『島尾敏雄全集 第1巻』晶文社、1981年5月25日

【目次】

  第一部 綴方・日記

ぼくは小学尋常科I

ぼくは小学尋常科Ⅱ

ぼくは小学尋常科Ⅲ


  第二部 小説・戯曲・小品

奇遇

剣山の想ひ出

村崎の場合

夕暮の哀愁

小品二篇

帰つて来た子供

育むもの

良心

或る少年の想像

魔性

廠舎生活

お紀枝

原つぱ

日曜学校

南山手町

天草の秋

母さん

暖い冬の夜に

噴水

浜辺路


  第三部 旅行記

小豆島巡礼

浦上天主堂印象

九州の山

呂宋紀行

満洲日記

仏国寺行


  第四部 詩篇

  「LUNA」以前

キャンプ

思ひ出

TOR ROAD

夕方・キャンプ・星

月の光り

街燈・少女

牛若の感傷

CIDER

無題

気儘

習作詩人

  「LUNA」詩篇

人生の賦

山巓の気配

井戸ノ中ノ指導者

頂点

虚勢

飛んでもない詩

  詩三つ

かなしみひとつ

胸が重い

嫁いだ少女に

磐越西線の晩秋

  出陣

想起来

出陣

月下の別れ


  第五部 随筆・雑文

身辺記

「風の中の子供」から

伊丹万作について

カラマーゾフの兄弟を通して見たるドストイエフスキイに関する断片

クレールに就てのノート

ドストイエフスキイの小説に於ける冗長性について

「藤娘」を観て

断片一章

東北について

「友達」各位への私信

「こをろ」六号編輯後記

「こをろ」七号編輯後記

近況報告(11月25日)

身辺記(2月18日)

近況(4月10日)

福田三千也君のこと

矢山哲治の死

自家版『幼年記』あとがき


【初出一覧】

ぼくは小学尋常科I 自家版『幼年記』

  ぼくは小学尋常科Ⅱ

ボクノナガクツ 「学之友」大正13年12月

オ正月ニナッタラ 未発表

無題 未発表

にはとり 未発表

今日の朝 『幼年記』

うんどうくわい 『幼年記』

ああおもしろかつた 未発表

ていしや場へ行つたこと 『幼年記』

奈良に行つたこと 未発表

本をかひに行つた途中 『幼年記』

島尾君よりの通信 「学之友」大正14年12月

僕のおひる時間 未発表

昨日のたいさう 未発表

遠足 未発表

弟のおそう式 『幼年記』

二階 未発表

学校の前 『幼年記』

今朝の雨 『幼年記』

学校の普請 未発表

大きなこぶ 未発表

九月二十一日の月見 未発表

山上り 未発表

徒歩会 未発表

遠足、中食の時 未発表

月日のたつ早さ 未発表

かなりやの子 『幼年記』

今日は 『幼年記』

寒い晩 『幼年記』

池の氷 『幼年記』

雪合戦 『幼年記』

しかられたこと 未発表

すきな学科 未発表

日曜日のるすばん 未発表

四年生になつて 未発表

此の前 未発表

空海さん 『幼年記』

潮干狩 未発表

獅子と武士 未発表

鮭取り 未発表

梅雨 未発表

山登り 未発表

ゴロゴロのくわい物 未発表

夏休中の面白かつた事 未発表

秋 未発表

此間の大暴風雨 『幼年記』

秋の山 未発表

運動会の先日 未発表

姫路行 未発表

景色 「児童之生命」昭和2年11月

果物屋の店先 未発表

ヴアレーボール 未発表

大みそか 未発表

今朝の寒さ 未発表

今朝 『幼年記』

節分 未発表

  ぼくは小学尋常科Ⅲ

遠足 未発表

夏を望んで 未発表

侍従をお迎へして 「志らほ」昭和4年12月

夏休日記 未発表

我輩は一滴の水である 「攻玉」昭和4年9月

参宮旅行 未発表

寒修養 未発表

元旦日誌 「攻玉」昭和5年2月

此の頃の生活 「あけぼの」昭和5年5月

過去をかへりみて 「あけぼの」昭和5年5月

入学許可発表当日 未発表

観艦式拝観の記 未発表

僕の愛するもの 未発表

果物 未発表

  第二部 小説・戯曲・小品

奇遇 「峠」昭和8年5-6月

剣山の想ひ出 「若草」昭和8年6月

村崎の場合 「少年研究」昭和8年7-8月

? 「峠」昭和8年8月

夕暮の哀愁 「青空」昭和8年9月

小品二篇 「しぶ柿」昭和8年10月

帰ってきた子供 「峠」昭和9年1月

育むもの 「峠」昭和9年2月、5月、7月

良心 「紫草」昭和9年4月

或る少年の想像 「峠」昭和9年5月

魔性 「紫草」昭和9年8月

廠舎生活 「彫像」昭和10年10月

お紀枝 「科学知識」昭和14年8月

原つぱ(原題「鏡を持つた子供」)「扶揺」昭和13年2月

日曜学校(原題「カジヤ教会」)「峠」昭和12年6-7月

南山手町 「扶揺」昭和15年2月

天草の秋 「九大文学」昭和15年10月

母さん 『幼年記』

暖い冬の夜に 「こをろ」昭和16年3月第6号

噴水 「芝火」昭和17年

浜辺路 「こをろ」昭和19年4月第14号

  第三部 旅行記

小豆島巡礼 「恢山寮報告」昭和7年10月

浦上天主堂印象 「峠」昭和9年9月

九州の山 「山寮」昭和9年1月

呂宋紀行 「こおろ」(第4号より「こをろ」と改題)昭和14年10月、15年3月、9月、12月、16年8月
     自家版『幼年記』で加筆(「こおろ」第1号のみ、原題は「LUZON紀行」)

満洲日記(原趣「熱河紀行」)「こをろ」昭和16年9月第9号

仏国寺行 「九州帝国大学新聞」昭和18年5月25日

  第四部 詩篇

キャンプ 「少年研究」昭和7年5月

思ひ出 「少年研究」昭和7年6月

TOR ROAD 「少年研究」昭和7年6月

春 「峠」昭和8年9月

夕方・キャンプ・星 「少年研究」昭和8年6月

月の光り 「少年研究」昭和8年8月

街頭・少女 「峠」昭和8年8月

朝 「峠」昭和8年9月

嵐 「文藝タイムス」昭和8年11月

牛若の感傷 「文藝タイムス」昭和9年6月

CIDER 「峠」昭和9年7月

無題 「駑馬」昭和10年12月

気儘 「駑馬」昭和11年3月

習作詩人 「駑馬」昭和11年4月

病 「駑馬」昭和11年5月

人生の賦 「LUNA」昭和12年6月

山巓の気配 「LUNA」昭和12年6月

井戸ノ中ノ指導者 「LUNA」昭和12年8月

螢 「LUNA」昭和12年9月

頂点 「LUNA」昭和12年10月

虚勢 「LUNA」昭和12年11月

飛んでもない詩 「LUNA」昭和13年1月

詩三つ 「こをろ」昭和16年6月第7号

磐越西線の晩秋 「九州帝国大学新聞」昭和18年1月20日号

出陣 「曼茶雑」昭和19年10月

  第五部 随筆・雑文

  身辺記

私を語る 「文藝タイムス」昭和9年5月

故野崎兄追悼 『野崎孝近追悼録』昭和9年12月

身辺雑記 「駑馬」昭和11年1月

一筆口上 「駑馬」昭和11年6月

雑録 「LUNA」昭和12年11月

「風の中の子供」から 「映画軌線」昭和12年12月

 伊丹万作について 「映画軌線」昭和13年6月

カラマーゾフの兄弟を通してみたるドストイエフスキイに閨する断片 「扶揺」昭和13年7月

クレールに就てのノート 「映画軌線」昭和14年5月

ドストイエフスキイの小説に於ける冗長性について 「扶揺」昭和14年7月

「藤娘」を観て 「芝火」昭和15年7月

断片一章 「こおろ」昭和15年7月第3号

東北について 『幼年記』

「友達」各位への私信 「こをろ通信」昭和16年3月

「こをろ」六号編輯後記 「こをろ」昭和16年3月第6号

「こをろ」七号編輯後記 「こをろ」昭和16年6月第7号

近況報告 「こをろ通信」昭和16年11月第9号

身辺記 「こをろ福岡友達の消息」昭和17年2月

近況 「福岡こをろ友達春季通信」昭和17年4月

福田三千也君のこと 『幼年記』

友 『幼年記』

矢山哲治の死 「こをろ」昭和18年3月第13号

自家版『幼年記』あとがき 『幼年記』昭和18年9月


[青山毅 作製]