登壇者一覧
第1回

講師]

しずおか地酒研究会 主宰・駿河茶禅の会 主宰 / 鈴木 真弓 氏

1962年静岡市清水区生まれフリーライターしずおか地酒研究会主宰、駿河茶禅の会主宰。

1987年より静岡県の産業・歴史・文化等をテーマに執筆活動中。1996年に地酒の造り手・売り手・飲み手の和を理念にしずおか地酒研究会を設立。会員情報を集めたガイド本『地酒をもう一杯』(1998)、『杯が満ちるまで~しずおか地酒手習帳』(2015)を静岡新聞社より刊行。2009年には酒造現場に密着撮影したドキュメンタリー映像『吟醸王国しずおか』を制作し、1時間特番に編集しSBS静岡放送にて放映。2015年より静岡朝日テレビカルチャー静岡スクール地酒講座を開講中。酒の取材35年間で新聞・雑誌・ウエブ等に発表した記事を再構成した地酒エッセイ『杯は眠らない』を2023年4月に自費出版。

第1回

パネリスト

静岡県工業技術研究所 沼津工業技術支援センター バイオ科

主任研究員 / 鈴木 雅博 氏

1991年静岡市生まれ。静岡県工業技術研究所 沼津工業技術支援センター バイオ科主任研究員、静岡大学客員教授、修士(農学、静岡大学)。

静岡大学大学院を修了後、2016年に静岡県に入庁し、現所属に着任。着任以降は、清酒やビール等の酒類の研究に従事し、特に酒類用微生物の研究開発に取り組む。

独立行政法人酒類総合研究所が認定する清酒専門評価者の資格を有し、県内外の清酒の鑑評会で審査員を務めている。

第2回

講師

(株)海老仙 代表取締役 加茂 仙一郎 氏

「海老仙」は、1922年に創業し、2022年に「創業100年」を迎える。目利きの業の証として「仙」の一文字を継承し、現在3代目社長の「仙一郎」氏が引き継ぐ。創業時は浜名湖の車海老の行商からスタートし、近年は浜名湖うなぎの養殖、加工、販売を手掛け、主に浜名湖、遠州灘、御前崎の魚介類の卸売、浜名湖ドウマンガニ、遠州灘天然河豚、天然ハモ、御前崎イセエビなどを加工、販売をする。廃棄していた未利用の鰻の頭、骨を利用してエキスと骨のパウダーを作り食品などに利用するSDGsの取組みも多数実施。2019年、浜松市と共に「浜名湖発ニホンウナギ資源回復プロジェクト」を発足し、会長を務める。「地域に根ざす企業として食文化の繁栄と社会貢献を実現することを目指す」企業の社長であるとともに、筋金入りの「魚好き」でもある。

第2回

[パネリスト]

浜松調理菓子専門学校  校長友永 茂雄 氏

1978年愛知県豊橋市生まれ。豊橋商業高等学校を卒業後、浜松調理菓子専門学校へ進学。卒業後はスイスの料理店に勤務後、在ルクセンブルク日本国大使館の公邸料理人として勤務。その後、フランスのフレンチレストランに勤務。ヨーロッパ、アフリカなど約30か国を歴訪し、帰国。2005 年から浜松調理菓子専門学校に勤務し、2021 年から同校の第4代目校長に就任。

『食から未来をつくる』をテーマに、全日本司厨士協会、浜松インドネシア友好協会理事、遠州食品加工業協同組合、朝倉川育水フォーラム、ハマチョウSDGs、CSR活動、出張食育授業等、多岐にわたる分野で活動中。

[ファシリテーター

静岡県立大学 経営情報学部経営情報学科 教授/大久保 あかね 氏

1963年名古屋生まれ、静岡県立大学経営情報学部 同大学大学院経営情報イノベーション研究科教授、および研究科附属ツーリズム研究センター副センター長、博士(観光学 立教大)。

奈良女子大学文学部卒業後、㈱リクルート(当時)人社、

1994年に熱海に転居、立教大学大学院観光学研究科で学位取得。2006年から富士常葉大学等を経て、2019年より現職。

観光文化論、観光調査・分析、観光をキーワードとした地域振興が専門。近年は県内自治体等との共同プロジェクトをゼミ生と展開している。

[ファシリテーター]

静岡大学 学術院人文社会科学領域法学系列  教授/横濱 竜也 氏

1970年大阪府豊中市生まれ。静岡大学学術院人文社会科学領域法学系列教授、および静岡大学発酵とサステナブルな地域社会研究所副所長。博士(法学、東京大学)。

東京大学法学部第3類卒業後、同大学院法学政治学研究科に進学。明治学院大学法学部特別ティーチングアシスタント、首都大学東京都市教養学部法学系助教、静岡大学人文学部法学科准教授を経て、2017年より現職。

法哲学を専門とし、悪法問題や移民難民受入れなどをテーマに研究を行ってきたが、近時はコミュニティが社会的包摂に寄与する機能の側面から、ガストロノミーツーリズムを梃子にした地域振興に関心を持っている。

[総合監修]

ふじのくに地球環境史ミュージアム 館長/佐藤 洋一郎 氏

1952年、和歌山県生まれ。1979年、京都大学大学院農学研究科修士課程修了。高知大学農学部助手、国立遺伝学研究所研究員、静岡大学農学部助教授、総合地球環境学研究所副所長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構理事等を経て、京都府立大学文学部和食文化学科特別専任教授・京都和食文化研究センター副センター長、2023年現在、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長。

植物遺伝学(農学博士)。育種学からDNA分析を活用した稲作の起源を研究。食文化にも精通し「和食文化学」の創設に尽力。