わが心の薩摩  新西 美智子 言葉と歴史に魅せられて

西郷どん、桜島、さつま揚げ、さつま芋、焼酎、この程度の認識の福岡生まれの私が鹿児島生まれの主人と知り合い鹿児島に住むことになろうとは。思えば中学の修学旅行で初めて桜島を見て「生きている山」と感じ心惹かれた。民謡「茶碗蒸しの唄」の意味を当てるクイズで正解して拍手と賞品を貰った。今思うとその後の生き方を暗示していたのかな。料理は美味しい。それは薩摩の焼酎文化、鳥刺し文化と繋がると思う。

言葉のアクセント抑揚は難しい。江戸時代の薩摩の歴史に財政に繋がるのだろう。でも暖かい言葉である。早口短縮語には悩まされるが、桜島、西郷さんの世界から原口泉先生、東川隆太郎講師「せごどん」「篤姫」の時代考証をされた方々のお話は興味深く楽しい。薩摩の歴史には心が躍る「郷中教育」横社会から縦社会。

今こそ必要ではないかな、そう感じている。月1回の東川隆太郎講師の勉強会は鹿児島宮崎の地質地名から判る歴史、古事記神社等。時には奥様「美和さん」の講話を聴いたり、広きに渡るお二人の講話、笑いが溢れ私の薩摩への想いへと繋がっていく。

(写真3枚はネットからおかりしました)