立合評価法とは
◆立合評価法とは
立合評価法とは、一般財団法人少林寺拳法連盟で行っている競技です。これは、 少林寺拳法の剛法(突き蹴り)の法形を実際に試し合う試技です。試技では少林寺拳法公認のヘッドガード(面)・ボディプロテクター・ファールカップ・拳サポーター・脛サポーターを着用し、突き蹴りを実際に当てるポイント制の競技です。これは他武道では組手とか乱取と呼ばれているものと似ていますが、ただポイントを取るだけではなく、少林寺拳法の特徴の一つである「拳禅一如」を体現すものとなっており、戦術・戦略、マナー等もポイントに加点されます。
少林寺拳法の拳士は、皆仲間であり立合評価法においても、たとえ試技を行う相手でも敵ではなく仲間であり、試技が終わればお互いを称え、互いにフィードバックを行い、次にむけて共に向上をはかって行きます。
◆大会での競技
少林寺拳法の大会と言えば決められた技を一人や複数人で行う「演武」を思い浮かべる方が多いと思いますが、大会は演武だけではありません。この立合評価法は大学生の大会で盛んに行われており、一般の大会においてはルールを少しゆるめた「運用法」という形で行われております。今後は「立合評価法」に統一され、全国大会で行われるようになります。
また、審判員は演武審査の審判員とは別に立合評価法の講習を受講し、審査に合格(立合評価法審判ライセンスを取得:年に規定回数以上の講習会受講して認められた者がライセンス審査に挑めます。)した者が審判を行います。(現在はまだライセンスを取得していなくても審判はできますが、今後はライセンス取得者のみが審判を行うようになります。)
◆公認講習会
立合評価法審判ライセンス公認講習会の開催
審判員及び競技者としての知識や技術のスキルアップを行うために、本部主催の講習会を年に数回実施してます。立合評価法の公認審判員になるには、この講習会の受講が必須になります。また、各都道府県独自の講習会も開催しております。
講習会の特徴
この講習会により、競技者としてのレベルアップや、審判のスキルアップ以外に、競技者同士はもちろん、審判同士、競技者と審判との繋がりが良くなり、連帯感を持って競技が開催されています。競技者同士でお互いにアドバイスを行い、また審判員も所属支部に関係なく競技者にフィードバックを行って、相乗効果で全体のレベルを上げていきます。
埼玉県での取り組み
埼玉県少林寺拳法連盟では審判委員会の中に立合評価法担当をおき、県内での立合評価法の普及を行っています。
◆講習会
埼玉県では年に一回、立合評価法の講習会を行っています。(本部公認ではありませんが、本部に申請を行って開催許可を得ています。)これは、埼玉県中高大合同修練会の中で行うもので、県内外の学生を中心に一般の参加者もいます。また、埼玉県大会の立合評価法出場者を対象とした必須講習会も兼ねています。
指導にあたるのは、埼玉県内の立合評価法審判ライセンス所持者です。
◆埼玉県大会
埼玉県では今まで「運用法」の部がありましたが、それを2026年度より「立合評価法」の部に変更し行っています。この「立合評価法」の部に出場する拳士は上記の講習会の参加が必須で、試技を安全に行うためのルールの把握、試技の要領、技術のスキルアップを行います。