授業中における「わからない」を解消することを目的に、授業支援システムの研究を行っています。
この研究は、2010年に「学生は授業中になぜ質問をしないのか」という問いからスタートしました。
京都大学在籍時には、授業中に学生が自由に質問できるような学習環境作りを目指し、レスポンスアナライザーの開発と実践を行ってきました。
その後、少し時間が空きましたが、その際の「何がわからないかわからない」という状況の学習者をどう支援できるのかということを解決すべく、「わからない」の可視化を目的とした研究プロジェクトを再開しました。「わからない」の可視化するシステム開発においては、東京理科大学渡辺研究室が開発した「NoTAS」をベースに開発をしています。
稲葉利江子,山肩洋子,大山牧子,村上正行(2012),発言の自由度を高めたレスポンスアナライザを活用した大学授業の実践と評価, 日本教育工学会論文誌 36:3, pp.271-279, 2012
Roman Nakamura, Rieko Inaba, Yuki Watanabe (2022), Visualization of Learners' State of Learning Using a Task Analysis Diagram, International Conference for Media in Education 2022 Conference Program and Proceedings
中村ロマン,近藤孝樹,稲葉利江子,今野貴之,渡辺雄貴(2024), 課題分析図を用いた教材連携システムを活用した復習が授業内容の理解に与える影響,日本教育工学会2024年春季全国大会
中村ロマン,近藤孝樹,稲葉利江子,今野貴之,渡辺雄貴(2023), 課題分析図を用いた教材連携システムの開発と評価の指針,日本教育工学会2023年秋季全国大会
中村ロマン,近藤孝樹,稲葉利江子,渡辺雄貴(2022), 課題分析図による学習者の学習状況の可視化,日本教育工学会2022年秋季全国大会
稲葉利江子,山肩洋子,大山牧子,村上正行(2011),発言の自由度を高めたレスポンスアナライザの有効性に関する評価,日本教育工学会第27回全国大会
山肩洋子,稲葉利江子,村上正行(2011),受講生の発言の自由度を高めた操作容易なレスポンスアナライザの開発,教育システム情報学会第36回全国大会,2011-08
山肩洋子,稲葉利江子(2011), モバイル型レスポンスアナライザによる講義コンテンツへのアノテーション付与,平成22年度情報教育研究集会
基盤研究(C) 21K02866
学習目標による「わからない」の可視化を目的とした授業支援システムの開発と評価🔗
研究期間 :2021〜2024年度
研究代表者:稲葉利江子(津田塾大学)
研究分担者:渡辺雄貴(東京理科大学)、今野貴之(明星大学)、岸磨貴子(明治大学)