25/08/12:第1回投稿前査読(8/25〆切)を受け付けています。
25/08/09:2025年度の活動を開始しました!ご検討の上気軽にご応募ください。
25/07/30:MIRU2025にてミートアップを実施しました。
25/07/17:MIRU2025会期中(7/30)のお昼に対面ミートアップを開催いたします!詳細はこちらをご覧ください。2025年度の募集を開始いたしました。
PRMU/CVIM研究メンターシッププログラム及びcvpaper.challengeと連携して、トップカンファレンス採択を目指すMIRU投稿者の皆様を支援するプログラムを実施します。
本研究会に深く関連するコンピュータビジョン分野の研究が世界的に加速し、CVPRやICCV、ECCVといった国際会議における発表数、参加者数ともに急増しています。しかしながら、日本の研究機関からの論文採択数は全体のわずか数%にとどまっており、研究コミュニティとしての存在感の改善が急務となっております。
PRMU研究会は、2017年度より継続的に、研究会およびその果たす役割について改革を模索してきました。本プログラムにおいて、研究会が意欲のある研究者を組織横断的な体制によって支援し、トップカンファレンスに通用する研究スタイル・スキルを共有・継承していくことが、今後ハイインパクトな研究を日本から多く生み出すうえで重要なステップになると確信します。自然言語処理や機械学習コミュニティにおける試み(Aim4ACL, T-PRIMAL)を参考にしつつ、魅力あるプログラムづくりを進めていきます。
これまで、ICCV 2019へのメンターシッププログラムを皮切りに、CVPR/ICCV/ECCVの各回に対してメンターシッププログラムを提供してまいりました。毎年コンスタントに本会議にアクセプトされている他、ワークショップや別国際会議/論文誌での採択に至った論文も複数あります。
MIRUで発表した内容を更にブラッシュアップして、トップ国際会議を狙いたい!という皆様の積極的な応募をお待ちしております。
※ 本メンターシッププログラムによって支援された論文がトップ国際会議に採択された場合には、「情報・システムソサイエティ国際会議派遣制度」により、当該国際会議で発表するための旅費・参加登録費について最大30万円の補助を受けられる場合があります。合わせてご検討ください。
トップカンファレンス採録・査読経験があり、かつ応募された研究トピックに知識のある研究者をメンターとしてプログラム参加者に割り当てます。
2025-26は (1) Top-tierアドバイス (2) 投稿前査読 の2つのプログラムを実施します。
(1) Top-tierアドバイス:トップ国際会議に通すための研究アドバイス(随時)
MIRUまたは研究会などで発表した進行中の研究テーマをCVPRなどのトップ国際会議水準に引き上げるためのアドバイスMTGの機会を設けます。各テーマについて1-2名のメンターを割り当て、1-3回程度のMTGおよびcvpaper.challenge内のSlackにおいて改善のためのアドバイスを実施します。また、Slackでは他のプログラム参加者やメンターとともに、よりよい研究のストーリーづくりやサーベイ方法、研究に役立つツール、良い論文執筆方法、arXivへの投稿、研究プロジェクトの広報など、研究の基礎スキルを高めることができる議論に参加いただけます。メンターとの相談次第で、メンターを共著に入れての共同研究も可能です。
(2) 投稿前査読:投稿前原稿の内部添削(年6回)
CVPR・ICCV・ECCVなどのトップ国際会議投稿前(〆切1か月前頃)にCMTにて論文を投稿していただき、トップカンファレンス採録・査読経験者による投稿前査読を提供します。投稿前のドラフト(実験結果が出ていなくても原稿がそろっていれば可)について1名または2名のメンターが原稿の改善のためのフィードバックを中心としたアドバイスを行います。また査読結果が出た際には、メンターの過去の経験等をもとにリバッタル執筆の支援を提供いたします。
今年度は下記の通り2か月毎、主要国際会議の1か月前を目安に投稿〆切を設定します。
投稿前査読 投稿〆切(投稿想定の国際会議:それ以外の会議についても可能な範囲で受け付けます)
2025/08/25(WACV 2nd round)
2025/10/15(CVPR)
2025/12/15(ICML)
2026/02/15(ECCV)
2026/04/15(NeurIPS / BMVC)
2026/06/15(WACV 1st round / ACCV)
10日程度での査読結果の返却を予定しています。
【重要:ご応募の前に】
秘密保持および知財管理の関係上、応募にあたっては、現在研究プロジェクトに関わっている全ての方(指導教員や共同研究先など)に対して、上述の点について事前に了承を得ていることを確認してください。これらの了承が得られていないことが判明した場合、応募内容の不採択あるいは支援の中断をさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
Top-tierアドバイス・投稿前査読共に、守秘義務に関する誓約書に基づき、下記の「知財化の可能性がある応募に関しての特例」が適用される場合を除き、本プログラム参加者全員(プログラム採択者およびメンター研究者)が投稿前の研究内容を共有することになります。
また、Top-tierアドバイスについては研究の内容やストーリーについてもメンタリングを行いますので、メンターが共著になる可能性もございます。
【知財化の可能性がある応募に関しての特例】
本プログラムは、オープンアイデア・オープンディスカッションに基づき、参加者・メンター研究者の交流による知識の共有・継承を目指しています。その一方で、応募内容の一部あるいは全部について知財化を検討しているため、その具体的な内容を知り得ることのできる参加者・メンター研究者を制限したい場合、特例として,i) メンター研究者割当に関して事前に共有・相談させていただく ii) Slackのプライベートチャネルを使ってメンタリング、レビューを実施させていただく、といった対応をさせていただきます。本特例を希望される方は、備考欄にその旨を記入してください。
応募:アドバイスを受けたい研究内容を記載の上フォームを送信ください。応募後、誓約書を確認の上連絡用Slackに招待します。
委員ヒアリング:確認後、委員よりメールまたはSlackでご連絡差し上げます。マッチングのために委員がヒアリングを行います。
マッチング:お送り頂いた情報をもとに、メンターとのマッチングを行います。専門分野のメンターが居ない/他のプロジェクトに割当済みである場合は、優れた内容であっても支援をご提供できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
メンタリングの実施:メンターとメンティーを含むSlackチャンネルを作成し、メンターMTGを実施します。
応募:各投稿〆切の前に投稿予定の原稿を添付の上フォームを送信ください。
受理:委員が応募を確認後、受理のメールをお送りいたします。また、連絡用Slackに招待します。
マッチング:お送り頂いた情報をもとに、メンターとのマッチングを行います。専門分野のメンターが居ない/他のプロジェクトに割当済みである場合は、優れた内容であっても支援をご提供できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
査読の実施:委員がメンターに原稿を共有し、原稿の改善のための内部査読を行います。
査読結果の返却:受理後10日程度で、査読結果を返却します。ただし、状況によっては通知が遅れる場合がございます。
大谷 豪(慶応義塾大学)
希望する参加者の方には更に複数のアドバイザーが改善提案を行います!
本メンターシッププログラムによって支援された論文がトップ国際会議に採択された場合には、「情報・システムソサイエティ国際会議派遣制度」により、当該国際会議で発表するための旅費・参加登録費について最大30万円の補助を受けられる場合があります。詳しくはメンターシッププログラム委員に問い合わせください。
MIRUメンターシッププログラム 委員長 八木 拓真 (takuma.yagi [at] aist.go.jp)
MIRUメンターシッププログラム 副委員長 西村 和也 (kanishi4 [at] ncc.go.jp)
主催: 電子情報通信学会 パターン認識・メディア理解(PRMU)研究専門委員会、情報処理学会 コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)研究会