薩摩士魂の会 設立と理念


1 設立の経緯


平成15年(2003年)、当時の日本社会の頽廃を憂え、健全な世の中をと考えた川野重任(東大名誉教授、元米価審議会会長)をはじめ谷内昭(元経企庁事務次官)、豊蔵一(セントラル野球連盟会長)、春成幸男(元三州俱楽部会長)、そして、森園安男(豊建築事務所会長)ら五名が中心になって「薩摩士魂の会」を立ち上げました。


薩摩士魂の会は、島津中興の祖と言われる島津日新斉以来の武士、西郷南洲翁に学び薩摩武士道精神に基づき行動し、社会に貢献していきたいと考えして、会はその後一般社団法人薩摩士魂の会として活動を継続してきました。


この間、社会に各種提言をし、また南洲翁遺訓、薩摩いろは歌の日、英、仏三か国版の「薩摩武士道」本四千冊を発行し、米国大統領、英国王室などはじめ世指導者などに配布など、活動を続けてきました。


なお、令和5年(2023年)から一般社団法人を任意団体に改変して活動してまいります。


2 理念


「薩摩士魂」遠くは島津日新斉以来の武士、近くは西郷南洲をはじめとする薩摩の志士たちが身を挺して示してきた正義感、質実剛健の気概、自立、自尊、自戒の精神などであり、それらはかつて薩摩人の誇りでありました。われわれ薩摩士魂の会はこの伝統ある薩摩士魂を、現代に生きる自らの心に蘇らせ、日頃の行動指針にすべく自奮、自励し、もって郷土鹿児島及び心ある人々の倫理観の在り方に、一石を投ずることを念願とします。


モットー:薩摩士魂の具体的活動の実践