AIが加速度的に進化し、社会の不確実性が増す時代。
個人や組織が持続的に価値を発揮するためには「基礎力」が必要です。
その基礎力を体系化したものが CLIMB フレームワークです。
C – Communication & Presentation(伝える力)
相手を理解し、信頼を築き、考えを伝えて行動を促す力。
L – Logical, System & Critical Thinking(考える力)
情報を整理し、全体を把握し、批判的に吟味する力。
I – Imagination & Lateral Thinking(想像する力)
枠を超えて新しいアイデアを生み出す力。
M – Mastery of Questions(問いを立てる力)
本質を抽象化し、解くべき問いを設定する力。
B – Bounce-back(レジリエンス/立ち直る力)
失敗や変化から回復し、柔軟に適応し続ける力。
CLIMBは単独ではなく、互いに作用して強みを発揮します。
例:問い(M)があるから発想(I)が生まれ、伝える力(C)があるから人に届き、レジリエンス(B)があるから何度でも挑戦できる。
弱みはAIで補完:致命傷にならない程度に整える
強みは人間ならではの武器に:尖らせて唯一無二にする
AIは平均的な力を代替できます。だからこそ、人間に求められるのは 独自性・創造性・適応力 です。
M:まず「良い問い」が出発点
I:問いから可能性を広げる
C:アイデアを人に伝え、行動を促す
B:挑戦から立ち直り、何度でも挑む
L:最後にAIを補完し、成果を検証する
現代版「読み・書き・そろばん」
読み(Input)= C・L
そろばん(Processing)= L・I・M
書き(Output)= C・I・B
性格特性との関係(Big Five)
C ⇔ 外向性・協調性
L ⇔ 誠実性
I ⇔ 開放性
B ⇔ 安定性
(ただしCLIMBは訓練で伸ばせる「スキル」)
個人:自己評価シートやレーダーチャートで強み・弱みを把握
チーム:役割分担・シナジーを生むための共通言語として活用
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M:問いを立てる力
I:想像する力
C:伝える力
B:レジリエンス
L:考える力