Q1: 応募フォームの各項目は全て完璧に記入する必要がありますか?
A1: いいえ。研究プロジェクトによっては、「研究の肝となるアイデアは明快にあるものの、どのように評価して良いか分からない」「手法の新規性や有効性は評価できているものの、その手法が必要とされる説得力のある背景シナリオが思いつかない」といった状況もあるかと思います。そのような場合、応募フォーム中で「こういった点で詰まっている」という内容を具体的に記載していただければと思います。
Q2: 学生以外も応募可能ですか?
A2: はい。「投稿前の論文を守秘義務に関する誓約書にサインいただいたプログラム参加者・メンター研究者と共有する」「メンタリングの内容によってはメンター研究者が共著に加わる可能性がある」-- この2点についてあらかじめ応募者ご自身およびその共同研究者の間で合意が取れていれば、どなたでも応募可能です。
Q3: メンターと知的財産権を共有する必要がありますか?
A3: いいえ。本プログラムにおける「トップカンファレンス採択を目指す」「トップカンファレンスに通用する研究スタイル・スキルを共有・継承していく」といった目的に基づき、メンターはその所属によらず、プログラム参加者の円滑な研究遂行および論文執筆を知財化により妨げることはありません。ただし、応募者もメンターも知財化を進めたいという合意が形成されるのであれば、PRMUとして申請を止めるものではございません。
Q4: メンターを共著者に入れないと応募できませんか?
A4: いいえ。今年度のプログラムについては、原則メンターを共著者を加える必要はありません。ただし、メンターと相談の上、論文への本質的貢献がある場合にはメンターを共著に加えることをご検討ください。まずはご応募いただければと思います。
Q5:MIRUで発表した内容以外での応募は可能ですか?
A5: 応募フォームにてご相談ください。ただし、原則として同程度の研究会などで発表できる水準の研究を対象とし、1からのテーマ立案については行いませんのであらかじめご了承ください。
Q6: 例に示された国際会議以外への投稿を目指すことは可能ですか?
A6: メンターシッププログラムの目的上、Google Scholarのtop venueのうちサブカテゴリの上位20位以上に位置する上位国際会議への投稿を目指していただきます。ただし、再投稿等でそれ以外の国際会議・ジャーナルへの投稿を妨げるものではありません。ただし、投稿前査読については8P(ECCVフォーマットの場合14P)のフルペーパーの分量を基本とし、それより長い分量の原稿についてはご希望に沿えない場合がございます。
Q7:投稿前査読ではどの程度まで原稿が完成していればよいですか?
A7: 実験結果や議論を除く本文が一旦書きあがった原稿が用意できることを目安としてください。一部の結果が出ていない場合は実験予定の結果の図表を作成の上、その部分を空欄のままにして提出してください。とはいえ全ての結果が揃っており、ライティングの改善に集中できることが理想です。
Q8: メンターとのやり取りはどのように行われますか?
A8: 筆頭著者(希望する場合は指導教員・共同研究者)をcvpaper.challengeのSlackに招待します。その中でテーマごとにチャンネルを作成しメンターとの議論を行います。
Q9: 投稿前査読はどのように行われますか?
A9: Slack内にて具体的な〆切およびCMT経由での投稿方法の案内を行いますのでその指示に従ってください。査読結果は原則Slackにて筆頭著者に返却いたします。
※その他、応募にあたって不明な点があれば下記までお問い合わせください。メンター研究者一同で議論のもと、お返事差し上げます。