令和5年7月14日から16日にかけて発生した秋田県内の記録的大雨

令和5年7月14日から16日にかけて、梅雨前線が東北北部に停滞し、秋田県内に記録的な大雨をもたらしました。秋田県内のいたるところで、72 時間降水量が観測史上 1 位を更新し、秋田市、五城目町、能代市、三種町、上小阿仁村、 仙北市などで河川が氾濫し、床上・床下浸水発生しました。また、死者1名、負傷者4名の人的被害も発生しております。

 災害看護支援機構では、佐々木副理事長を中心に現地調整を開始し、先遣隊として8月1日に小原理事・高田会員の2名を派遣し、行政、大学と協働しながら活動しております。避難所を中心に、8月18日まで活動を行う予定です。これまでの活動経験を生かしながら、被災地の復興につながるよう活動してまいります。適宜、活動報告を掲載していきますので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

202382日() 

報告者:小原 真理子

1.活動概要

活動日時:202382日(9:00~16:30

活動場所:秋田県南秋田郡五城目町

活動メンバー:小原真理子、高田昭

活動の概要:保健所や看護大学等の支援団体と打ち合わせを行い、被災者の現状や記録方法等について確認を行った。また、避難所運営状況について情報収集ならびに避難者の健康観察を実施した。 

2.活動の実際

   9:00 秋田中央保健所にて打ち合わせ  

   9:45 移動

10:00 五城目役場にて打ち合わせ

10:35 避難所にて管理者から、避難所運営状況について情報収集

10:45 避難所環境の確認、環境整備実施

13:00 避難者の健康観察と記録整理

15:20 五城目役場の担当者に報告

16:00 NPO間の連絡調整

3.活動上の課題

 昨日、避難者の会話から10日には退所するとの声が聞かれた。町営住宅への引っ越しとなるが、引っ越しの方法について具体的なことはこれからの情報提供によるものと推測するが、移動に当たり不安なことや困ったこと等、健康観察時に傾聴していく。