《花嫁の待つ日》
《花嫁の待つ日》
油彩/キャンバス
油彩/キャンバス
910mm*606mm
910mm*606mm
2020
2020
油絵学科3年コンクール 小尾修賞 水野暁賞 オーディエンス賞受賞
油絵学科3年コンクール 小尾修賞 水野暁賞 オーディエンス賞受賞
2020年5月母方の祖父が亡くなった。母は遠く離れた祖父母の自宅へ1ヶ月ほど帰省し、家族揃って祖父を見送った。最期の日々を母はビデオ通話で私たち家族にも共有した。また、終わりのわからない自粛生活は私自身の信仰と改めて向き合う時間となった。そのような日々の中で目にしたものから何か作品を作りたいと思い、制作をした。
本作はフランシスコ・デ・スルバランの《神の子羊》をオマージュした作品となる。《神の子羊》を選んだ理由は、宗教絵画の中で最も私の信仰心に近いものがあると以前から感じていたからである。そして、《神の子羊》において羊はイエス・キリストの象徴として描かれているが、それに呼応するように、《花嫁の待つ日》の羊は、イエス・キリストを牧者とした時の私たちクリスチャンを象徴するものとして描いた。また、「キリストの花嫁」という讃美歌も参照しつつ、イエス・キリストに嫁ぐ者としてのクリスチャンの姿もイメージに含んでいる。