道院紹介
◆そもそも道院って何?
金剛禅総本山少林寺に所属する少林寺拳法の道場を道院と呼びます。道院は少林寺拳法の修行をとおして、半分は自分の事を考えるけれども、半分は他人の事も考えて行動できる人を育て地域や社会に貢献することを目的とする、人づくりの場所です。
道院という名称には、人づくりによる国づくりをめざす団体にしたいという開祖の願いと、また、少林寺拳法を在来の寺院と区別し、専ら修行する場所ということを強調し、これまでの武道のイメージとは違い宗教的雰囲気を持たせるために道院という名称を用いています。
◆道院所在地の紹介
埼玉坂戸道院は埼玉県坂戸市にあります。坂戸市は、人口約10万人で埼玉県のほぼ中央に位置し東京の池袋駅より約40km、東武東上線で約50分のところにあり、観光地で有名な小江戸川越に隣接しています。
現在埼玉県には約60の少林寺拳法の道院があり、坂戸市においては2つの道院が活動しています。その道院の一つが埼玉坂戸道院になります。当道院は東武東上線の北坂戸駅東口から徒歩圏内にあります。
◆運営方針
埼玉坂戸道院は2024年(令和6年)7月に金剛禅総本山少林寺(本山)より運営許可を得て、発足いたしました。運営方針は入門者一人ひとりに寄り添いながら上達をはかり、少林寺拳法を楽しめるようにしていきます。そのために各人の出来そうな事から少しずつステップアップしていき、一緒に目標を達成していきます。出来なかったことができるようになる事で、自分に自信を持ち、自己肯定感を高めて行きます。
埼玉坂戸道院はまだ発足して間もない道院のため、所属人数は少ないですがその代わり一人ひとりに細かい指導ができます。少林寺拳法の無料体験も随時受け付けていますので、是非ご来院いただければと思います。
◆指導について
当道院長は一般財団法人少林寺拳法連盟の公認コーチングトレーナーの資格を持っております。指導にはコーチング理論をもちいて、拳士(プレーヤー)を中心に目標に向かって一緒に取り組んでいきます。
◆県内の所属先
・金剛禅総本山少林寺 埼玉県教区
・埼玉県少林寺拳法連盟
埼玉県内においては各道院が13の教区(ブロック)に分かれており、埼玉坂戸道院は埼玉県の第八教区/第8ブロック(川越市、東松山市、川島町、坂戸市、嵐山町)に所属しております。
指導者紹介
金剛禅総本山少林寺 埼玉坂戸道院 道院長
いちせ ひとし
一瀬 仁資
434期 中導師 准範士 六段
◆道院長ごあいさつ
金剛禅総本山少林寺 埼玉坂戸道院 道院長 一瀬仁資です。
少林寺拳法には二百数十の技があり、左右裏表等をあわせると六百数十にもなります。私は最初、こんなに多くの技を習得できるのか不安でしたが、先生や先輩から一つ一つ技を教わり、出来なかったものが出来るようになってきて、自分の可能性を見つけ、自信がついてきました。また、この自信は少林寺拳法だけではなく、生活の中においても自信が持てるようになりました。
この事は人間一人一人が可能性の種子であり、やれば出来るという自信から行動力につながっていきます。このように少林寺拳法では、技と教えを本気で学んでいけば誰でも自己の可能性に気付けます。私はこれからも少林寺拳法を通して様々な事を学び、そしてこの素晴らしい少林寺拳法を他の人たちにも伝えて行きたいと思います。
少林寺拳法に興味を持たれた方、また休眠されている方、私たちと一緒に少林寺拳法をはじめてみませんか?
◆道院長 関連団体役職・資格等
【金剛禅総本山少林寺】
・さいたま桜道院 参与道院長 兼任
【一般社団法人 SHORINJI KEMPO UNITY】
・武専埼玉地区 指導員補
・一級審判員・考試員
・介護技術マイスター
【一般財団法人 少林寺拳法連盟】
・立合評価法審判員(C級ライセンス)
・コーチングトレーナー
・日本工業大学 少林寺拳法部 元監督
・埼玉県立武道館主催 武道教室(少林寺拳法) 元講師
【埼玉県少林寺拳法連盟】
・審判委員会 委員
・デモチーム責任者
【職業・スキル】
・システムエンジニア
・プログラマー
・セキュリティエンジニア
【趣味】
・バイク
・革細工
◆道院長略歴
大阪府池田市生まれ。大学にて少林寺拳法部に入部し少林寺拳法を始める。大学卒業後は埼玉北浦和道院(当時小坂直樹道院長)に転籍して小坂道院長に師事しながら、大学少林寺拳法部のコーチ・監督を務める。のちに埼玉北浦和道院の副道院長を拝命する。2008年小坂道院長がご逝去したあとは助教であった梶谷拳士が道院長を引き継ぎ、その運営を共に行う。2013年埼玉北浦和道院の修練場所移転に伴い名称を「さいたま桜道院」と改め、その後さいたま桜道院の参与道院長として運営に携わる。2024年7月埼玉坂戸道院を開設、現在に至る。
・小坂直樹道院長について(1950年〜2008年)
北海道生まれ。高校柔道インターハイでは個人で活躍する。高校生の時に柔道と平行して北斗道院(片桐義雄道院長)にて少林寺拳法を始める。大学時代は少林寺拳法北海道学生連盟を設立、大学卒業後は埼玉中部道院(当時中野益臣道院長)に転籍して中野益臣先生に師事し、24歳の時に埼玉北浦和道院を設立する。また、坂東邦伯先生に師事し羅漢圧法を修める。2008年58歳で永眠。愛称は「埼玉のパンダ」
[役職履歴:本山本部指導員・考試委員、本校武専別科教師、WSKO指導員]
修練場所
◆専有道場(北坂戸駅東口より徒歩15分) 他
詳細はお問い合わせください。
※修練日時は修練案内をご覧ください。