2025年度 中国四国地区生物系三学会 合同大会 愛媛大会 公開シンポジウム
生命が辿った5億年
動物と植物の進化過程の解明をめざして
動物と植物の進化過程の解明をめざして
2025年度 中国四国地区生物系三学会 合同大会 愛媛大会 公開シンポジウム
生物は35億年以上も前にこの地球に誕生したとされ、それ以来、様々な様式を進化させてきました。その中でも多細胞真核生物は多くの驚異的な形質を獲得し、地球上の様々な環境に適応しています。とりわけ植物は光合成により地球上の環境を一変させました。そしてそれらが生成するエネルギーを基礎として、陸海空の環境に動物が進出し、極めて複雑な生態系を形成しています。そうした多様性を説明するために19世紀後半に進化論が興隆し、現在は遺伝子から生態学の分野にわたる幅広い進化研究が活発になされています。
本シンポジウムでは「進化」に注目し、形態学、生理学、生態学の各分野で活躍されている若手の研究者に最新の研究成果を紹介してもらいます。普段は重なることの少ない3つの分野の視点が交錯するこの機会が、新たな発見と交流の場となることを期待しています。是非ご参加下さい。
2025年度 中国四国地区 生物系三学会 合同大会 愛媛大会 実行委員会
代表(委員長):佐藤 康
公開シンポジウム委員:村上安則
本事業は、公益財団法人松山観光コンベンション協会のMICE開催助成金を活用しております。
日時:2025年5月17日(土)16時〜18時
会場:愛媛大学 城北キャンパス グリーンホール
参加費無料、事前申し込み不要
S-1 16:05 ~ 16:40
温故知新の円口類研究:脊椎動物の脳および脳神経の初期進化の理解に向けて
鈴木大地(筑波大学 生命環境系 生物学域)
S-2 16:40 ~ 17:15
遺伝子の記憶から植物5億年の進化を探る
加藤大貴(愛媛大学 大学院理工学研究科 生物学分野)
S-3 17:15 ~ 17:50
現生魚類の生理生態から探る水棲生物による淡水進出の全容
大戸夢木(愛媛大学 大学院理工学研究科 生物学分野)
シンポジウムポスター
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