月末、第76回東北大学祭が開催されました。約200の部・サークルが一堂に会し、様々な企画・展示によりキャンパスが広く彩られました。東北大生の課外活動も、コロナ禍を乗り越え、より活発になっており、新たな団体や企画が加わるなど、さらに進化し熱気に満ち溢れた大学祭をお届けすることができました。今年の大学祭のテーマ「綴るこの日の思い出を。」にあるように、この大学祭が来場者の皆様、学生、そして関わってくださった全ての皆様の、思い出の1ページに綴られたのなら、大変うれしく思います。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 本藤敦宏)
アイ・トリプル・イーは、電気・電子の分野において達成された画期的なイノベーションの中で、開発から25年以上経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした歴史的業績をIEEEマイルストーンとして認定し、銘板がゆかりの地に贈られます。
日本で認定された約50件のうち3枚の銘板、「指向性短波アンテナ」、「アンテナにおける自己補対の原理と虫明の関係式の発見」、及び「垂直磁気記録」は東北大学史料館で展示され、3枚並びは国内唯一です。4件目以降も期待されます。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 曽根秀昭)
国際センター駅の横にある大きな駐車場に新しい風景が誕生します。
仙台市の音楽ホールの建て替えに加えて、震災メモリアル拠点をもつ複合施設のコンペが開催されたからです。9月に審査が行われ、開放可能なデザインを提案した藤本壮介さんの事務所が設計者に決まりました。
彼は石巻のマルホンまきあーとテラスや関西万博の木造リングを手がけ、国際的に活躍する建築家で、東北大には設計の講評やトップリーダー特別講義で訪れています。
完成の暁には、川内キャンパスや美術館の近くの環境がさらに充実するでしょう。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 五十嵐太郎)
七月に入り、川内キャンパスでは暑さが一層増しました。そんな猛暑の中でのちょっとした避暑地として近くに仙台城跡があります。
頂上までは傾斜のある坂を上りますが、その分辿り着いたときの達成感と清風の心地よさは格別です。頂には仙台有数の観光地である伊達政宗公騎馬像があり、政宗公の像を背にすれば仙台市の360°パノラマを楽しめます。
魅力的な仙台市を一望できる仙台城跡に足を運んでみてはいかがでしょうか?
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 佐藤雄紀)
ご存じですか?観光循環バス「るーぷる仙台」にある停留所「理学部自然史標本館前」。地球の歴史の変遷を標本などで分かりやすく展示した施設です。ここを訪ね、思い出しました。かつて米国のハーバード大学で見た光景。小学校のスクールバスが十数台もならび、大学の博物館を訪問、科学への関心を誘う、楽しく工夫された授業を受けていたこどもたちの姿……。「東北大学総合学術博物館」を拡充、未来を担う少年少女たちへの科学へのガイド役を大いに果たしてもらいたいものです。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 阿見孝雄)
晴れた青空の下、川とその両岸の風景が写っています。川は穏やかに流れ、透明度が高く、川底の石や水草が見えます。川の右岸には緑豊かな木々が立ち並び、斜面に沿って茂っています‥(以下約250文字)。これは最新の生成AIであるGPT-4oに写真の内容を描写させたものです。東大入試の数学問題も画像で与えれば解けてしまいます。
教育学の教員として、また人として、生成AIとどのように付き合い、学んでゆけば良いのかを考える日々です。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 中島 平)
片平キャンパスには、この地で学んだ魯迅先生の胸像があります。
この日は桜がキレイで、魯迅先生像の周りでもお花見を楽しんでいるグループが何組もいました。魯迅先生も桜を見てすこし嬉しそうに見えます。
さて、東北大学構内には多くの像や記念碑が建っています。
天気のいい日にキャンパスの記念碑等を見てまわってみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があると思いますよ。
(文・写真/東北大学萩友会広報委員 佐藤克美)
今年度も終わりに近づき時折春の兆しが感じられるものの、まだまだ寒さの残る時期となりました。手が悴むような夜は、惹き込まれるような黒と力強く輝く星が綺麗で、空を見上げることが多くなります。
1年と少し前、私は授業の一環で月の軌道を観察していました。古代の人々が挑戦したように、地球から月や太陽までの距離を求めるためです。過去に思いを馳せてみてはどうでしょうか。
(文・写真/東北大学学友会文化部常任委員 市原陽人)