花岡勝子(二代目渡嘉敷守良)先生による平和学習「戦(いくさ)を語る会」を実施しました。
「戦(いくさ)を語る会」登壇者紹介
花岡勝子先生(ニ代目・渡嘉敷守良先生)
「戦を語る会」では、沖縄戦のさなかに誕生された花岡勝子先生が、ご自身の体験を通して戦争の悲惨さと平和の大切さを語られました。空襲の中での誕生、食料難と防空壕での生活、戦後の極度の貧困と米軍配給、そして子ども時代の訓練や交流の思い出——その一つひとつの記憶は、戦争がいかに人間の心と暮らしを壊すかを物語っています。
先生は、「戦争は人間が起こすものだから、人間が止めることができる」と語り、子どもたちに世界市民としての自覚と成長を呼びかけました。空手や古武道を平和のために生かしてほしいという願いと共に、「地球上の平和、いや宇宙の平和を皆さんによろしくお願いします」という力強いメッセージで締めくくられました。
未来部メンバー、良く聞き、その後、分科会での発表もしっかりやってくれました。
世界的平和指導者の言葉に 「平和は決して与えられるものではない。自らの意思で、自らの手で、額に汗し、語り、動き、岩盤を拳で砕くが思いで戦い、勝ち取るものだ」とあります。恒久平和実現を目指して、未来部メンバーとともに成長していきたいものです。
花岡勝子先生、また記録、撮影された保護者の皆さんありがとうございました!
館長 長嶺 朝一郎