● 2015年 佳作
▶︎ 作品名
タケノコ掘り補助ロボット
▶︎ チーム名
九産大産業ロボット
▶︎ メンバー
○堀内俊二(九州産業大学 バイオロボティクス学科 3年)
堀貴裕(九州産業大学 バイオロボティクス学科 3年)
阿部大樹(九州産業大学 バイオロボティクス学科 3年)
● 二次審査講評
▶︎ 審査委員長
佐藤 昭則(九州産業大学 芸術学部 デザイン学科 講師)
たけのこ掘りの作業を支援する道具としての提案は控えめではありますが,あえて自動化して従事者の代わりをするのではなく,人を支援するということに徹した潔いまとめ方だと感じました. その一方で,スリム化,シンプル化され過ぎたことでロボットとしての先進性や可能性を感じられなくなったのが残念です. 竹の子を掘るツールとしてだけでなく,竹の子堀りに従事する人の山での作業全般にわたりロボット技術が活躍するような提案ももっと盛り込めるのではないかと感じました.
▶︎ 審査委員
谷 哲哉(福岡市経済観光文化局 創業・立地推進部 新産業振興課 課長)
農家のニーズを取り入れた面白い提案だったが,ロボット的な要素が少なかった. 実現性を重視した提案であることは理解できるが,センサーやアクチュエータを入れて,ロボットらしい提案としてもよかったのではないか.
▶︎ 審査委員
筬島 修三((一社)九州経済連合会 産業振興部長)
地元名産のたけのこに目をつけ,実際に農家の方々にヒアリングした商品. 高機能とかロボットとかという範疇ではないかもしれないが,現場の生の声を聞いて,課題解決型の商品提案をしたことは高評価です.
▶︎ 審査委員
永里 壮一(メカトラックス株式会社 代表取締役)
フィールド(現場)で具体的にヒアリングしていることが素晴らしかったです. また,完全に自動化させず,「人を補助するロボット」というコンセプトが具体的で,さらに草刈り機とのアナロジーでデザインや操作法などをまとめているところも好感が持てました. ただ,残念ながらロボット要素が少ない.. 竹の子のセンシング(検知)の部分がもう少し具体的に説明してもらえると良かったと思います.
● 一次審査講評
・ニーズ高い,有用性が大.
・すぐに実用化できそう.
・シンプルで本当に掘ることができれば売れる.
・タケノコを傷つけない工夫がほしい.
・回転枠の形状が作業にあっている説明がほしい.
・構造が簡単で利用しやすい.
・視点は面白い,くわの機構機能について一工夫ほしい.
・補助する考え方が良い.
・実現性が高い.ロボット的な要素がない.