【今気になる市民プロジェクト】
緩和支援センターはるか センター長 大石晴美さん
緩和支援センターはるか センター長 大石晴美さん
⇒ある1人の女性の患者さんとの出会いがきっかけでした。悪性リンパ腫と診断され、余命宣告を受けていた彼女は残りの大切な日々を病院で過ごすのではなく、大事な家族と一緒に過ごしたいと話し私の所に訪ねて来ました。そこから彼女と二人三脚で歩み、生きなおしを手伝ったのですが心のつぶやきを希望に変える大切さを彼女から学びました。
⇒日々いろんな人との出会いがあり毎日活動をしていく中で、ケアの中に多くの市民の皆さんが参加し大崎ならではのケアの文化づくりが形として見えてきた部分があります。
⇒お互い様の支え合いが出来る「コンパッショネートコミュニティ」の世の中を目指しています。そして地域の中に気軽に相談ができる敷居が低い、学校でいえば保健室のような市民参加型の保健室機能を持った悩みや不安を話に行ける所、そして移動してのキャラバン保健室も出来る「あったか保健室」プロジェクトを更に展開していきたいと思います。
※コンパッション 人が生まれつき持つ、「自分や相手を深く理解し、役に立ちたい」という純粋な思い。自分自身や相手と「共にいる」力のこと。
⇒「誰かのために」という心を小さい頃から育て、いざという時に支え合える地域を皆さんと一緒に創っていきたいと思います。
緩和支援センターはるか
〒989-6136 宮城県大崎市古川穂波6-30-12
24時間訪問診療・往診の対応。緩和ケアコーディネーターが在宅緩和ケアのQOL(生活の質)を高める支援を行う活動をしています。ボランティアも募集しています。
TEL:0229-24-2883
お話を聞かせてくれた人
緩和ケア支援センターはるか
センター長 大石晴美さん