Retro MIDI Player
マニュアル
マニュアル
macOS版 Retro MIDI Player の操作説明です。アプリ内の「ヘルプ」→「Retro MIDI Player マニュアル」と同じ内容です。iPhone・iPad版の説明は「Mobileアプリ版」のマニュアルをご覧ください。
まずMacだけで聴く場合
画面上部の「使用音源」で「内蔵GM互換音源」または「内蔵GS互換音源」を選びます。追加ファイルは不要です。
「Open MIDI」で曲を追加します。
プレイリストの曲を1回クリックし、再生ボタンを押します。
自分のSF2を使う場合は、先に「ユーザーSF指定(Port A/B)…」でファイルを選びます。片側だけで使う方法と、一括切替の条件は「ユーザー指定音源の準備」を参照してください。
実機を使う場合は、Port A/BでMIDI出力先を選び、「使用音源」で実機の種類を指定します。
標準MIDIファイル(.mid / .midi)と、レコンポーザ形式(.rcp / .r36 / .g36)を再生できます。
レコンポーザは1990年前後のPC-9800シリーズで使われたMIDIシーケンサで、その保存形式が.rcp / .r36 / .g36 です。当時のデータをそのまま開けます。
.g18 形式には対応していません。
次のどの方法でも開けます。
メニューバーの「ファイル」→「曲を開く…」(⌘O)
画面右上の「Open MIDI」ボタン
Finderで曲のファイルをダブルクリックする
曲のファイルをこのアプリのウィンドウへドラッグ&ドロップする
曲のファイルをDockのアイコンへドロップする
Finderからダブルクリックした場合とDockへドロップした場合は、プレイリストへ追加したうえでその曲の再生を始めます。「曲を開く…」(⌘O)と「Open MIDI」は、プレイリストへ追加したうえでその曲へ切り替えます(再生は始めません)。再生中の曲を切り替えずにリストへ足すだけにしたいときは、ウィンドウへのドラッグ&ドロップ、プレイリスト下の「+」、または「ファイル」→「ファイルを追加…」(⇧⌘A)を使ってください。
画面右側がプレイリストです。曲名を1回クリックして選び、再生ボタンでその曲を再生します。ダブルクリックすると即再生します。行をドラッグするか、一覧下の「↑」「↓」で順番を変えられます。「+」で曲を追加し、「−」で選択中の曲をリストから取り除きます。元の曲ファイルは削除しません。
「Open MIDI」と「+」のファイル選択は、Shiftで範囲選択・Commandで追加選択・Command+Aで全選択できます。
ミュージック/Retro MIDI内にSongs・Playlist・SoundFontsを作成します。初回は各既定フォルダを開き、以後は曲・プレイリスト・SFそれぞれ独立して前回選択した場所を開きます。SFの場所はPort A/Bで共通です。既存ファイルは移動しません。
Finderから複数のファイルをまとめてドロップできます。落とした行の位置へ挿入されます。対応していないファイルが混ざっていても警告は出さず、対応するものだけを取り込みます。拡張子だけでなくファイルの中身も確認するので、名前だけMIDIで実体が別物のファイルは追加されません。
「ファイル」メニューから、新規作成・保存・読み込み・別名コピーができます。別名コピーでは現在のリスト名を変えずに別ファイルを保存します。保存したプレイリストは「保存済みプレイリスト」から選べます。
一覧の下に曲数と総時間を表示します。総時間は長さが分かっている曲の合計で、1時間未満は「分:秒」、1時間以上は「時:分:秒」です。保存済みプレイリストを開いたときと起動時の復元時に、まだ長さの分からない曲を裏で読んで順に足していきます。読めない曲は合計に入りません。現在の曲は、一覧を表示したときと曲名が読み込まれたときに中央へ、曲が切り替わったときは見える位置まで自動でスクロールします。
保存していないプレイリストも、アプリを終了して次に起動したときそのまま復元されます。復元した直後は再生を始めず、停止した状態から始まります。
画面上部の「Open LIST」を押すと、プレイリスト操作のメニューが開きます。メニューバーの「ファイル」にも同じ項目があります。「新規プレイリスト」(⇧⌘N)、「プレイリストを開く…」(⇧⌘O)、「現在のプレイリストを保存…」(⇧⌘S)、「現在のプレイリストを別名でコピー…」、「保存済みプレイリスト」、「プレイリストをクリア」、「ファイルを追加…」(⇧⌘A)です。「曲を開く…」と、曲を作る・直すための項目は、メニューバーの「ファイル」にだけあります。
保存したプレイリストのファイル(.retpl)は、Finderでダブルクリックするか、Dockのアイコンへドロップしても開けます。複数の.retplを同時に開こうとしたときは、最初の1つだけを開きます。
外部MIDI機器がなくても、Macだけで再生できます。「使用音源」から「内蔵GM互換音源」を選ぶと、A/B両方がmacOSのソフトウェア音源へ切り替わります。
内蔵GM互換音源はPort A/Bに独立して用意され、32パート分の送信先を確保できます。GM(General MIDI)の汎用音源で、GS固有の設定は解釈しないため、曲によって意図した音色や効果と異なる場合があります。
GS向けの曲は、次の「内蔵GS互換音源」でも試せます。こちらも追加のインストールやSF2の指定は不要です。
内蔵GS互換音源は、アプリに同梱したGeneralUser GSの音色データを使います。「使用音源」から選ぶとA/B両方が切り替わり、Port A/Bの各欄から選ぶとその側だけが切り替わります。
内蔵SF2はアプリ内にあり、ミュージックや書類フォルダへコピーされません。ユーザーが別のSF2を用意する必要はありません。内蔵GSではSC-8850音色の近似表を使い、ユーザー指定SF2ではそのファイル自身のBank/Programを使います。実機そのものの完全な再現ではありません。
GS・ユーザー指定音源を含む出力先変更では再生を停止します。 変更後に再生ボタンを押してください。外部MIDIと内蔵GM・GS・ユーザー指定音源をA/B別々に組み合わせられますが、実機とMacの音声出力では遅延が異なることがあります。
GeneralUser GSのライセンスはアプリに同梱しています。
SF2(SoundFont)は音色データのファイルです。拡張子が.sf2の対応ファイルを用意してください。内蔵GS用の音色データとは別に、Port A/Bそれぞれへ指定します。
最初の指定
「使用音源」→「ユーザーSF指定(Port A)…」でファイルを選ぶと、Port Aがそのファイルを使うユーザー指定音源へ切り替わります。Port Bも同じ手順です。同じファイルを両側へ指定しても、別々のファイルを指定しても構いません。ファイル選択をキャンセルすると変更しません。
片側だけで使う場合
例えばAだけにSFを指定し、Bを「(未接続)」にできます。一度指定したSFへ戻す場合は、Port Aの出力先から「ユーザー指定音源 (Port A)」を選びます。Port B側から選ぶときはB側のSF指定が必要です。
「使用音源」からの一括切替には、A/B両方のSF指定が必要です。 片側が未接続でも、片側だけ指定済みの場合や両方とも未指定の場合はエラーを表示し、現在の出力先を維持します。ファイル選択画面は自動では開きません。「ユーザーSF指定(Port A/B)…」で準備してから一括切替してください。
Port欄から個別に切り替える場合も、その側のSFが未指定・読込不能ならエラーになり、元の出力先へ戻ります。自動で内蔵GSへ置き換わることはありません。
使用中のSF名は各Port欄に、指定済みの名前は「使用音源」メニューに表示します。ファイル名が省略される場合は、ポインタを重ねるかメニューで確認してください。
ファイル本体はコピーせず、選んだ元の場所を参照します。指定は再起動後も保持されます。ファイルを移動・削除して読めなくなった場合は指定し直してください。
画面上部とメニューバーの「使用音源」は同じ項目を持ちます。
内蔵GM/内蔵GS/ユーザー指定音源の選択は、A/B両方の出力先を切り替えます。片側が未接続や実機でも両側が変わるため、片側だけ変えるときは各Port欄を使ってください。
複数音源の自動切替がOFFの場合、「その他音源」「SC-55 / SC-55mkII」「SC-88」「XG音源」などの選択は、実機の種類を指定する操作です。機材ごとの保存済みポートがあれば、その割り当ても呼び出します。
使用音源の表示は、未接続側を除いて決まります。 以下はA/Bを逆にしても同じです。
両方が未接続 → 「未接続」
物理ポート+未接続 → 選択した実機名
内蔵音源+未接続 → その内蔵音源名
物理ポート+物理ポート → 選択した実機名
物理ポート+内蔵音源 → 「A/Bミックス」
内蔵音源同士で種類が同じ → その音源名
内蔵GMとGSなど、種類が異なる → 「A/Bミックス」
ユーザー指定音源同士 → 同じSFなら「ユーザー指定音源」、異なるSFなら「A/Bミックス」
ここで内蔵音源にはGM・GS・ユーザー指定SFを含みます。同名でも別の場所にあるSFファイルは別として扱います。
自動切替がOFFの場合、メニューの音源チェックもこの表示に合わせます。ミックス中は単一の音源にチェックが付きません。実機の種類は混在中も選択・保存できますが、表示は「A/Bミックス」のままです。
「使用音源」→「複数音源自動切替設定…」で、機材ごとのPort A/Bを登録し、自動選択をONにします。曲に合わせて、チェックした機材から演奏先を選びます。自動切替中のメニューのチェックは、今回使用する登録機材を表します。
複数音源の自動切替は、機材ごとに独立したMIDI出力ポートを割り当てる仕様です。 USB接続、MIDIインターフェース経由、ネットワークMIDIのいずれでも、機材ごとに別の送信先が必要です。同じ出力ポートを複数機材に登録できません。ネットワークMIDIの制限は「そのほかの送信先」も参照してください。
MIDI THRUによるデイジーチェーン(数珠つなぎ)やMIDI分配器で、1つのポートから同じ演奏データを複数機材へ送る構成での自動切替には対応していません。これは本アプリの仕様です。 SysExのメーカーID・デバイスIDだけで、同じポートにつながる機材から演奏先を選別する機能はありません。
この制限は複数音源の自動切替についてのものです。THRU接続自体のMIDI送信を禁止するものではありません。1つのポートへ手動で送る場合、どの機材が鳴るかは各機材の受信設定に依存します。
機材の選び方
曲を読み込むたびに、SOUND MAPの判定結果に合う機材を、チェックした機材から次の順で探します。
SC-55向けの曲:SC-55 → SC-88Pro → SC-88 → SC-8850 → XG音源
SC-88向けの曲:SC-88 → SC-88Pro → SC-8850 → SC-55 → XG音源
SC-88Pro向けの曲:SC-88Pro → SC-8850 → SC-88 → SC-55 → XG音源
SC-8850向けの曲:SC-8850 → SC-88Pro → SC-88 → SC-55 → XG音源
XG向けの曲:XG音源だけ
判定の手がかりがない曲では、「判別不能時のデフォルト機材」を最初の候補にします。「その他音源」は自動切替の候補になりません。
新しくチェックするには、登録した外部ポートが最低1本接続されている必要があります。MIDIインターフェースの先にある実機の電源状態は判別できません。電源を切った機材や今回使わない機材は、ポートの登録を残したままチェックを外してください。USB切断時は保存設定を保持し、使える演奏先がない場合は内蔵GS互換音源を使用します。
メニューバーの「使用音源」→「複数音源を自動で切り替える」で、設定画面を開かずに自動切替を入り切りできます。自動切替が入っているときにPort A/Bの出力先を手で変えると、自動切替は切れます。音色マップの自動判定は、「使用音源」→「曲の音色マップを自動判定する」で入り切りします。
「使用音源」→「内蔵GS互換音源の同時発音数(再起動後に反映)」で設定します。初期値は128です。
選択値は24・28・32・36・40・44・48・52・56・60・64・80・96・128です。設定した後はアプリを終了し、起動し直してください。
これはMIDIチャンネル数ではなく、音源が同時に鳴らす声の上限です。 32パート表示の設定とは別です。低くすると負荷を抑えられる一方、重なりの多い曲では鳴っている音が途中で切られる場合があります。音色によって1つのノートで複数の声を使うため、値は同時に押せる鍵盤数と一致しません。
この設定は、A/Bで同じSF2を使う共有音源に適用されます。内蔵GS同士や同じユーザーSF同士が対象です。異なるSF2を使う場合は各Port64音です。macOSの内蔵GMや外部MIDI機器の同時発音数は変わりません。
音切れや負荷が気になる場合は、まず「表示更新頻度」のfpsを下げて試し、必要に応じて同時発音数も調整してください。曲・音色・Mac・音声出力装置により負荷は変わるため、どの環境でも同じ値で安定するとは限りません。
通常はアプリの内蔵GM・内蔵GS互換音源で再生できます。別アプリの音源を使いたい場合は、そのアプリが公開するMIDI入力をPort A/Bの出力先として選びます。
音を出せるパート数やMIDI受信設定は、受け側のソフトウェア音源によって異なります。
USB-MIDIインターフェースを介して実機を接続し、画面のPort A/Bで出力先を選びます。表示名はmacOS側の設定名で、接続先の音源機種を自動識別した名前ではありません。
SC-88VLなど2入力の実機で32パートを鳴らす場合は、A/Bへそれぞれ別のMIDI出力を割り当てます。SC-55やSC-55mkIIなど1入力の実機なら、Aに物理ポートを割り当て、使わないBは「(未接続)」にできます。後半16パートも鳴らしたい場合は、Bを内蔵音源にすることもできます。Aを選んだだけでBの設定が自動変更されるわけではありません。
続けて「使用音源」で実際の機種を選んでください。片側だけ物理ポートでも機種名を表示できます。Bを内蔵音源にすると表示は「A/Bミックス」になりますが、指定した実機の種類は保持されます。
同じ外部MIDI出力をA/B両方へ指定できません。 反対側で使用中の出力は理由付きで無効になります。以前の設定に重複が残っている場合も、そのままでは再生せず案内します。別の出力先か「(未接続)」へ変更してください。
保存した機器が見つからないときは、内蔵GS互換音源で一時的に代替します。これはご自分で「(未接続)」を選んだ場合とは異なります。保存した物理出力の指定は残り、再接続時に再び使用できます。
一時的な代替中に「内蔵GM互換音源」を選び直すと、保存した出力先も内蔵GMへ変わります。 実機へ戻したいときは、物理ポートを改めて指定してください。
このアプリは、macOSがMIDIの送信先として認識しているものをそのまま一覧に出します。USB接続のMIDIインターフェースのほかに、次のようなものも同じように選べます。
「Audio MIDI設定」で作ったネットワークMIDIのセッション
IACドライバ(Mac内部でMIDIを受け渡す仮想の配線)
ほかのアプリが公開している仮想MIDIポート
ネットワークMIDIのセッションも、ほかの送信先と同じように一覧へ並びます。ただし、ネットワーク越しの演奏はこのアプリが動作を保証する範囲の外です。接続が途中で切れたり、遅れが大きくなったりすることがあり、元に戻すにはMac側と受け手側の両方をやり直す必要が出る場合があります。お試しになる場合は有線でつなぎ、実際に使う環境で確かめてください。
このアプリは32パートを、16パートずつ2つのポートに分けて送ります。画面のA01〜A16がPort A、B01〜B16がPort Bです。
SC-88のように2つのMIDI入力を持つ機器では、それぞれに接続することで32パートを同時に鳴らせます。16パートまでの曲であればPort Aだけで足ります。
曲を読み込むとき、そのデータがどの音源向けに作られたものかを推定して、音色名の表示を切り替えます。
メニューバーの「使用音源」で実機を選んでいる場合は、実機側の音色マップも合わせて切り替えます。
切り替わると、実機側の表示もパートごとに点灯します。どこにどう出るかは機種によって違います。
判定は次の順で行い、最初に見つかったところで決まります。手動の指定(1・2)はXG向けの判定より優先します。
プレイリストで曲ごとに指定した音色マップ(行を右クリックして選べます)
画面上部の「SOUND MAP」で手で選んだ値(その曲を再生している間だけ有効です)
ファイル名・曲名・曲中のテキストに「TG300」「TG300B」を含む曲は、XG向けとします。
曲の中にXG System Onを含む曲は、XG向けとします。
ファイル名に含まれる機種名(「SC-88」「SC-55」「MU100」「XG」など)。ファイル名に限り、前後が数字でない「55」「88」の2桁も手がかりにします(「55REMIND.MID」など)
曲名に含まれる機種名
曲が入っているフォルダの名前(曲に近いフォルダから順に、5階層上まで)。フォルダ名そのものが機種名(「SC-55」「SC-88」など)または「55」「88」のとき、その中の曲をその音源向けとして扱います。まとめて指定したいときに使えます。名前の一部に含まれるだけでは判定しません
メニューバーの「使用音源」の設定
XG向けと判定する機種名は「XG」「MU50」「MU80」「MU90」「MU100」「MU128」「MU1000」「MU2000」「TG-300」です。
完全な判定はできません。 手がかりを持たないデータは実在します。
判定が外れているときは、画面上部の「SOUND MAP」で選び直すか、プレイリストの行を右クリックしてその曲の音色マップを決めてください。
自動判定そのものを止めたい場合は、メニューバーの「使用音源」から切り替えられます。
「使用音源」の実機種類は、接続している外部音源に合わせて指定します。初期値は「その他音源」で、対応実機を指定するまでは実機用の音色マップ切替を送りません。内蔵GM・GS・ユーザー指定音源への切替とは別の設定です。
実機(SC-55/SC-88/SC-88Pro/SC-8850)をお使いの場合は、必ずここで選んでください。選ぶまでは音色マップの切り替えが実機へ送られません(音は鳴ります)。選ぶと、この設定は2つの役割を持ちます。ひとつは、実機へ送る音色マップの上限を決めること。たとえばSC-88をお使いの場合、SC-88Pro向けと判定された曲はSC-88の音色マップで再生します。もうひとつは、判定できなかった曲をどの音色マップで扱うかを決めることです。この場合は実機の音色マップのままになるので、表示と実際に鳴る音が一致します。
選んだ実機の種類は保存され、次に起動したときもそのままです。MIDI機器の接続状態とは連動しません。実機を外していても設定は残るので、接続し直したときに選び直す必要はありません。実機を外している間は、音色マップの切り替えを送る相手がいないため何も送りません。
MU2000などのYAMAHAのXG音源も、Port A/Bの送信先として使えます。「使用音源」で「XG音源」を選ぶか、複数音源自動切替でXG音源が選ばれた場合、Roland機の音色マップ切替は送らず、曲の頭で次の初期化を1つだけ送ります。
通常はXG System Onを送ります。
最初の発音より前にGM System On(GM1/GM2)を使う曲には、同じGM System Onを送ります。
ファイル名・曲名・曲中のテキストに「TG300」「TG300B」を含む曲と、GS向けと判定した曲には、GSリセットを送ります。
MU本体の固有設定や、プラグインボードの設定は送りません。実機の動作モードや受信設定は、実機側で確かめてください。
XGの音色名表示
SOUND MAPがXGの曲、またはXG音源へ送っている曲では、メイン画面のパート表示とPiano RollのパートにXGの音色名を表示します。XGのドラムパートは、パートモードの設定やドラム用のバンクから判断して、ドラムキット名を表示します。
プラグインボード用のバンクを指定したパートには、番号の後ろに「VL」「SG」「DX」「AN」「PF」「DR」「PC」「AP」を付けます。これは曲が求めている音色の種類を示すだけで、ボードを装着しているかどうかや、実際に鳴るかどうかは判定しません。
エクスクルーシブで指定したバンクがまだ確定していないパートは、「MSB 000 LSB 000 PC 001 (SysEx)」のように番号で表示します。名前の表にない音色も「MSB」「LSB」「PC」の番号で表示します。
XG 物理スロット
「使用音源」→「複数音源自動切替設定…」のXG音源の欄には「XG 物理スロット」が3つあり、装着しているプラグインボード(PLG150-VLなど)を記録できます。装着の記録であり、音色バンクやプラグインボードへの送信先は変わりません。
リズムパターン表示でリズムとして扱うパートは、XGの曲でもGSと同じ判定(10チャンネルと、GSのエクスクルーシブによる切替)で決まります。
画面上部の「Piano Roll」を押すと、演奏を可視化する別ウィンドウが開きます(⌘2)。音符が上から下へ落ちてきて、鍵盤に到達したところで発音します。左上にPort AのA01〜A16、右上にPort BのB01〜B16のパート名が並びます。
同じ音高のノートが重なっても、長いノートの区間と鍵盤点灯を保持します。ウィンドウを閉じても再生は続き、開き直すと現在位置へ同期します。
メイン画面へ戻るには⌘1、またはメニューバーの「表示」から選んでください。
演奏を、上鍵盤・下鍵盤・足鍵盤を持つ家具調の電子オルガンの3D表示で眺められます。Piano Rollの右上にある「3D電子オルガン表示」、またはメニューバーの「表示」→「3D電子オルガン表示」(⌘4)で別ウィンドウが開きます。メイン画面やPiano Rollと同時に開いたまま使えます。
鍵盤の受け持ち
上鍵盤は旋律(ソロ)、下鍵盤は和音、足鍵盤はベースを受け持ちます。押されている鍵盤は沈み、上鍵盤はオレンジ、下鍵盤は青、足鍵盤は緑に光ります。鍵盤の数には限りがあるため、受け持ちの音域を外れた音はオクターブ単位で内側へ寄せて表示します。
どのパートを弾かせるか
曲を開くと、和音の多さ・音の高さ・鳴っている長さなどから、各鍵盤に弾かせるパートの候補を自動で選びます。ウィンドウ左上の「優先1」〜「優先4」で選び直せます。再生中は、鳴っているパートのうち優先順位の高いものがその鍵盤に表示されるので、見せ場ごとにソロの担当が替わる曲でも追いかけられます。右上の「担当」で、いまどのパートが表示されているかを確認できます。
優先順位の指定は曲ごとには保存されません。 曲を開き直すと自動の候補に戻ります。
視点の操作
ドラッグで回り込み、スクロールまたはトラックパッドのピンチで寄ったり離れたりできます。ダブルクリックで最初の視点へ戻ります。
負荷について
3D表示はほかの画面より多くの計算を使います。再生が止まっていて操作もない間は、描画を止めて静止画に切り替え、負荷を抑えます。再生や操作を始めると自動で動き出します。「表示」メニューの「描画頻度」はこのウィンドウには効きません。音が途切れるなど負荷が気になる場合は、このウィンドウを閉じてください。閉じても再生は続きます。
右上の「パフォーマンス表示」を押すと、描画の処理時間などの数値を画面下部に表示します。表示している間は静止画への切り替えを行いません。
足元のエクスプレッションペダルは、上鍵盤を受け持つパートのエクスプレッション(CC11)の値に合わせて動きます。「優先1」〜「優先4」では、パートのほかに「なし」も選べます。
レコンポーザのトラック画面のように、1つのトラックの中身を数値と譜面で眺められます。Piano Rollの右上にある「楽譜」、またはメニューバーの「表示」→「トラック譜面表示」(⌘5)で別ウィンドウが開きます。
イベント一覧(左)
「MEAS STEP:NOTE K# ST GT VEL」の並びで、再生に合わせて流れます。オレンジの行がいま再生しているイベントです。STは次のイベントまでの間隔、GTは音の長さ、VELは強さです。VOLUMEやEXPRESSなどのコントロールは、GTに番号、VELに値を表示します。同じタイミングに並ぶイベントの2行目以降は、ステップ番号を省いて「:」だけを表示します。
譜面(右上)
2小節ずつ表示し、再生位置の縦線が右端まで来ると次の2小節へ切り替わります。調号は曲に記録されている調を使います。ウィンドウの縦に余裕があると、上下に点線の五線が加わり、広い音域を表示します。
音域の高いトラックや低いトラックは、トラック全体を1〜2オクターブずらして表示し、左端に「8va」「8vb」「15ma」「15mb」を表示します。それでも表示しきれない音は、譜面の端に寄せて▲▼を付けます。正確な音の高さは左の一覧で確かめてください。
譜面は確認用の簡易表示です。 連符・タイ・休符は描きません。
グラフ(右下)
ピッチベンド(緑)、選んだコントロールの値(黄)、音の長さと強さを表す枠(橙)を、レコンポーザと同じく1つの領域に重ねて描きます。枠は横幅が音の長さ、高さが強さです。ピッチベンドは中央の横線が0、コントロールは下端が0・上端が127です。黄色の線は、左のメニューでEXPRESS・VOLUME・MODULAT・PANPOT・HOLD・REVERB・CHORUSから選べます。そのトラックで使われていないコントロールを選ぶと線は出ません。音色が変わる位置には「▼PG 番号」が付きます。
トラックの選び方
上のメニューでトラックを選びます。「Tr.」の後ろがトラック番号、「A01」などが送り先のパートです。複数のトラックが同じパートへ送られている曲もあります。
逆に、1つのトラックに複数のパートが入っている曲(標準MIDIファイルのフォーマット0など)では、パートごとに分けて「Tr.1 A01」「Tr.1 A10」のように同じトラック番号で並べます。
「+」を押すと、次のトラックを選んだウィンドウがもう1枚開きます。「表示」→「トラック譜面を追加」(⌥⌘5)でも開けます。何枚でも開けて、それぞれ閉じられます。
RCP・R36・G36の曲について
表示は、曲を標準MIDIファイルの形にした内容から作ります。そのため、レコンポーザ独自のイベントは一般的な名前で表示され、ループは繰り返しを展開した形で並びます。
テンポや曲全体の設定だけを持つトラック(コンダクタートラック)は一覧に出しません。そこに入っているGSリセットなどのエクスクルーシブも表示されません。
RCP・R36・G36の曲は、小節を4/4拍子として数えます。 これらの形式から拍子を読み取っていないため、4/4以外の曲では小節番号と小節線が元の曲とずれます。
ドラムのパートを、レコンポーザのリズム画面のような格子で眺められます。Piano Rollの右上にある「リズム」、またはメニューバーの「表示」→「リズムパターン表示」(⌘6)で別ウィンドウが開きます。
左にリズム名、右に16分音符ごとの点が並び、音が鳴る位置に縦の棒が立ちます。棒の高さは強さを9段階で表します。2小節ずつ表示し、再生位置の縦線が右端まで来ると次の2小節へ切り替わります。リズム名が多いときは縦にスクロールできます。
どのパートをリズムとして扱うか
Port AとPort Bの10チャンネルに加えて、曲の中のGSのエクスクルーシブでリズム用に切り替えられたパートを、リズムのパートとして扱います。曲の途中で一度でもリズムに切り替わったパートは、曲の最初から最後までリズムのパートとして扱います。
メイン画面とPiano Rollのパート名も同じ判定を使い、リズムのパートには音色名ではなくドラムキットの名前(「STANDARD」「POWER」など)を表示します。3D電子オルガン表示も同じ判定で、リズムのパートを鍵盤の自動の候補から外します。
上のメニューの「全リズム」では、リズムのパートへ送られるトラックをすべて1つの格子に重ね、トラックごとに棒の色を変えます。右上に色とトラック番号の対応が出ます。トラックを1本ずつ選ぶこともできます。リズムのパートが見つからない曲では、すべてのトラックから選べます。
リズム名について
リズム名は、選んでいるSOUND MAPのドラムの名前の表から引きます。SC-88ProとSC-8850の表にはドラムの名前が無いため、SC-88の表で代用します。キットによっては、実機に表示される名前と違うことがあります。
「表示」メニューの「描画頻度」で24・30・60 fpsから選択できます。初期設定は60 fpsです。メニューに現在の動作値と変更後の次回起動値を表示します。
設定は次回起動時に反映されます。メイン画面・Retro Canvas・Piano Rollの更新頻度を下げると描画負荷を抑えられます。
MIDIの再生速度や送信時刻は変わりません。画面の滑らかさと描画負荷を調整する設定です。
再生位置スライダーで曲の途中へ移動できます。停止中に位置を選んでから再生することもできます。
右下の速度「+」「−」で演奏速度を変え、「SPD:100%」などの速度表示を押すと100%に戻ります。これは「表示更新頻度」のfps設定とは別です。
再生中は再生ボタンが一時停止ボタンに変わります。一時停止すると鳴っている音だけを止め、位置と音色の設定はそのまま残ります。もう一度押すと、その位置から続きを再生します。このときGSリセットと音色マップの送信は行いません。一時停止中に位置を移動した場合は、移動先から続きを再生します。ただし、一時停止中に出力先・MUTE・使用音源を変えた場合や、別の曲を読み込んだ場合は、最初の再生と同じくGSリセットと音色マップを送ってから始めます。
停止ボタンは再生中と一時停止中に押せます。停止すると曲の先頭へ戻ります。MINIウィンドウの再生ボタンも同じです。
再生中の曲はコントロールセンターとメニューバーの「再生中」にも表示され、そこやキーボードの再生/一時停止・前の曲・次の曲のキーでも操作できます(前の曲・次の曲の動きは画面のボタンと同じです)。
内蔵GM互換音源・内蔵GS互換音源・ユーザー指定音源を使っている時は、Bluetoothイヤホンなど音が遅れて届く出力先でも、ピアノロール・鍵盤・再生位置の表示を音にそろえます(Macの出力先が報告する遅延ぶん表示を遅らせます)。
速度の「+」「−」は10%ずつ、10%〜400%の範囲で変わります。
再生操作の欄には、前の曲・次の曲のボタンと、「全体ループ」「1曲ループ」「シャッフル」の切替ボタンがあります。前の曲のボタンは、再生位置が3秒以上進んでいるときは今の曲を頭から再生し、3秒未満のときは前の曲へ戻ります。
画面上部の「MINI」、またはメニューバーの「表示」→「MINI」(⌘3)で、メイン画面を小さなMINIウィンドウへ切り替えます。MINIウィンドウには曲名と経過時間が出て、前の曲・停止・再生(再生中は一時停止)・次の曲、リピート、シャッフルを操作できます。「FULL」を押すとメイン画面へ戻ります。
画面左下の液晶表示(Retro Canvas)の右にある2つの丸いボタンです。
ALLを点灯させると32パート表示、消灯させると16パート表示になります。
MUTEを点灯させるとMIDIの送信を止めます。音を一時的に止めたいときに使ってください。
曲を切り替えるとMUTEは解除されます。曲を開いたときに、保存してある送信先へ自動でつなぎ直すためです。消音したまま次の曲へ進むことはできないので、必要なときは曲ごとに点け直してください。
MIDIファイルを作ったり、開いている曲を直したりする窓があります。入口はメニューバーの2か所です。
「ファイル」→「新規 MIDI ファイル作成…」: 新しい曲を作ります。最初におすすめ配置(ジャンル別のパート構成)を選べます。「なし」を選ぶと、全パートがピアノ、10chがドラムになります。
「編集」→「既存の曲を編集…」: プレイヤーで読み込んでいる曲を開きます。レコンポーザ形式の曲は、標準MIDIファイルに変換したものを開きます。曲を読み込んでいないときは選べません。
新しい曲は4/4、テンポ120、分解能480、16トラック(トラック1〜16がPort Aのch1〜16)です。編集の窓は1曲ずつで、別の曲を開くと今の曲を閉じるか確かめます。
窓は「数値入力」「コンダクター」「パート設定」「アレンジ」「リズム」の5つで、どれも同じ曲を直します。どれかで直すとほかの窓にもすぐ反映され、⌘Zの取り消しも窓をまたいで1本です。保存形式は標準MIDIファイルです。元の曲のファイルへは上書きしません。
「ファイル」→「保存」(⌘S)は、初回に保存先を選び、以後はそのファイルへ上書きします。「別名で保存…」(⇧⌘S)は毎回保存先を選びます。保存すると窓題名の●が消えます。
既定名は元の名前に「_mod1.mid」を付けたものです。同じフォルダにあれば_mod2、_mod3…と進み、元の名前が_modNなら次の番号から探します。フォルダを読めない場合は空き番号の確認はできません。新しい曲は「無題1.mid」から番号を増やします。
⌘S・⇧⌘Sは、数値入力・アレンジ・リズム・コンダクター・パート設定の窓が手前にあるときに編集の保存に効きます。プレイヤーが手前なら、⇧⌘Sは「現在のプレイリストを保存…」として働きます(プレイリストの保存に⌘Sは割り当てていません)。編集の窓の「別名で保存…」では、元の曲があるフォルダを開きます(新しい曲は、この起動中に直前に保存したフォルダです)。
編集の窓を開いている間は、プレイヤーのロゴの下にオレンジ色で「編集モード」と表示します。プレイヤーの再生ボタンで、最新の編集中の曲を鳴らせます。再生中なら一時停止し、再開や停止中のシーク位置は通常の再生と同じ規則で扱います。編集は次に再生するときに反映します(再生中には追従しません)。編集の窓を閉じると表示が消え、試聴前のプレイヤーの状態へ戻ります。
⌘Zで取り消した操作は、メニューバーの「編集」→「やり直す」(⇧⌘Z)でやり直せます。取り消しと同じく、窓をまたいで1本です。
保存していない変更があるまま編集を終えようとすると、変更を保存するか確かめます。編集中に別の曲を編集しようとしたときは、「編集中の窓を表示」するか「閉じて新しく開く」かを選びます。
レコンポーザと同じ並び(MEAS・STEP・NOTE・K#・ST・GT・VEL)で、1トラックずつイベントを並べます。上のプルダウンでトラックを選びます。トラック番号は1から数えます。曲頭のテンポ・拍子・調号・曲名・メモは、ここには出さずに「コンダクター」の窓で扱います(曲の途中のテンポチェンジは一覧に出ます)。演奏トラックの名前は、数値入力の「操作」→「トラック名…」で変更します。曲名のTITLEとは別です。
キー操作
↑↓でカーソル、⇧↑↓で範囲選択、←→で欄(K#・ST・GT・VEL)を移ります。
数字を打ってReturnで、カーソルの欄の値を変えます。Escで打ちかけを取り消します。
I(またはInsert、⌘N)は同じ位置に和音として音符を足します。⇧Iは音符のSTぶん後ろをずらして割り込み挿入します。
通常時のRは休符を挿入します。打ちかけの数値があればそのtick、無ければ直前の音符のST(音符が無ければ4分音符)ぶん、カーソル行以降を後ろへずらします。ステップ入力中のRは従来どおり選んだ音長の休符です。
⌫は消して空白を残し、⇧⌫は選択先頭から直後の行までの時間を詰めて消します(通常の⌫で休符行だけを消した場合は従来どおり詰めます)。
スペースは直前の音符のST・GT・VELを繰り返して次の行へ、「:」は直前に確定した値をもう一度入れます。
PageUp・PageDownで20行ずつ移り、⇧を押しながらだと20行ずつ選択を広げます。
⌥↑↓で半音ずつ移調、⇧⌥↑↓で1オクターブずつ移調します。Qは8分音符へのクオンタイズ、「,」「.」はベロシティを10ずつ下げる・上げる操作です。
数字に続けてPを押すと、その番号の音色(1〜128)でPROGRAMの行を足します。Lでカーソルの音を内蔵音源で鳴らします。
範囲と右クリックの操作
⇧クリックでも複数行を選べます。⌘X・⌘C・⌘V(編集メニューからも)は音符・イベント行の切り取り・コピー・貼り付けです。コピーはこの窓の中で保持し、貼り付けはカーソル行を起点に元の時間差のまま追加します。⌘Zで1操作ずつ取り消せます。数値の入力欄を編集中は、これらのキーは文字の編集に効きます。
右クリックした行から挿入・削除・標準編集を選べます。選択範囲の中を右クリックした場合は範囲を保ちます。「範囲をずらす…」は選択行(未選択ならカーソル以降)を指定tickだけ動かします。負の値も使えますが、直前の行より前には動かせません。
「特殊命令を挿入」では音色(1〜128)、CC11・CC1・CC7・CC10(0〜127)、ピッチベンド(−8192〜8191)、テンポ(BPM 4〜999)を数値で指定し、カーソル行と同じ位置へ追加します。
クリックで数値を変える
欄(K#・ST・GT・VELなど)を1回クリックするとその場が入力欄になります。数字を打ってReturnで確定、Escで取消です。↑↓で1ずつ、⇧↑↓で10ずつ変えられます(確定はReturn。欄に入れられる範囲の端で止まります)。ほかの所をクリックすると取り消します。入力欄を開いたままステップ入力で音が入ったときも取り消します(値は入りません)。
音名で打つ
K#の欄では、ノート番号の代わりに音名でも打てます。表記はこのアプリの表示と同じく、ノート番号60を「C4」とします。「C4」「F#4」「Bb3」のほか、レコンポーザの表示と同じ「C 4」や、オクターブを先に書く「5C」も読めます。オクターブを省くと、直前に打った音のオクターブになります。
右側の大譜表と下のグラフには、初期設定で4小節を表示します。表示する小節数はグラフ欄のプルダウン(2・4・8・16小節)で変えられ、「◀」「▶」で前後の小節へ送れます。下の欄では、エクスプレッション・モジュレーション・ボリューム・ピッチベンド・パンの曲線を描けます(範囲をドラッグして形を選び、Returnか「確定」で反映)。
曲線の形は、パターンのほかに「職人の形」(多くの曲でよく使われる形)から選べます。「範囲の後ろを元の値へ戻す」をチェックすると、範囲の後ろで値を元に戻します。「音符に寄せる」をチェックすると、範囲を選ぶときに音符の端へ吸着します。
「ステップ入力」ボタン(⌘⇧M)でオン・オフします。オンの間は、カーソル位置に音符が入り、選んでいる音長だけカーソルが進みます。音を入れる方法は3つあり、MIDI機器が無くても入力できます。
MIDI鍵盤: 「入力元」で鍵盤を選びます。同時に押した音は和音として1度に入ります。
画面の鍵盤: クリックで1音入ります。⇧を押しながらクリックすると和音として溜まり、⇧を押さずに鍵をクリックするか、Returnで確定します。左右の◀▶でオクターブを送ります。
PCキーボード: 音名(例「C4」)を打ってReturnで入ります。「C4,E4,G4」のように「,」で区切ると和音になります。
画面の鍵盤とPCキーボードで入れた音のベロシティは100です。
音長
窓の上の音長キーの列は常に出ています。クリックしても、F1〜F5(全音符・2分・4分・8分・16分)、F6(3連)、F7(付点)でも選べます。Fキーにfnが要るキーボードでは⌃1〜⌃7も同じです。3連と付点は同時には使えません。Rで休符、Tで直前の音を延ばすタイ、⌫で直前のステップを1つ戻します。休符・タイ・1つ戻すはステップ入力中だけ使えます。何も打ちかけていないときのEscでステップ入力を抜けます。曲の終わりに入れた休符は、曲の長さとして残ります(保存した曲の終わりもそこまで伸び、ステップ入力を切っても消えません)。⌘Zや⌫で取り消せます。
送り先
押した音を確かめるために、音を「送り先」へ返します。初めて使うときは内蔵音源です。入力元と送り先は、最後に選んだものを覚えておき、次も同じものを使います。選んだ機器が見つからないときは、入力元は「なし」、送り先は内蔵音源になります。ステップ入力中に機器を抜いたときも同じで、表示と実際の接続が「なし」・内蔵音源に切り替わります。同じ名前の機器を挿し直すと、選んでいた機器へつなぎ直します。入力元・送り先を替えたときは、鳴っている音を止めてから(サステインを離し、全音を消して)切り替えます。鍵を押したまま替えても、確定待ちの音は入ってから切り替わります。
新しい曲では、冒頭の予約区間(次の節)には音符を入れられないので、カーソルが区間の中にあっても、区間のすぐ後ろから入ります。
送り先で「(返さない)」を選ぶと、押した音を返しません。MIDI鍵盤そのものが音を出す場合に使います。画面の鍵盤は、ステップ入力が切れているときもクリックで音を鳴らせます。
数値入力の窓の「和音補助」で調と入力音の役割を選びます。ステップ入力で1音を入れると、選んだ和音として同じ位置に記譜します。「単音(和音化なし)」が既定です。複数鍵を弾いた和音はそのまま入ります。
C長調でC4を根音にするとC(C4・E4・G4)、第3音ならAm(A3・C4・E4)、第5音ならF(F3・A3・C4)になります。長・短和音、7、maj7、m7を根音から指定することもできます。短調の三和音化は自然短音階です。
入力済みの旋律は音符を選び「選択音を和音化…」で変換します。元の音、位置、GT、VELを残して不足する構成音だけを追加します。複数音を選べばまとめて変換できます。
「続き・コード進行…」では選択音を種に、調、進行、和音列/アルペジオ/メロディ、1コードの長さ、分割数を選びます。コード名と音符のプレビューを見て「音符として挿入」で確定します。最初のコードに種音が含まれない場合は、別の調か進行を選んでください。進行候補は長調用です。
「単音入力後に進行を提案」をチェックすると、和音化なしのステップ単音入力後に同じ選択画面が開きます。キャンセルすれば入力した1音だけが残ります。
生成した音は普通のMIDI音符として譜面に入り、保存・再生・数値編集ができます。種音1つは生成結果へ置換し、ほかの音符は保持します。和音化または進行挿入は⌘Zの1回で全体を取り消せます。入力時のエコーは押した鍵だけです。生成した和音・フレーズは編集再生で試聴してください。
進行の法則
機能和声のT(主機能)、S(下属系)、D(属機能)に基づくT–D–T、T–S–D–T、T–S–T、半終止・偽終止・五度下降と、ポップスの王道・カノン・小室・II–V–Iを候補にしています。メロディにはコード構成音中心と、隣の音階音へ寄って戻る刺繍音を交える形があります。これらは作曲の出発点です。配置は簡易的な音域の調整で、古典四声体の声部独立性や連続5度・8度などの全禁則を保証するものではありません。
「続き・コード進行…」の画面で「各コードを7th化(ポップス/ジャズ向け)」をチェックすると、進行の各コードを四和音にします。
数値入力の「操作」メニューまたは右クリックから選べます。アルペジエーターは「和音補助」行にもあります。選択した音符/範囲か、このトラック・パート全体を指定します。範囲未選択の分散・分配は、カーソルの音と同時刻・同chの和音をまとめて対象にします。アレンジ窓では1トラックの小節範囲を選び、同じ「操作」メニューを使います。
「アルペジエーター…」: 入力済みの和音を8分・16分などの音符へ展開します。上行・下行・往復、1〜3オクターブ、ゲート率を選べます。「単音は三和音化する」を使うと、和音補助で選んだ調・入力音の役割から展開します。アレンジ窓からの単音和音化はC長調の根音です。同時刻・同チャンネルの音を1組とし、元の最長GTの終わりか次の選択和音まで繰り返します。
「重ねコピー(移調・遅延)…」: コピー先、オクターブ差、追加の半音差、遅らせるtickを指定します。Brass1を別パートのBrass2へ−2オクターブで重ねる、自分のトラックへ−1オクターブで重ねる、といった使い方ができます。GT・VELは保ちます。4分音符のtick数は画面のプレビューに出ます。
「和音を3パートへ分ける…」: 低・中・高音の送り先を選びます。三和音を別音色で鳴らしたいときに使います。単音の三和音化と、元の和音を残す指定もできます。音は高さ順に分けるので、転回形では根音が低音になるとは限りません。
別音色で重ねるにはコピー先の「パート設定」で音色を選びます。音符だけを加工するため、送り先の音色・音量などは保たれます。別音色の声部は異なるPort/chへ送ってください。同じ位置・Port・ch・鍵の重複や音域外はプレビューで知らせ、確定できません。Portが途中で替わる場合は区間を分けます。
結果は通常のMIDI音符として保存・編集・再生できます。再生中だけ働くMIDIエフェクトではなく、音符への展開です。各操作は⌘Zの1回で取り消せます。
数値入力の窓の「録音…」ボタンで、表示中のトラックへ弾いたとおりに録ります(ステップ入力とは別のボタンです)。押すと設定が出ます。
開始小節・小節数: 録る範囲です。開始小節は1〜20000、小節数は1〜999です。
前置き: 「プリロール」は範囲より前の小節から曲を鳴らし、そのまま範囲へ入ります(録り直し向け)。「カウントイン」は曲を鳴らさず、メトロノームだけの小節を範囲の前に置きます(まだ何も無い範囲向け)。前置きの小節数は0〜8です。プリロールは曲の頭より前には伸ばしません。
メトロノーム: チェックすると、範囲(とプリロール)でもメトロノームを鳴らします。カウントインの間は常に鳴ります。音はウッドブロック(小節の頭が高い音)で、録るトラックと同じPortの10chへ送ります。曲のドラムと同じチャンネルなので、ドラムの音色によっては鳴り方が変わります。
クオンタイズ: なし・4分・8分・16分・3連(8分3連)。範囲の頭を基準に、音の頭をいちばん近い刻みへ寄せ、長さも刻みの倍数(最低1つ)にそろえます。範囲の終わりへ寄った音は、捨てずに範囲の中の最後の刻みへ戻します。同じ鍵が同じ位置に重なったら強い方を残します。コントロールチェンジとピッチベンドは動かしません。
入力元と、押した音を返す送り先は、ステップ入力と同じ選択を使います。入力元が「なし」でも、画面の鍵盤をクリックして録れます(ベロシティは100)。録音中は入力元・送り先を替えられず、ステップ入力も入れられません(ステップ入力中に録音を始めると、ステップ入力は切れます)。
録音中
曲はプレイヤーの送信先(Port A/B)で鳴ります。窓には「プリロール 1/2」「カウントイン 1/1」「● 録音 3/8 小節目」のように今の位置が出ます。範囲の中では、録るトラックの元の音(録るチャンネルの音符)は鳴らしません。範囲の頭より前から鳴り続ける元の音は、範囲の頭で切ります。録音のための再生は試聴と同じ扱いで、終わるとプレイヤーは録音の前の状態に戻ります(「試聴」の節)。録る位置は、プレイヤーの再生時計(画面の位置)で決めます。送信先の機器や内蔵音源が音を出すまでの遅れは差し引きません。
録り終えたとき
範囲の終わりまで鳴ると録音が終わり、範囲の中の録るチャンネルの音符が、録った音に置き換わります。⌘Zの1回で元に戻せます。「既存の曲を編集…」で開いた曲では、ほかの編集と同じく、そのトラックの編集前の写しが残ります。
範囲の頭より前から範囲にかかっていた元の音は、範囲の頭で切ったままになります。
範囲の中のコントロールチェンジ・プログラムチェンジなど、音符以外は消しません。録ったサステイン(CC64)とピッチベンドは、元にあるものに加えて置きます。範囲の終わりでサステインを踏んだまま・ベンドが中央でないときは、終わりの位置で戻します。
範囲の頭より前に押した音は、範囲の頭のわずか手前(32分音符ほど)までなら範囲の頭の音として録り、それより前は録りません。範囲の終わりより後に押した音も録りません。範囲の終わりで押したままの音は、終わりの位置で切ります。
プログラムチェンジ・アフタータッチは録りません。
範囲の途中で止めたときは、曲を変えません。 「■ 録音を止める」のほか、試聴の停止、プレイヤーの停止、窓を閉じたときも同じです。録った音を入れたいときは、範囲の終わりまで鳴らしてください。録音中に保存・試聴をすると、録音を止めてから行います。入力元の機器が外れたときも録音を止めます。曲が10秒たっても鳴り始めないとき(プレイヤーの送信先が重なっている等)は録音をやめます。
録れない範囲
新しい曲の冒頭の予約区間には範囲を置けません(プリロールが区間にかかるのはかまいません)。クオンタイズの刻みが曲の分解能で割り切れないとき(3連は分解能が3で割り切れないとき)も始めません。
数値入力の窓の「コンダクター」ボタン(アレンジの窓では「操作」メニュー)で開きます。ステップ入力と関係なく、いつでも開けます。値はどれも曲頭の値で、▲▼か直接入力(Return)で変えます。変更は1回ごとに⌘Zで取り消せます。
この窓は曲全体の設定だけを扱います。再生・停止はプレイヤーやほかの編集窓で操作します。
TITLE: 曲名です。音符を持たない先頭の指揮トラック(Tr.0)へ書きます。演奏トラックの名前とは別です。既存の曲に指揮トラックが無ければ、曲名を変更したときに先頭へ追加します。この変更は1回の⌘Zで戻せます。
TEMPO: 曲頭のテンポ(10〜400)。小数も入れられます。
PLAY BIAS: 全体の移調(−36〜+36半音)。リズムパート以外の音符を実際に移調します。保存したファイルを他のプレイヤーで鳴らしても同じ音になるようにするためです。音域(0〜127)をはみ出す音符があるときは、何も変えずに断ります。
KEY: 調号です。
BEAT: 拍子です。変えると小節の区切りが変わります。
分解能: 4分音符あたりのtick数。変えると全部の音符とイベントの位置を比例で直します。編集前の写し(後の節)がある曲では変えられません。マスタリングで写しを消してから変えてください。
MEMO: メモです。「メモを反映」で曲に書きます(1行が1つのテキストになります)。
数値入力の窓の「パート設定」ボタンで開きます。レコンポーザのプレイモニタにあたる窓で、パートごとに次の項目を決めます。
MAP(音色マップ)→ BANK → PROGRAM(音色名)の順に選びます。音色名は「SOUND MAP」と同じ音色表から出します。MAPを「指定なし」にすると、音色名はSC-8850の表で出します。リズムパートはドラムキットの名前で選びます。
VOLUME・EXPRESS・PANPOT・REVERB・CHORUS・MODULAT(0〜127)と、BEND RNG(ピッチベンドの幅、0〜24半音)。
MUTE: パートの音符を消さず、ミュート指定を保存します。編集で開き直してもチェックが戻り、切り替えは1回の⌘Zで取り消せます。
Port B のトラックがある曲ではB01〜B16も表示します。トラックがないパートは「未使用」と表示し、操作できません。
予約区間のある新規作成の曲では「Port B を使う」でB用の16トラックを追加できます。Bの初期設定もGSリセット後の予約区間に書かれ、追加全体を1回の⌘Zで取り消せます。
予約区間
新しい曲では、冒頭の2小節を初期設定専用の「予約区間」にします。パート設定で決めた値は、当時のデータの作法どおりにこの区間へ書きます。曲頭にGSリセット、1拍待ってから、パートごとに少しずつ時間をずらして音色・音量などを送り、最後にピッチベンド幅の設定を閉じる命令を置きます。リズムパートは最後に置きます。予約区間には音符を置けません。 どの窓から入れようとしても断ります。数値入力の窓では、予約区間の行は色を変えて「予約(初期設定)」と出します。
「既存の曲を編集…」で開いた曲には予約区間を作りません。作った人の配置を崩さないためです。そのときにパート設定を変えると、そのパートの最初の音符より前にある設定を書き換え、無ければ最初の音符の直前へ足します。曲の途中の変化には触りません。
おすすめ配置
窓の上の「おすすめ配置」でジャンル(オーケストラ・ジャズ・フュージョン・ポップス・アニメ・ロック・その他)を選んで「当てる」と、全パートの音色・音量・パンなどが入ります(⌘Zで取り消せます)。中身は多くの曲でよく使われる配置から作ったもので、そのジャンルの曲がこの構成だという意味ではありません。
数値入力の窓の「リズム」ボタンで開きます。ドラムの打点を、行(ドラム音)×列(細かさで選んだ刻み)の格子で置きます。
クリックかスペースで置く・消す、1〜9で強さを決めて置く、0か⌫で消します。矢印でカーソル、「[」「]」で表示する小節を送ります。
上の小節番号をクリックするとその小節を選び、⇧を押しながらクリックすると範囲を延ばします。
「パターン」で選んだ型で選択範囲を埋めます(⌘G)。「フィルイン」は選択範囲の最後の小節に入れます(⌘F)。型の名前は打点の中身から付けたもので、「BPM 120前後」のようにどのテンポの曲でよく使われるかを添えています。
⌘Dで選んだ小節を「繰り返し」の回数だけ続けて置きます。
Lで、表示中の小節(選択があればその範囲)を、編集中のトラックだけ鳴らします。鳴っている間にもう一度押すと止まります。
「行を追加…」で、一覧にないドラム音の行を足せます。表示する小節数は1・2・4・8小節から選べます。
「パターン」で埋めるときに「全打点を置換」をチェックすると、範囲の打点をいったん全部消してから埋めます。
数値入力の窓の「アレンジ」ボタンで開きます。トラック×小節の格子で、ブロックをまとめて動かします。
ドラッグで範囲を選び、⌘Cでコピー、⌘Vで上書き貼り付け、⇧⌘Vで挿入の貼り付け、⌥⌘Vで重ねる貼り付けです。
選択範囲の内側から左ドラッグすると、小節・トラック単位で移動します。中ボタン(ホイールのクリック)なら、範囲外のマスも選んでそのまま掴めます。⌥を押しながら離すと元を残して複製します。
影の枠へ上書きし、移動元は空きます。別トラックでは貼り先の主チャンネルへ合わせます。先頭より前・トラック数の外は赤系の枠になり、離しても変更しません。Escで中止、⌘Zで1回の移動・複製を取り消せます。
⌫で空ける、⌘⌫で詰めて削除、⌘Dで繰り返し、⌘Iで小節を挿入、⇧⌘⌫で小節を削除します。
開始位置のマスを選び、右クリックまたは「操作」メニューの「MIDI ファイルを挿入…」で、音符のあるパートを選択位置から順に上書きできます。テンポは取込まず、拍の長さと貼り先のチャンネルに合わせます(トラック数を超えるパートは挿入しません)。
⌘D(繰り返し)では「繰り返し(リプリケート)」の画面が開き、「回数(1〜255)」、移調、「ベロシティ増減」、「回ごとに積み増す(2回目は2倍)」、置き方(「上書き」または「挿入して後ろへずらす」)を指定できます。
コンダクターを除く編集の窓(数値入力・パート設定・アレンジ・リズム)には、試聴のボタンが並んでいます。鳴らす先はプレイヤーの送信先(Port A/Bの設定)のままです。
「全曲」: 曲の頭から全トラックを鳴らします。
「区間」: 選んだ範囲の小節を全トラックで鳴らします。
「区間・トラック」: 選んだ範囲の小節を、選んだトラックだけで鳴らします。
「リズムだけ」: 選んだ範囲の小節を、リズムパートだけで鳴らします。
「繰り返し」にチェックを入れると、鳴らし終えたら頭からもう一度鳴らします(停止を押すまで)。パターンを選び比べながら聴けます。
区間は窓ごとに決まります。数値入力の窓では選んだ行(無ければカーソルの行)の小節と表示中のトラック、アレンジの窓では選んだ格子、リズムの窓では選んだ小節(無ければ表示中の小節)と編集中のトラックです。パート設定の窓では、数値入力の窓の区間とトラックを使います。区間から鳴らすときは、区間より前の音色・音量・テンポなどの設定を先に送ってから始めるので、頭に少し間があきます。区間より前に始まって区間にかかる音は鳴りません。
編集中の曲を再生すると、アレンジ・リズム・数値入力の大譜表とグラフに、現在の再生位置を緑の縦線で表示します。イベント一覧では発音中の行を強調します。表示範囲を越えると追従して表示を送ります。手で表示を送った後は約3秒間追従を休みます。停止・一時停止中や、編集していない別の曲の再生では線を消します。試聴の間は、プレイヤーの画面も試聴している曲を表示します。試聴をやめると、プレイヤーは試聴の前の状態に戻ります。 開いていた曲、プレイリストの今の曲、再生位置、速度、音色マップ(SOUND MAPで選んだもの・プレイリストで曲ごとに指定したもの)、MUTEが元どおりになります。再生していた曲は、その位置で一時停止した状態に戻ります(勝手には鳴り出しません)。試聴をやめるのは、停止を押したとき、繰り返しにしていない試聴が終わりまで来たとき、編集の窓を閉じたときです。編集モード中のプレイヤーの再生ボタンは、一時停止と、最新の編集中の全曲の再生に使います。プレイヤーの停止ボタンは試聴の停止と同じです。試聴の間にプレイヤーで別の曲を開いた(プレイリストの曲を選んだ・次の曲へ進めた等)ときは、その曲を優先し、試聴の前の状態には戻しません。試聴していないときに編集の窓の停止を押しても、プレイヤーで聴いている曲は止まりません。
「既存の曲を編集…」で開いた曲では、トラックを初めて直したときに、そのトラックの編集前の内容を曲の中に写しておきます。写しは保存したファイルにも入るので、保存して開き直した後でも「編集前へ戻す」で表示中のトラックを元に戻せます。写しは専用のトラックに、他のプレイヤーが無視する形で入っているので、鳴ったり送られたりはしません。
保存では、プレイヤーでも送らない形のSysEx(レコンポーザの旧形式で直せないもの、F7で終わらないもの、F7で始まるもの)をファイルに書きません。そうしたSysExがあるときは、保存先を選ぶ前に件数・トラック・位置(tick)を出して、続けるか確かめます。「既存の曲を編集…」で開いた曲では、取り除くSysExのあるトラックは、直していなくても取り除く前の内容を写しに入れて保存します。開き直して「編集前へ戻す」を使うと元の内容に戻せます。新規作成の曲では写しは残りません。
最終版を書き出す前に「マスタリング…」で写しを全部消してください。消すと「編集前へ戻す」は使えなくなります(マスタリング自体は⌘Zで取り消せます)。
音が出ない場合は、まず画面上部のポート選択を確認してください。「(未接続)」になっていると、どこへも音を送っていません。
実機を接続しているのに現れない場合は、「アプリケーション」→「ユーティリティ」にある「Audio MIDI設定」を開いて、機器が認識されているか確認してください。機器を後から接続した場合や、GarageBandなど送信先を提供するアプリを後から起動した場合は、数秒のうちに一覧へ自動で追加されます。このアプリを起動し直す必要はありません。
ただし、曲を再生している最中に接続した場合は、その演奏の間は送信先が切り替わりません。演奏の途中で音の出どころが変わらないようにするためです。いったん停止してから再生し直すと、接続した機器へ送るようになります。
曲が開けない場合は、拡張子が対応しているかを確認してください。拡張子が正しくてもファイルが壊れている場合や、別の形式のデータにMIDIの拡張子が付いている場合は開けません。
プレイリストの曲名の先頭に⚠が付いている場合は、ファイルが移動または削除されています。その行をダブルクリックすると、場所を指定し直せます。
曲の読み込みが30秒以内に終わらないときは、読み込みを中断してお知らせします。
⚠の付いた行は、右クリックの「場所を指定…」でも場所を指定し直せます。プレイリストにすでにあるファイルとは置き換えられません。
ご質問、不具合のご報告、ご要望は、サポートサイトのお問い合わせフォームからお送りください。
https://sites.google.com/view/retro-midi-player
返信が必要な場合は、フォームにメールアドレスをご記入ください。個人で開発しているため、返信までにお時間をいただくことがあります。
不具合のご報告では、次の3つを添えていただけると原因を追いやすくなります。お使いのmacOSのバージョンとMacの機種、音を出している方法(内蔵GM互換音源、内蔵GS互換音源、実機、他のソフトウェア音源など)、そして再現する曲の形式(.mid / .rcp / .r36 / .g36)です。
プライバシーポリシーと実機との接続も同じサイトにあります。上部のメニューからお選びください。