2024年度

2022年12月号『“るーぷる東北大学”、の旅にする。』

百聞は一見に如かず、です。東北大学は観光バス「るーぷる仙台」をPRに活用を。片平、川内、青葉山、星陵の各キャンパス沿いに杜の都の名所を循環。一週80分間の車内のアナウンス。乗客に、東北大学の真の実力の紹介も。「大学ランキング日本版3年連続日本一」、「国立大学一の国際化」…。東北大学を目の当たりに見る乗客たち。『そうだったのか!』。仙台と東北大学の魅力の噂。年間60万人もの観光客のぜひ語りたい旅の土産となります。

(文・写真:東北大学萩友会広報委員 阿見孝雄)

2022年11月号『受け継がれる大学祭の"熱"』

第74回東北大学祭、今年は一般のお客様も受け入れての開催となりました。3日間の総来場者数はコロナ禍以降最大となり、また天候にも恵まれ、大盛況のうちに幕を閉じました。関わってくださったすべての方に厚く御礼申し上げるとともに、皆様に大学祭の"熱"を少しでも感じていただけたのであれば幸いです。

(文・写真 東北大学祭実行委員長 中根世智)

2022年10月号『粟野観音像』

粟野観音像は、旧制二高の教授であった粟野健次郎先生の遺訓、遺徳を記念して1935年に仙台市雨宮に建立されました。その後、戦災やキャンパス移転などにより三神峯、川内、雨宮と移されましたが、2022年8月に二高創設の地である片平に無事移設され、去る10月9日には旧制二高同窓会である蜂萩会が中心となって、移設祭が開催されました。

https://shuyukai-tohoku-u.net/alumni/housyukai/#al221017

東北大学は、今年創立115周年・総合大学100周年を迎えておりますが、それ以前の旧制二高をはじめとする多くの伝統を引き継ぎ、今があります。片平キャンパス内の西部に位置する旧制二高苑を訪れ、東北大学を支える歴史に思いを馳せてみては如何でしょうか。

(文・写真:東北大学萩友会広報委員 小玉 亨)

2022年9月号『魯迅の青春/米ケ袋一丁目公園』

魯迅がかつての仙台医学専門学校(現在の東北大学医学部)学生時代に下宿していた跡地が、整備されました。東北大学本部棟7の向かい側にあり、秋を迎え色づく緑とレンガ壁が借景となります。

建物は撤去されたものの井戸跡なども残り、下宿から広瀬川を望んでもの想いにふける、魯迅の面影が偲ばれます。

この下宿を世話した藤野厳九郎先生の自宅は、ちょうど斜め向かいの角地にあったようで、いつでも面倒をみようとした先生の思いやりが伝わります。

(文・写真 東北大学萩友会広報委員 田邊いづみ)

2022年7月号『角田市の夕暮れ』

学友会航空部で空を飛んでいる角田滑空場での写真です。

季節は夏に移り変わり日中は猛暑が続いておりますが、昼間は立体的で鮮明な積乱雲、夕立が去ったあとに見える虹、日の入り前に夕日に照らされた雲、と空は姿を変え1日中楽しませてくれます。ふとした時には夏の空を眺めてみてはいかがでしょうか。

P.S.上空から見る空は格別です。是非週末には角田滑空場へお越しください。

(文/東北大学萩友会広報委員 角田慎太郎  写真提供/航空部員 渡邊光駿)

2022年6月号『DEIシンポジウム開催直前の様子

東北大学創立115周年・総合大学100周年事業の一つである東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)推進宣言記念シンポジウム~多様性と公正性を包摂する大学を目指して~が6月20日に開催されました。この写真は開始直前の様子です。日英同時通訳付きの対面とオンラインのハイブリッド開催でした。撮影者の私も発表いたしましたが、DEIについて大いに学べる時間になったと思います。


(文・写真:東北大学萩友会広報委員 田中真美)

2022年5月号『市街地から見た川内・青葉山

市街地から川内・青葉山キャンパスの方角を見ました。5月下旬ですので青葉山は緑色になり、遠くの蔵王山には雪が残っています。

青葉山キャンパスを歩くとたくさんのビルの間でかなりの距離を感じますが、こうして市街地から見ると山の上に小さな建物が散らばっているようにも見えます。2011年の大震災のあと、背の高い建物が控えめになったせいかもしれません。


(文/広報委員 曽根秀昭 写真/5月宮城県庁展望ホールから)

2022年4月号『センタースクエア中央棟DOCKのカーテン

センタースクエア中央棟DOCKの天井を見ると、湾曲したレールがあります。普段、学食として使われるときにはないのですが、実はここにきれないカーテンをかけることができます。テキスタイル・デザイナーの安東陽子さんが手がけたもので、壁とは違い、やさしく空間を仕切り、場の雰囲気を変えるものです。彼女は、せんだいメディアテーク、八戸市美術館、多摩美術図書館、台中国立歌劇院など、国内外のプロジェクトで、有名な建築家とコラボレーションを行い、空間に魅力を加える、売れっ子です。


(文・写真:東北大学萩友会広報委員 五十嵐太郎)