一次審査結果および講評(エントリー順)
二次審査(最終審査)進出チームのテーマ名に◎とハイライトをつけています.
講評は折りたたんでいますのでクリックして閲覧してください.
一次審査結果および講評(エントリー順)
二次審査(最終審査)進出チームのテーマ名に◎とハイライトをつけています.
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チーム:ラナンキュラス(九州産業大学)
機能面で安全性の説明があると良い。
迷子でなくても乗りたくなるデザインが良いと思います。安全性やセキュリティなどについても記載されているともっと良いと思います。
狙いは良い。
見つけ方、子供のロボットへの誘導方法など不明な点あり。
コンセプトにあるように家族が安心するための実際の具体例がポスタ内に書かれてあるとより内容が伝わったと思います。
顔ならまだしも体型、服の色では、似たような子供がたくさんいそうですが、判別できるのでしょうか?
迷子をロボットに乗せたときに、外から子供の顔が確認できると早く保護者が見つかると思います。またどのようにして迷子を見つけるのかの説明が欲しいです。
「観光、地域産業の振興の貢献」の点でテーマに合致している。
目的実現のために必要な機能は、一部疑問があるが、ある程度備えている。
実現に必要な技術要素について、一部言及が不足。安全性に関する言及はなし。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の調査に基づいた提案がなされている。
達成すべき機能に沿って造形が検討されている。"
迷子を捜す機能を具体的に聞いてみたいと思いました。
迷子を家族の元まで連れ帰るカエル型ロボットが提案されています。着眼点が面白く、機能・デザインも工夫されていますが、迷子と家族をどのように繋ぐのかについてもう少し詳しい説明がほしかったです。
チーム:はかせ~る研究所(九州産業大学)
ロボットならではの機能説明が欲しかった(簡単な器具でもできそう)
あまり役に立たないようにも思いますが、発想が面白いです。
靴下を履く作業に注目したのは良いと思います。立った状態で靴下を履くのは難しいので、使用者は座った状態で利用する方が安全だと思いました。
靴下を腕先にどのようにセットするのか、また、その靴下がどのようにして胴体下部にセットされるのかなど、不明な点が多い。また、例えばロボットが人に近づくための要素技術なども不明。
靴下を履くまでの工程を減らすことができたら手間に感じずよいのではないかと思いました。
動作説明を見る限り、座った状態では足をかなり高くまで上げる必要があり、このロボットが必要な人にとっては非常につらい姿勢をキープする必要があるのでは?
屈むのが辛い人用のロボットなので、毎回腰より低い位置にあるボタンを押すのは大変だと思います。履かせるときに人が転倒しないなどの安全性を考慮したシステムになると良いと思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のために必要な機能なのか、疑問(ロボットである必要は?)
機能を達成するために必要な技術要素について具体的な言及が不足。安全性に関する言及はなし。商業性について言及無し。
大胆さ、新しい視点、夢、とった点が不足。
造形の根拠が不足(単なる語呂合わせ)
靴下をどうやってセットするのかが気になりました。
自分で靴下を履くことが難しい人をサポートするロボットが提案されています。あったら嬉しいロボットですが、回転型のアームですとロボットの腕の動きに人が足を追従させなければいけないでしょうか?
チーム:LWWB(九州産業大学)
表情や音声から健康状態を把握できる機能は良いと思います。
介護職員がロボットに何を期待しているか調べた方が良いでしょう。
体調管理という目的を体現できていると思いました。また、病室での話し相手にもなると思うので認知症予防にも効果があるかもしれないと思いました。
移動機構は何のためにあるのか?
声だけではなく、顔色も状態判断に使用したらさらに精度が上がると思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能性を部分的に有している一方で、やや不足も感じられる。
機能を達成するために必要な技術要素についてある程度言及されている。安全性に関する言及はなし。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の調査に基づいた提案となっている。一方で同種の既存ロボットとの違いが明瞭でなく新しさには欠ける?
達成すべき機能に沿って造形が検討されている。
ポスターでは卓上ロボットになっていますが、サイズ感は合っていますか?
福祉施設で介護職員と利用者の負担を軽減するAI搭載の会話型健康管理ロボットが提案されています。丸みを帯びた愛らしいデザインは高評価ですが、既存品との差異を明確にする必要があるでしょうか?
チーム:ゴミ問題対策本部(福岡大学)
機構の説明が欲しかった。
観光地のゴミ収集に着目して、つぶれ具合からペットボトルと缶を分別する手法が面白いと思いました。
ロボットが動くために必要な、各種センサや、腕の自由度などの説明がほしい。円筒形状物体を鞘に納めるためのつかみ方を検討されているでしょうか。
外国人向けのためのアイデアが盛り込まれていて目を引くと思いました。
「あふれるゴミ箱」を対象にしているのも面白い視点だと思います。
どのような構造なのか、どのような機構を有するのか説明がないと説得力がない。そもそもどうやってゴミを見つけるのか?
缶やペットボトルのどこを掴むのかの判断や、ふたがしてあるペットボトルの場合どうするか等が書いてあると良かったと思います。
「観光の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能性を部分的に有している一方で、考察不足が感じられる(ロボット自身が分別する必要があるのか?)
必要な技術要素について考察不足(缶とペットの判別なら画像AIでよいのでは)。安全性配慮の観点は言及無し(結構危なそうに見える)。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の調査に基づいた提案となっている。
侍をモチーフとする点について、一応理由はあるが、機能面から見たときの必然性はあまりなさそう?
ゴミを潰した時の応答で分別するアイデアはおもしろいと思いました。
ゴミ箱を周回し、溢れたゴミを回収する侍型ロボットが提案されています。ペットボトルと缶に対象を絞って実現性を高めている点、トングによる力制御を利用した簡便な分別法を提案している点が高評価です。
チーム:福大Eチーム(福岡大学)
既製品との差別化の説明が欲しい。
害獣の被害に着目して、駆除するのではなく非殺傷である点が良いと思います。カメラがあるので、その地域の害獣の種類や頭数を把握できるとより良いと思います。
どのようなセンサがどこに設置されているのでしょう。本体と比較して小さなタイヤですので、畑などを自由に動けないと思われます。
スピーカの忌避音声について詳しく知りたいと感じました。また、音に慣れた動物にはどう対処するかもアイデアがあるとよいと思います。360度カメラで死角なしとのことだが、ライトは前方にしかない。夜間の暗闇で前方以外の識別が可能なのか?
GPSのみでは誤差が大きいので、カメラを使った自律移動を組み込むと実用性があがると思います。
「地域産業の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能について検討不足が感じられる。
機能を達成するために必要な技術要素について言及不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の調査に基づいた提案となっているが、同種の既存技術に対して本提案の新規性が見えない
カエルをモチーフにしたデザインの必然性が不明。
窃盗被害にも対応できるといいですね。
農地や果樹園における獣害被害を減少させる巡回型ロボットが提案されています。音やライトで害獣を遠ざける非殺傷型である点が好印象です。ネットや柵などの従来方法との比較があるとなお良かったです。
チーム:チームB(福岡大学)
ごみの量と回収能力の分析が欲しい。
海のゴミ問題は深刻で、汚染物質を吸着したマイクロプラスチックの回収が課題となっています。川が綺麗になれば、海のゴミも減少するので良いと思います。対象とするゴミの大きさなどを記載しているともっと良いと思います。
このサイズでどのようなゴミを回収することを想定していますか。また、汚染水対応がありません。
まずはしっかり調査することを勧めます。
機構が移動メインでの説明が多く、水質や汚染物質に対しての対応があまり書かれていないため詳しく知りたいと思いました。充電に関して「波」を使うという観点は面白いと思いました。
汚れやごみを感知できるセンサとは?どこに搭載されているのか?
水質汚濁は濾過だけでは改善されないので、他の手法と組み合わせると良いと思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能について検討不足が感じられる。
機能を達成するために必要な技術要素について言及不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の具体的な調査がない?同種の課題に対する既存対策、技術に対して、本提案の新規性が見えない。
ウミガメ型にするのに特に理由が無い(機能面からの必然性が無い)
どうやってゴミを見つけるのかが気になりました。
河川ゴミを削減し、水質を改善するカメ型ロボットが提案されています。機構や全体システムも詳細までよく検討されている秀作だと思います。例えば那珂川をきれいにするためには何台くらい必要でしょうか?
チーム:TT(福岡大学)
使用できる環境が限定されそう。
ごみを見つけ自ら取りに行くという発想は面白いです。
天井のレールを移動するゴミ箱という発想が面白いと思いました。ショッピングモール以外の、例えば野外イベントなどゴミ箱が常設できないところでも設置できる方法があると良いと思います。ゴミの分別について記載されているともっと良いと思います。
設備設置がかなり大がかりでは?
ゴミ箱が人の図上にある、というアイデアが面白いと思いました。しかし、人がごみを捨てたいと「どのようにして判断するのか」が分からないので、その点について詳しく知りたいと思いました。
ゴミ箱が自動で動くのは良いが、結局ゴミが減る訳でもないし、回収しないといけないことには変わりなく何が解決するのかよく分からない。
一日に数トンのゴミの量をこのロボットで処理するためには多くの台数が必要と思います。従来型のゴミ箱が自走して回収する方が台数が少なくて済むと思います。
「地域産業の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能性を部分的に有している一方で、検討不足も感じられる。
機能を達成するために必要な技術要素についてやや言及不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の具体的な調査は多少あり。本提案の新規性が見えづらい。どうせなら「空飛ぶごみ箱」を本格的に突き詰めてほしかった!
造形にかんして特に工夫した点が見受けられない。
ゴミ箱が天井から降りてくるアイデアは、なかなか思いつかないと思いました。
ショッピングモール等で使用する天井走行型のゴミ箱が提案されています。ゴミの回収処理にかかる支出の節約、テロ対策などを理由に街のゴミ箱が減少していますが、この作品が解決策になるでしょうか?
チーム:チーム21(福岡大学)
アームが7本である説明に説得力がなかった。
実用性はあまりないように思いますが、観光という面からこのようなロボットがあると面白いと思います。
人力でリアカーをひいて人がラーメンを作る屋台も良いけど、ロボットが作るラーメンも食べてみたいを思いました。せっかくなので、屋台全体もロボット化したらどうでしょうか?
なぜ7本の場合にパフォーマンスを最大限引き出せるのか説明がないまた、「屋台千手観音」とはアームロボットのことでしょうか?(2枚目の「設置」イメージ図より)
イレギュラー(例えば人がにぎわっている時など)でAIにどこまで業務を肩代わりしてもらうかを詳しく述べるべきだと思いました。
衛生管理に関しては作業者というよりも屋外という環境がより影響すると思われるが、なぜロボット導入で屋台の衛生面が良くなるのか?
調理場に人が入れないようですが、全ての業務をロボットに肩代わりさせるためのシステムの工夫が必要ではないかと思います。あとラーメン以外の調理が出来ると良いと思います。
「地域産業の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能性について、検討不足が感じられる。
機能を達成するために必要な技術要素についてやや言及不足。安全性配慮の観点は言及無し(かなり需要なのでは)。商業性について言及無し。
背景となる社会的事情の具体的な調査は多少あり。汎用ロボットのインテグレーションの事例は色々有るが、本提案に関する独走性、新規性が何なのかが不明瞭?
造形でのこだわり、アイデアがあまり見えない。
7本のアームのそれぞれの役割が気になりました。
屋台ラーメンの提供を支援する多腕ロボットが提案されています。人手不足の解消や話題作りに有用で、AI利用による効率化も魅力的です。腕が7本あると衝突干渉を避ける軌道計画が大変でしょうか?
チーム:ナマケモノ(福岡大学)
パナソニックに同種の製品があるので比較が必要
未来の電動車いすはアームが付いているのかなーと想像させられました。電動車いすの課題の一つとして、トイレに入れるかどうかがあるので、その点が記載されているともっと良くなると思います。
アイデアは理解できる。ベッド幅の狭さが障害にならないでしょうか。また、足元はベッド内におさまるでしょうか。
多関節アームの活用具体例が欲しいです。特にベッドになる際は邪魔になってしまわないか気になりました。
レバーの操作自由度は?アームの3次元の動きを制御できるのか?
ベッド時の安定性をきちんと考えているところが良いと思います。ただこのベッドで眠るには横幅が狭いので、本当のベッドに移乗するシステムがあると良いと思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマに最低限合致している。
目的実現のための機能として本提案がふさわしいのかが、やや疑問。
機能を達成するために必要な技術要素について検討不足。安全性配慮の観点は言及無し(本提案の場合は重要ではないか)。商業性について言及無し。
本提案の新規性が見えづらい。(車いすの背もたれが倒れるだけ、というのはやや面白みに欠ける)
造形でのこだわり、アイデアがあまり見えない。
ベッドがそのまま車椅子になるので、介護の負担が減って、素晴らしいと思います。
被介護者が一人でも日常生活を送れるようにする、ベッドにもなる車椅子が提案されています。様々な工夫が盛り込まれており非常に有用だと思いますが、レバー1つで双腕を操作するのは難しいでしょうか?
チーム:A班(福岡大学)
機能がわかりやすい分、詳細な設計があれば良かった。
単なるシェルターの方が実用的と思いますが、力技のアイディアを評価します。
大地震による被害に着目しているのが良いと思います。一軒家であれば設置できそうですが、マンションなど集合住宅の場合はどうするのか記載があるともっと良いと思います。
アイデアはとても良い。一軒家を想定しているようですが、アパート住まいの場合は? また、具体的なロボメカ関係の検討が弱い点が惜しい。
建物倒壊からの圧死は達成できるかもしれませんが、ドリルでの掘削や周りの様子確認、ロボットの素材(耐久性)など具体的に内容を見ないと目的が達成されているかを判断できないのではないかと思いました。
乗り込んだうえで移動機構があるのであれば、倒壊の有無にかかわらず、まず安全な場所へ避難すべきでは?なぜ、倒壊を待って運転を開始するのか?
内燃エンジンだと酸素が必要なのと排ガスが出るでドリルで地下に潜るためには電動化した方が良いと思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマに最低限合致している。
目的実現のための機能として本提案がふさわしいのかが、疑問。
技術要素について言及不足。安全性配慮の観点で言及無し。商業性について言及無し。
さすがに非現実的。。。
造形でのこだわり、アイデアが見えない。
収納場所が気になりました。
南海トラフ巨大地震発生時に建物の倒壊による圧死を減らすための脱出用移動ロボットが提案されています。着眼点が面白く、有用だと思いますが、既にある建物にも追加で設置することが可能でしょうか?
チーム:ポイッシュくん製作委員会(福岡大学)
機能性と意匠性のデザインがもう少し欲しい。
物騒なニュースが多いのでパトロールをしつつゴミを集める機能が良いと思います。不審者などに警告をだす機能があるともっと良いと思います。
実現に向けた検討が必要でしょう。
夜間パトロールを無人で行うことはとても重要だと思います。しかし、通報機能(このロボットが自動で判別するのであればどのようにして行う)は考えるべき要素なのではないかと感じました。
ゴミ回収口が見当たらないが、どのようにしてブラシで回収するのか?
昼間は据置型ゴミ箱で、夜間はゴミを回収しながら移動しつつ防犯カメラでパトロールするというアイデアは面白いと思います。
「観光の振興の貢献」の点でテーマに最低限合致している。
目的実現のための機能として本提案がふさわしいのかが、やや疑問。ゴミ収取とパトロールを兼務することの必然性?
機能を達成するために必要な具体的な技術要素について検討不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
「ゴミ収集」「パトロール」は、それぞれ同種の既存ロボットはあり、それを合わせただけ、というように見えて、重石白身にやや欠ける。
造形でのこだわり、アイデアがあまり見えない。
見回り機能は、防犯の役に立ちそうです。通話機能があれば、不審者を通報するだけではなく、職務質問などもできるのではと思いました。
ゴミ収集と防犯パトロールの機能を併せ持つ自律型移動ロボットが提案されています。社会のニーズを的確に捉えており、実現可能性も高いと思いますが、コンペの作品としてはもう一工夫ほしかったです。
チーム:チーム松川(福岡大学)
どのように寝返り支援するかよくわからなかった。
共働きの家庭が増えているので、赤ちゃんをずっと見るのが負担になる人が多いと思うので、親子で安心して寝ることができる点が良いと思います。赤ちゃんの見守りにはAIなども応用できるのでは?
うつぶせ寝状態を感知する具体的な方法が示されていると良い。各種機能の配置などもあると良い。
赤ちゃんが落ち着く機構が複数搭載されていてよいと思います。しかし、目的である「赤ちゃんの寝返り」のサポートが可能なのか、ロボットの機構との繋がりが分かりませんでした。センサが反応してどのようなアクションをするのか詳しく知りたいと思いました。
センサが反応するのは良いが、結局どうやって寝返りをサポートするのかが分からない。
寝返りをサポートするのではなく、寝返りを防ぐ機能が欲しいです。授乳機能も追加するとより親の負担が減ると思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマに合致している。
目的実現のための機能性を部分的に有している一方で、検討不足も感じられる。寝返りをロボットにさせることの必然性は?近くにいるはずの大人に知らせるだけでもよいのでは?
機能を達成するために必要な技術要素について検討不足。うつ伏せ状態の検出なら画像AIでできそう?安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
社会的ニーズに沿った提案である。
造形は最低限、機能とマッチしている。
カメラ機能があると、うつ伏せかどうかが判定できそうですね。
赤ちゃんの寝返りを助けるロボットが提案されています。機能やシステムが細部まで検討されているため、すぐに実用化できそうです。共働き家庭の子育ての負担を軽減することができる優れた作品です。
チーム:Drive shaft(福岡大学)
説得力のある説明がなかった。
未来の乗り物で観光ができて楽しそうに思います。一人乗りにみえるので、家族で乗れるようなタイプがあるともっと良いと思います。
イメージ図しかないのが残念である。また、例えば車両重量750kgの根拠など不明な点が多い。
このロボットで「過去にタイムトラベルした」と思わせるための没入感を生み出すのか詳しく知りたいです。
現在と過去の風景、建造物をどのようにして見せる見せない(置き換える)かを手段として追加するとより具体的になるかと思いました。
タイヤとガラスとタッチスクリーンのみの記載で各種機能がどこに存在してどのように実現するのか不明で説得力がない。またよほど広い場所や数台なら良いが、このような車両がそこら中にあふれる観光地は魅力的だろうか?
皆でわいわい言いながら観光したいので、複数人が1台に乗れるとうれしいです。
「観光の振興の貢献」の点でテーマに合致している。
目的実現のための機能性を部分的に有している一方で、やや検討不足。公道を走る?
機能を達成するために必要な具体的な技術要素について検討不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
社会的ニーズに沿った提案であるが、新規性はあまり見えない。
造形は最低限、機能とマッチしている。
景色を撮影するためのカメラとスクリーン(モニター)を使用した方が、ガラス張りよりも実現の可能性は高くなると思います。
ARを用いて遺跡巡り等の魅力を向上させる観光用自動運転ロボットが提案されています。歴史と未来を融合させるコンセプトはGood!城郭の中等にも入っていけるような移動機構だとさらに良いでしょうか?
チーム:メンダコ製作委員会(福岡大学)
金属ごみの内、磁性体の割合がどれだけあるか?詳細分析が欲しかった。
海のゴミ問題でプラスチック以外にも注目した点が良いと思います。せっかくなので、金属だけでなくプラスチックも回収出来たらもっと良いと思います。
カメラとライトの必要性、電磁石で回収できる金属の割合、手順6の回収はロボットで行えるのか、など不明な点が多い。
ごみ問題で一番焦点が当てられるプラスチックではなく、「二番目の金属」に目を付けたのはとても良いと思います。
また、機構が工程ごとに説明されているのは分かりやすかったです。
ごみの量によって総重量が変化する中、どのようにして水中で制御するのかが分かると良い。
このシステムでは小さな金属片しか回収できないので、大きなものも回収できると良いと思います。
「健康の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能性を部分的に有している一方で、検討不足が感じられる。対象とする金属ごみがどの程度の規模であって、本提案のロボットがどの程度役に立ちそうか、があまり分からない。
機能を達成するために必要な技術要素について言及不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
社会的ニーズに対してどの程度貢献できるのか、が見えない、
造形の必然性が見えない。
海中での移動方法が気になりました。
電磁石を利用して海底の金属ごみを回収するロボットが提案されています。プラスチックではなく金属に着目したのは素晴らしいです。ロボット本体とごみが入った網を別々に回収する方策も興味深いです。
チーム:IRIA'S(福岡大学)
目の付け所は良いと思った。本離れが進んでいるなかで図書館の利用率など分析があったら良かった
遅い時間帯に人の代わりに働けると良いと思います。人が対応する場合、曖昧な情報から本を紹介することができるので、オススメや探している本を提案してくれる機能があるともっと良いと思います。
本の貸し出し返却機能を搭載する利点はなんでしょうか。図書館の出入り口で集中管理したほうが良いのではないかと考えます。また、ロボットが本を回収すると重量増加によるエネルギー消費など問題とはなりませんか。
司書の人の作業量が減る良いアイデアだと思います。「案内するまでの流れ」のスムーズに行えると思いました。
一つ気になった点としては、図書館のデータベースで在庫、貸借管理を行っていると思うので、QRコードで本棚情報を読み取る理由が知りたいと思いました。
貸出、返却は出入口付近で行われているはずで、基本的に動線上にあるはずなのでわざわざ本棚付近で行うことへのメリットが分かりにくい。本の検索含め移動機構を組み込むことへのメリットが分かりやすいと良い。
本棚に沿って動くだけではなく、図書館の入口から目的の本棚まで誘導してくれるともっと助かると思います。
「教育の振興の貢献」の点でテーマに合致している。
目的実現のための機能性を有している。
機能を達成するために必要な技術要素について一部検討不足。SLAMは使えない?通路のライントレースより天井のQRコード読み取り等のほうが良いのでは。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
堅実で現実的な提案。他方で面白味にはやや欠ける。
造形は、機能とマッチしている。
貸出する際に、本の状態をチェックする機能があるといいと思いました。
図書館で利用者をサポートする移動ロボットが提案されています。本の探索や貸出返却を支援してくれますが、既存の自動書庫他との比較もなされており、利点が分かりやすくまとめられていてGoodです。
チーム:チームKINDAI(近畿大学)
機能面のデザインが良くできていると思った。
必要性は高いと思いますし、機能を絞っているところは実用的だと思いますが、+αの使い方が提案できればよりよいと思います。
ビニルハウスの張替作業の危険性や重労働性に着目して、それを解消できるよいアイデアだと思います。交差するパイプの移動についても説明があって良いと思います。せっかくなので、張替以外の機能もあると便利になると思います。
説得力のある内容である。農家からの感想やアドバイスがあるとさらに良い。
シャフト機構が「特定条件のみに対応」するのではなく、可変して用いることのできる機構になっていることがとても良いと思いました。また、車輪とパイプの干渉安定性を考慮したメカニズムがデザインに反映されており分かりやすいです。
ビニールを鉄骨に固定するのは高所作業にならないのか?
人とロボットの協働は良いと思いますが、もっと自動化を進めて人が楽になるとより良いと思います。
「地域産業の貢献」の点でテーマに合致している。
目的実現のための機能性を有している。
必要となる具体的な技術要素についてある程度検討がなされている、安全性についていの言及は無し。商業性について言及無し。
大胆さや夢があるかという点での印象はやや薄いが、農家のニーズを踏まえて、現実的な提案を行っている。
機能を達成するための造形について検討されてる。
パイプの連結部の乗り越え方など、よく考えられており、実現可能性が高いと思いました。
ビニールハウスの張替え作業を支援するロボットが考案されています。実際に農家に取材に行って課題を発見し、それを解決するための機能を絞り込んで、実用的な機構システムを提案している秀作です。
チーム:iwalab(有明工業高等専門学校)
丁寧な説明が必要
河川や海の汚れに目が行きがちなところ、用水路に着目してゴミを回収する機能が良いと思います。
タイヤ間距離を可変とする機構が必要と考えるが説明がない。側壁がコンクリートなどの用水路の割合は? 側壁の隙間から草などが飛び出していたり、側壁が劣化変形している場合などへの対応策があると実用に近づくのではないでしょうか。
水路は横幅がそれぞれ異なると思うので、タイヤの上下移動だけでなく、左右移動(水路の幅に合わせて調整)ができたらいいのかなと思います。また、側溝はコンクリートのため、タイヤが摩耗してコストがかかるのではないかと思いました。
深さや幅などのサイズもさまざまな水路にどのように対応するのが分かるように説明があると良い。
このロボットで水中に沈んだゴミを取るのは難しと思いますが、オムニホイールで用水路の上下に移動できるのは面白いと思います。
「地域産業の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のために必要な機能は検討不足。
必要なる具体的な技術要素について検討不足。安全性についていの言及は無し。商業性について言及無し。
大胆さや夢は、あまり感じ取れない。
造形は、機能と矛盾はしていない。
オムニホイールで、上下方向に移動できるのは、おもしろいアイデアだと思いました。
農業用水路を掃除する自律移動ロボットが提案されています。ニーズを的確に捉えていると思いますが、障害物や用水路の横幅の変化にどのように対応するのか等、もう少し詳しく説明をしてほしかったです。
チーム:FPV(日本文理大学)
総花的な印象が強く、独自性がわかりにくい。どこにオリジナリティがあるか?
現在の技術と未来感が融合した盛り沢山な提案だと思います。特にセンサーで集めたデータからココロをモデル化するあたりがとても面白いと思います。
提案意図は何となくわかる。各種機能を盛り込みすぎて、利用者が逆に戸惑うことにならないか不安。
「ココロのモデル化」を実現するための技術要素がいまいちつかめないので、「技術的にどう解決するのか」を詳しく知りたいと思いました。また、モデルは「個々に寄り添うもの」とのことなので、「何が受け手に一番伝わるのか」という尺度を明示するべきなのではないかと思いました。
色々データ収集するのは良いが、結局何ができるのか、何に効果的なのか不透明。「フル装備」の必然性が分かるように説明があると良い。
情報収集したビッグデータを活用するのは良いと思いますが、それを人にアクチュエートする必要性があまりよく分かるませんでしたのでもう少し説明をして欲しいです。
「観光の振興に貢献」の点でテーマに合致している。
目的実現のために必要な機能が何なのかが、不明瞭(結局なにをどうするものなのか?)
具体的な技術要素についてはある程度記述有り、安全性配慮の言及はなし。商業性について言及無し。
ポスター自体は凝ったつくりをしているが、いまいち内容がわからない。。。
造形は、機能と矛盾していない。
触覚が利用者に与える効果「そっと寄り添う」を、詳しく説明してほしいと思いました。
膨大なデータから心をモデル化し必要な情報を適切なタイミングで提示することで心にゆとりをもたらす新しいロボットの概念が提案されています。夢のある作品ですが、もう少し具体的な説明がほしかったです。
チーム:Bee'z(福岡大学+九州大学)
昆虫サイズで実現する難しさが伝わらなかった。
ロボットで受粉するのではなく、フェロモンを噴出してミツバチを集めて受粉する点が良いと思います。様々な要因でミツバチが減少しているようなので、ミツバチを集めるだけでなく、他の虫などから守る機能があるともっと良いともいます。
ドローンなどではなく蜂にこだわる理由が不明です。
大きさに対しての機構の実現性(例えば空中でのホバリングが可能か、マイコンの搭載が可能か)が不明だったので、「どこまでは実現可能」かが詳しく知りたいと思いました。
3cm程度は良いが、どのようにして各種性能を実現するのか説明が必要。
3㎝の大きさにこれだけの機能を搭載するのは難しいと思うので、どうやって実現するのかをもう少し説明して欲しいです。
「地域産業の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能として本提案が適切なのか、疑問
実現のために必要な技術要素の洗い出しと、実現方法について、検討不足。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
ちょっと非現実的では。。。
造形に必然性が見られない
受粉の自動化というアイデアは面白いと思いました。
植物の受粉を効率化する自動授粉ロボットが提案されています。ロボット自体による授粉に加え、フェロモン類似物質を噴射しミツバチによる受粉を促す点が面白いと思いました。デザインも素晴らしいです!
チーム:ALD.D.製作委員会(福岡大学+九州大学)
3機のドローンをどのように協調制御するか、詳細説明が欲しかった。
空中を移動できるディスプレイは用途が沢山ありそうなので良いと思い餡巣。観光地のほか、屋外の臨時のイベント会場や災害時の使用例があるともっと良いと思います。
ドローンのみではくバルーンも併用してエネルギー効率を図れないでしょうか。
ドローンを告知誘導目的で使うよいアイデアだと思いました。一つ気になった点が複数機のドローンを結合(固定)した際に同期が取れるのか、飛行面でトラブルにならないかが気になりました。また、一台のドローンのトラブルを残りのドローンで補うことができる根拠を詳しく知りたいと思いました。
観光地といっても目的もばらばらの観光客に対してどのようにして混雑緩和を行うのかを示してもらえると説得力が上がる。
ドローンは長時間飛行することが出来ないので、どのようにしてWi-Fi中継を継続していくのかのアイデアがあると良いと思います。
「観光の振興の貢献」の点でテーマにある程度合致している。
目的実現のための機能を有しているが、一部疑問はある
実現のために必要な技術要素の洗い出しと、実現方法について、ある程度は検討している。安全性配慮の観点は言及無し。商業性について言及無し。
果たすべき機能に対して現実的な提案ではあるが、大胆さや夢はあまり感じ取れない。
造形は、機能に沿って検討されている。
自由に移動できるというドローンの特徴を、もっと生かせたら良かったと思いました。
3台のドローンを物理的に結合し、ディスプレイを取り付けて観光地においてポイ捨て防止の注意喚起や混雑緩和のための誘導案内などを行うことが提案されています。大きな可能性を感じさせる秀作です。