科目 さぁ、はじめよう
宇宙はどんな世界
星空案内の実際
所属 NPO法人星のソムリエ機構
山形大学理学部客員教授
星空案内人(星のソムリエ®︎)資格認定制度の創始者であり同時に天文学者。
星空案内人としてどのようにサイエンスとしての天文学を星のソムリエはどこまで理解すれば良いかを徹底研究する講義です。プロの天文学者の見方をしっかりお伝えしますね。優しい言葉と簡単な考え方で理解できるように!お会いするのと楽しみにしています。
「さあ、はじめよう」という科目は、星空案内の最も基礎の部分です。ここを抑えておけば他の科目の勉強がとても楽しく進められます。講義では、わかりやすさを重視しました。また、楽しさを伝える方法もお伝えします。
「星空案内の実際」では、講座を学んできた知識や技能をどのように活用して星空案内ができるようになるか。また、自分の個性や特徴を生かしていくことの重要性を学びます。マナーや安全性についても基本的なことを学びます。全講座をとおして、星空案内の基本的なことがまなべるとおもいます。
科目 星座を見つけよう
所属 NPO法人小さな天文学者の会
星のソムリエ®︎仙台
今から45年ほど前、九ちゃんの「見上げてごらん夜の星を」を聴いて星座に興味を持ちました。夜な夜な空を見上げては教科書の星図と照らし合わせて星座を覚えた記憶があります。今、観望会で参観者と一緒に夜空を見上げて、星座を見つける楽しさを満喫しています。この講座では、観望会を始める前の注意事項、星座早見盤の使い方、四季の星座の見つけ方、月や惑星の動きなどを皆さんと一緒に学んでいきます。実際の観望会は、星座を見つけるだけでなく、星座にまつわる神話や星の生い立ち、宇宙の神秘さなど参観者とコミュニケーションをとりながら、楽しく進めることになります。星のソムリエとして資質の向上につながる講座にしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
観望会で人気があるのは、月(クレーター)と土星です。望遠鏡を覗いた瞬間、“すげえー” “わあー”と歓声があがることがよくあります。色の対比が美しいアルビレオ、目試しの星ミザールとアルコルの二重星も人気があります。望遠鏡を操作してこれらの天体を導入する案内人にも参観者の熱い眼差しが注がれます。望遠鏡は参観者を星の世界へ誘う魅力的な天文機材です。望遠鏡の操作を習熟することは、星のソムリエの資質の一つです。この講座では、屈折経緯台式望遠鏡の使い方、手軽に使える経緯台の操作の仕方を実際に望遠鏡に触れながら学びます。小望遠鏡で観望に適した天体も紹介しながら講座を進めたいと思います。よろしくお願いします。
科目 望遠鏡のしくみ
所属 宮城教育大学
教員養成課程で、子どもたちに星空の楽しさを伝えられる教員の育成に励んでいます。
教育活動として行っている内容はこちら
➡ https://staff.miyakyo-u.ac.jp/~toshiko/index.html
みなさんと一緒に天体望遠鏡を使いながら望遠鏡のしくみを学び、望遠鏡を用いて、月や惑星や星の観察ができるように頑張りましょう。
科目 星空の文化に親しむ
所属 星のソムリエ®︎
NPO法人小さな天文学者の会
星空や宇宙のおもしろさを広める星空案内人の世界へようこそ!
現在では観測技術の進歩によって宇宙の秘密が少しずつ紐解かれていますが、望遠鏡が発明されるよりも大昔から星空は人間の営みにかかわってきました。
「星空の文化に親しむ」では、そういった星空や宇宙の文化的な魅力を伝えるために必要なことをご紹介します。
星・星座の呼び名とその起源、暦の仕組みなどなど、星空の文化は多岐にわたりますので、すべてをお伝えすることはできませんが星空案内の現場が豊かになるように努めさせていただきます。