業務案内の改定は予告なくおこないますので、最新のものでご検討ください。
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ブックマークなさる際は、このページではなくこちらをなさるよう、お願いします。
※ 「見積もり請求書」などの書類等については、「問い合わせ・見積もり請求・申し込み」ページをご参照ください。
収録されているうちでどの部分の起こしが必要なのかを必ずお示しください。
お示しいただけない場合はほかのお示し事項を勘案して当方で判断することになってしまいますので、必ずお示しください。
*
原則として、不要部分についても代金算定対象に含めます。
たとえば「あるシンポジウムのうちで1つの講演のみが記録作成対象である」「質疑応答部分のみが記録作成対象である」など まとまった部分のみが必要な場合は、不要部分を代金算定対象に含めません。
たとえば「あるシンポジウムのうちで1つの講演のみが記録作成対象である」「質疑応答部分のみが記録作成対象である」など まとまった部分のみが必要な場合は、記録対象以外の部分も含めて次のようにしてくださるとありがたく思います。
● 複数の音声ファイルにわたる場合は、すべての音声ファイルをご提供いただく。
● 必要部分のものだけでなく、すべての資料をご提供いただく。
● 収録内容のすべてについて、(多少ずれていてもよいので)それぞれの部分についてどこからどこまでなのか タイムコードをお示しいただく。
会場案内・事務連絡等や開始前・終了後の雑談等については起こさず、代金算定対象に含めません。
これらの部分が必要であれば、その旨をお示しください(この場合は代金算定対象に含めます)。
なお、これらの部分についても、起こしの要否にかかわらず収録していただき、音声ファイルから削除しないようにお願いします。
「###字以内にせよ」「要約せよ」などというご希望があるかもしれませんが、承っていません。
【指定しない】、【A】、【B】、【B+】、【C】、【C+】、【細かく指定する】 のうちからご選択ください。
指定しない(ピウ・ワークスに一任)
● 「あー」「えー」「あのー」等の語や独り言・相づちや「~でね」「~ですよ」の「ね」「よ」などについて、当該発言において意味を成さないと思われるものを起こさない。
● 助詞の欠落等、言葉の崩れ、冗長等、繰り返し、重複、語順、文末の調子、そのほかの乱れをおおむね整える。
★ 文脈や発言ぐあいによっては整え(られ)ない場合もある。
・ 助詞の欠落等
〔例〕
「私、そこ、行ったことがあります。」→「私は、そこに行ったことがあります。」
「山が登った」→「山に登った」
「ミカンに食べた」→「ミカンを食べた」
・ 言葉の崩れ
〔例〕
「~してるんです」→「~しているのです」(or「~しているんです」)
「~しちゃう」→「~してしまう」
「~してたんで、遅れたんです」→「~していたので、遅れたのです」(or「~していたので、遅れたんです」)
・ 冗長等
〔例〕
待遇表現(敬意表現)の冗長・誤り等→冗長解消・修正(改変)
接続表現を伴っての冗長→冗長解消
・ 繰り返し(同じ言葉の繰り返し)
〔例〕
「どんどんどんどん」→「どんどん」
・ 重複(同じような意味の言葉の重複)
〔例〕
「馬から落馬した」→「落馬した」or「馬から落ちた」
「東京に帰京した」→「帰京した」or「東京に帰った」
・ 語順
〔例〕
「遅れたんです、~してたんで」→「~していたので、遅れたのです」(or「~していたので、遅れたんです」)
「そこ、行ったことがあるんだよ、私」→「私は、そこに行ったことがあるのだ」(or「私は、そこに行ったことがあるんだ」)or「私は、そこに行ったことがある」
・ 文末の調子(「です・ます」「だ」「である」等)
ただし、文脈によっては混在するし、発言ぐあいによっては整えられない場合もある。
・ 固有名詞について
略称等での発言が出てくる場合は、初出で正式名称を表記し直後に( )で正式なまたは公式な略称を表記し、2回目以降は正式なまたは公式な略称のみを表記する。…… 発言者が複数の場合:場合によっては発言者ごとに。
発言が明らかに誤りである場合は、正しいものにする。
● 「あー」「えー」「あのー」等の語や独り言・相づちや「~でね」「~ですよ」の「ね」「よ」などについて、当該発言において意味を成さないと思われるものを起こさない。
● 助詞の欠落等、言葉の崩れ、冗長等、繰り返し、重複をある程度整える。
★ あくまでも「ある程度」なので、「助詞の欠落等、言葉の崩れ、冗長等、くり返し、重複」のすべてを整えてしまうわけでは必ずしもない。また、「ある程度整える」ことに関係する場合以外は、原則として言葉を変えたりつけ加えたりしない。
・ 助詞の欠落等
〔例〕
「私、そこ、行ったことがあります。」→「私は、そこに行ったことがあります。」
「山が登った」→「山に登った」
「ミカンに食べた」→「ミカンを食べた」
・ 言葉の崩れ
〔例〕
「~してるんです」→「~しているんです」
「~しちゃう」→「~してしまう」(orそのまま)
「~してたんで、遅れたんです」→「~していたので、遅れたんです」
・ 冗長等
〔例〕
待遇表現(特に敬意表現)の冗長・誤り等→冗長解消・修正(改変)
接続表現を伴っての冗長→冗長解消
・ 繰り返し(同じ言葉の繰り返し)
〔例〕
「どんどんどんどん」→「どんどん」
・ 重複(同じような意味の言葉の重複)
〔例〕
「馬から落馬した」→「落馬した」
「東京に帰京した」→「帰京した」
・ 語順は、原則として整えない。
語順については、そのまま表記してしまうとわかりづらくなったり誤認を生じたりするおそれのある場合は整える。
〔整える場合の例〕
<せんきゅうひゃく、それは、ごじゅうごねんのことだった>→「それは、1955年のことだった」or「それは1955年のことだった」
・ 文末の調子(「です・ます」「だ」「である」等)は、原則として整えない。
・ 「助詞の欠落等、言葉の崩れ、冗長等、繰り返し、重複」に関係する場合以外は、原則として言葉を変えたりつけ加えたりしない。
〔例〕
「俺」と発言しているものを「私」とはしない。
「~だ」と発言しているものを「~です」とはしない。
「皆さん」と「皆様」とが出てくる場合、どちらかにそろえることはしない。
「国連」と「UN」とが出てくる場合、どちらかにそろえることはしない。
・ 固有名詞について。
略称等での発言の場合でも、発言のままを表記し、正式名称(全表記)を補足しない。
ただし、発言が明らかに誤りである場合は、正しい名称(略称あるいは正式名称)を表記する。
なお、場合によっては【A】と同様にすることがある。
★ 【B】のうちの一部の事項について、「ある程度整える」か「整えない」かを選択する。
● 「あー」「えー」「あのー」等の語や独り言・相づちや「~でね」「~ですよ」の「ね」「よ」などについて、当該発言において意味を成さないと思われるものを起こさない。
● 助詞の欠落等、言葉の崩れ、冗長等、繰り返し、重複、語順、文末の調子について、それぞれ次のようにする。
★ 「ある程度整える」場合は、あくまでも「ある程度」なので、該当するもののすべてを整えてしまうわけでは必ずしもない。また、「ある程度整える」ことに関係する場合以外は、原則として言葉を変えたりつけ加えたりしない。
・ 助詞の欠落等:ある程度整える。
〔例〕 …… 【B】の場合と同じ。
・ 言葉の崩れ:ある程度整える。
〔例〕 …… 【B】の場合と同じ。
・ 冗長等:「ある程度整える」・「整えない」のいずれかを選択。
〔ある程度整える場合の例〕 …… 【B】の場合と同じ。
・ 繰り返し(同じ言葉の繰り返し):「ある程度整える」・「整えない」のいずれかを選択。
〔ある程度整える場合の例〕 …… 【B】の場合と同じ。
・ 重複(同じような意味の言葉の重複):「ある程度整える」・「整えない」のいずれかを選択。
〔ある程度整える場合の例〕 …… 【B】の場合と同じ。
・ 語順:「ある程度整える」・「整えない」のいずれかを選択。
〔ある程度整える場合の例〕
「遅れたんです、~してたんで」→「~していたので、遅れたんです」
「そこ、行ったことがあるんだよ、私」→「私は、そこに行ったことがあるんだ」or「私は、そこに行ったことがあるんだよ」or「私は、そこに行ったことがある」
<せんきゅうひゃく、それは、ごじゅうごねんのことだった>→「それは、1955年のことだった」or「それは1955年のことだった」
・ 文末の調子(「です・ます」「だ」「である」等):「ある程度整える」・「整えない」のいずれかを選択。
なお、ある程度整える場合は、文脈によっては混在するし、発言ぐあいによっては整えられない場合もある。
・ 固有名詞について …… 【B】の場合と同じ。
★ 「言葉の崩れか否か等を厳密に捉えられていることが特段重要である」場合にのみ ご指定可能。
・ 「あー」「えー」「あのー」等の語や独り言・相づちや「~でね」「~ですよ」の「ね」「よ」などについて、当該発言において意味を成さないと思われるものを起こさない。
・ 言葉の崩れ等をおおむね整えない。
そのままだと誤認を生じかねない場合以外は、原則として整えない。よって、読点等の符号がかなり多くなりかねない。
・ 助詞の欠落等
〔例〕
「私、そこ、行ったことがあります。」→そのまま
「山が登った」→そのままor「山に登った」
「ミカンに食べた」→そのままor「ミカンを食べた」
・ 言葉の崩れ
そのままだと誤認を生じかねない場合以外は、整えない。
・ 冗長等
そのままだと誤認を生じかねない場合以外は、整えない。
・ 繰り返し(同じ言葉の繰り返し)
整えない。
・ 重複(同じような意味の言葉の重複)
整えない。
・ 語順
整えない。そのまま表記してしまうとわかりづらくなったり誤認を生じたりするおそれのある場合でも整えないので、たとえば<せんきゅうひゃく、それは、ごじゅうごねんのことだった>は「19――それは――55年のことだった」のようにする。
・ 文末の調子
整えない。
・ 固有名詞
補足等しない。
★ 「言葉の崩れか否か等を厳密に捉えられていることが特段重要である」場合にのみ ご指定可能。
● 「あー」「えー」「あのー」等の語や独り言・相づちや「~でね」「~ですよ」の「ね」「よ」などについて、当該発言において意味を成さないと思われるものでも起こす。
● 言葉の崩れ等を整えない。
そのままだと誤認を生じかねない場合でも、整えない。よって、読点等の符号がかなり多くなりかねない。
● 指定事項は「依頼詳細提示書」で詳しくお示しいただく。
● 処理例等を記載した資料の提供を要する。
★ 整える場合の整え方は、一律ではない。ほかのご指定や文脈等によって異なることがありえる。
【可能表現における「ら」抜き】
〔※ 参考:「ら」(「(ら)れ」)抜きではないものの例……「走れる」「言える」〕
「見れる」「食べれる」 → 「見られる」(or「見ることができる」)
「食べられる」(or「食べることができる」)
【「い」抜き、「いる」抜き】
「~してる」〔「見てる」「食べてる」〕 → 「~している」〔「見ている」「食べている」〕
「~してんです」〔「見てんです」「食べてんです」〕 → 「~しているのです」or「~しているんです」 〔「見ているのです」or「見ているんです」 「食べているのです」or「食べているんです」〕
「~なってる」 → 「~なっている」 「~なってんです」 → 「~なっているのです」or「~なっているんです」
【「こ~」「そ~」「あ~」「ど~」】
「こっち」「そっち」「あっち」「どっち」 → 「こちら」「そちら」「あちら」「どちら」
「あっこ」 → 「あそこ」
「どっか」 → 「どこか」
「こっから」「そっから」「あそっから」「どっから」 → 「ここから」「そこから」「あそこから」「どこから」
「こんだけ」「そんだけ」「あんだけ」「どんだけ」 → 「これだけ」「それだけ」「あれだけ」「どれだけ」
「こんな」「そんな」「あんな」「どんな」 → 「このような」「そのような」「あのような」「どのような」 _or _そのまま
――――
「~さしてください」 → 「~させてください」
「~しちゃった」 → 「~してしまった」(orそのまま)
「~してる」〔「い」抜き〕〔「見てる」「食べてる」〕 → 「~している」〔「見ている」「食べている」〕
「~してんです」〔「いる」抜き〕〔「見てんです」「食べてんです」〕 → 「~しているのです」or「~しているんです」 〔「見ているのです」or「見ているんです」 「食べているのです」or「食べているんです」〕
「~しなきゃ」 → 「~しなければ」
「~しなく(っ)ちゃ」 → 「~しなくては」
「~じゃない」 → 「~ではない」
「~するんです」 → 「~するのです」or そのまま
「~すんです」〔「る」抜き〕 → 「~するのです」or「~するんです」
「~っきり」「~(っ)きし」
…… 「思いっきり」「とびっきり」「まる(っ)きし」 → 「思いきり」「とびきり」「まるきり」
「~っつうのは」 → 「~というのは」
「~っていう」 → 「~という」
「~でなきゃ」 → 「~でなければ」
「~でなく(っ)ちゃ」 → 「~でなくては」
「~ではなくって」 → 「~ではなくて」
「~とか」 → 「~など」or そのまま
「~なってる」〔「い」抜き〕 → 「~なっている」
「~なってんです」〔「いる」抜き〕 → 「~なっているのです」or「~なっているんです」
「~なっちゃった」 → 「~なってしまった」(orそのまま)
「~(とか)なんか」 → 「~など」or そのまま
「~なんです」 → 「~なのです」or そのまま
「~みたいな」 → 「~のような」(or そのまま)
――――
「いろんな」 → 「いろいろな」
「裏っ側」 → 「裏側」
「おんなじ」「おなし」「おんなし」 → 「同じ」
「けど」「けれど」「けども」 → 「けれども」or「が」
「さっき」 → 「先ほど」or そのまま
「すごい」〔副詞的なもの〕 → 「すごく」
「そいで」「ほいで」「ほれで」 「ほんで」→ 「それで」
「そいでもって」「そんでもって」「ほいでもって」「ほれでもって」「ほんでもって」 → 「それでもって」or「それで」
「そうすっと」 → 「そうすると」
「ちゃんと」 → 「きちんと」or そのまま
「で(っ)かい」 → 「大きい」or「でかい」
「とこ」 …… 「~のとこ」「~んとこ」〔「そこのとこ」「そこんとこ」〕 → 「~のところ」〔「そこのところ」〕
「とっても」 → 「とても」
「ばっかり」「ばっかし」「ばっか」 → 「ばかり」
「ぴったし」 → 「ぴったり」or「ぴたり」
「ぴったり」 → そのまま or 「ぴたり」
「ほんと」 → 「本当」
「やっぱり」「やっぱし」「やっぱ」 → 「やはり」
「よっぽど」 → 「よほど」
表記辞書のご指定は、原則として受けつけません。
*
日本速記協会「新訂標準用字用例辞典」を参考にします。
第一法規「用字用語 新表記辞典 新訂五版」や三省堂「コンサイスカタカナ語辞典 第5版」なども参考にします。
ただし、あくまで「参考に」です。よって、掲載表記以外の表記をおこなうことがありますし、固有名詞類や著作物からの引用の場合は掲載されている限りではありません。
(1) 「新訂標準用字用例辞典」で送りがなを省く表記が挙げられているもの。
〔当方〕 おおむね、送りがなを省かない表記を採ります。
● 「新訂標準用字用例辞典」:「表記の基準」の「V 送り仮名の付け方」の「通則6」の「〔許容〕」(p.13) …… 〔当方〕 送りがなを省かない表記を採ります。
※ 「用字用語 新表記辞典 新訂五版」では、「新訂標準用字用例辞典」の「表記の基準」の「V 送り仮名の付け方」の「通則6」の「〔許容〕」にかかるものについては、送りがなを省かない表記が1番目に示されています。(参照:「用字用語 新表記辞典 新訂五版」の「この辞典の使い方」の2~3ページ目および「凡例」)
例: もうしこみ 申し込み (公)(文)申込み (建)申し込み
● 「新訂標準用字用例辞典」:「表記の基準」の「V 送り仮名の付け方」の「通則7」の「〔例〕」の「(2)」(p.14-15) …… 〔当方〕 送りがなを省かない表記を採ります。ただし、送りがなを省く表記を採るものもあります。
〔送りがなを省く表記を採るものの例〕
合図、植木、浮世絵、売上高・売掛金・買掛金〔勘定科目〕、書留〔郵便〕、組合〔組織〕、気付〔郵便(等)〕、切手、切符、博多《織》
(2) 「新訂標準用字用例辞典」(や「用字用語 新表記辞典 新訂五版」)で漢字・かなのまぜ書きを挙げている字音語。
〔当方〕 おおむね、漢字書きにします。
例:
<あいきょう> 〔当方による表記〕 愛嬌
〔「新訂標準用字用例辞典」・「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 愛きょう
<ししゅう> 〔当方による表記〕 刺繡
〔「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 刺しゅう
〔「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 刺しゅう・ししゅう
(3) 「新訂標準用字用例辞典」(や「用字用語 新表記辞典 新訂五版」)でかな書きを挙げている字音語。
〔当方〕 おおむね、漢字書きにします。
例:
<けいれん> 〔当方による表記〕 痙攣
〔「新訂標準用字用例辞典」・「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 けいれん
<しゅんせつ> 〔当方による表記〕 浚渫
〔「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 しゅんせつ
〔「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 しゅんせつ船 〔<しゅんせつ>の立項なし〕
(4) 「新訂標準用字用例辞典」(や「用字用語 新表記辞典 新訂五版」)で漢字書きを挙げている字音語。
〔当方〕 かな書きにするものがあります。
例:
<あいさつ> 〔当方による表記〕 あいさつ
〔「新訂標準用字用例辞典」・「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 挨拶
<いっそう>(副詞) 〔当方による表記〕 いっそう
〔「新訂標準用字用例辞典」・「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 一層
<ご~>(接頭語) 〔当方による表記〕 ご~ …… 例外あり〔「御殿」「御幣」など〕
〔「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 (漢字書きの語の前につく場合)御~ ; (かな書きの語の前につく場合)ご~
〔「用字用語 新表記辞典 新訂五版」による表記〕 御~、ご~
(5) 「用字用語 新表記辞典 新訂五版」で複数の表記を挙げているもの。
〔当方〕 おおむね、1番目に挙げられているものを採ります。
例:
おおきめ 大きめ・大き目 …… 〔参考:「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 大きめ
もうしこみ 申し込み (公)(文)申込み (建)申し込み …… 〔参考:「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 申込み
〔1番目以外に挙げられているものを採るものの例〕
か か・カ〈ケ〉 (文)か 〔例〕1~月。3~所。10~条。 …… 〔参考:「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 か
せいせい 清々・せいせい 〔例〕~した気分。 …… 〔参考:「新訂標準用字用例辞典」による表記〕 せいせい
(6) 「コンサイスカタカナ語辞典 第5版」での表記を採らないもの。
例:〔「コンサイスカタカナ語辞典 第5版」による表記(くぎり符号は省略)〕 → 〔当方による表記〕
エポックメーキング → エポックメイキング
デューデリジェンス → デューディリジェンス
ビヘイビア → ビヘイビアー
オーダーメード → オーダーメイド
メードインジャパン → メイド・イン・ジャパン
使用するのはJIS漢字水準(第1―第4)に配当されている漢字
★ 第1―第4水準に配当されていない漢字について
第1―第4水準に配当されている字に異体字があり代用できる場合はその字で代用し、そのようにできない場合はカタカナ書き・ひらがな書きします(あるいは、記号で代替します)。
★ 第3・第4水準の字を使わないことをご指定の場合
「見積もり請求書」等でお示しください。
ただし、このご指定であっても固有名詞類については使います。
「常用漢字表」に準拠しない
★ 「常用漢字表」に準拠することをご希望の場合
〔参考〕 「常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)」(2010-11-30、文化庁)
特段の事情がないのでしたら、「常用漢字表」準拠のご指定はお勧めしません。
ご希望の場合は、後掲「※ 「「常用漢字表」に準拠する」ということは」で示すことをご理解いただいたうえで、「見積もり請求書」等でお示しください。
なお、固有名詞類については「常用漢字表」に準拠しません。
※ 「「常用漢字表」に準拠する」ということは
「常用漢字表」に示されている漢字(常用漢字)について、
「「常用漢字表」に示されていない音・訓で発言されている言葉は、常用漢字で書けるものであってもその漢字は使わない(その漢字では表記しない)」
ということになり、また、
「一般的に用いられている表記であっても、「常用漢字表」に示されていない漢字は使わない(「常用漢字表」に示されていない漢字では表記しない)」
ということになります。
※ 「常用漢字表」に準拠する場合の例
〔例1〕 <かつ>〔且〕:「且つ」
「常用漢字表」で示されているとおり「且つ」と表記することになります。
(ちなみに、当方では通常「かつ」と表記します)
〔例2〕 <かいざん>・<けんいん>:「改ざん」・「けん引」
「竄」・「牽」が常用漢字ではないので「改ざん」・「けん引」と表記することになります。
(ちなみに、当方では通常「改竄」・「牽引」と表記します)
〔例3〕 <うたぐる>・<うたぐりぶかい>:「うたぐる」・「うたぐり深い」
「疑る」・「疑り深い」と表記されることがあります。ただ、常用漢字表では<うたぐる>訓は示されていません。よって、「うたぐる」・「うたぐり深い」と表記することになります。
(ちなみに、当方では通常「うたぐる」・「うたぐり深い」と表記します)
漢字に読みはつけない――ただし、誤認を生じるおそれのある場合はつける
難字(難読語)だと思えるものであっても、読みはつけません。
ただし、難字(難読語)だと思えるか否かにかかわらず、誤認を生じるおそれのある場合は読みをつけます。当該漢字のみにではなくそれを含む語に、その直後に( )でくくって、ひらがなで読みをつけます。
いわゆる字音語は漢字書きする
なお、漢字書きしてしまうと誤認のおそれがある場合は読みをつけます。
※ 例外:いわゆる字音語でも漢字書きしないもの
(例外1:いわゆる字音語であっても ひらがな書きにするもの)
「じゅうぶん」〔十分、充分〕、「ずいぶん」〔随分〕、「たいそう」〔大層〕、「だいたい」〔大体〕、など …… ただし、漢字書きする場合もあります。
(例外2:JIS第1―第4水準に配当されていない字を含む場合)
第1―第4水準の字にその異体字がなければ、カタカナ書きします。
いわゆる字訓語で一対だと捉えられるもの などひとまとまり感が強いとおぼしき語は、漢字かなまじり表記にならないようにする
〔例〕 <はなしにおひれがつく>「話に尾鰭がつく」という表現での<おひれ>「尾鰭」
※ 例外:いわゆる字訓語で一対だと捉えられるものなどでもひらがなで表記したり読みをつけたりするもの
(例外1:漢字書きしてしまうと誤認を生じるおそれがある場合)
ひらがな書きします、あるいは読みをつけます。
(例外2:JIS第1―第4水準に配当されていない字を含む場合)
第1―第4水準の字にその異体字がなければ、ひらがな書きします。
〔参考〕 JIS X 0213:2004および「常用漢字表」(2010-11-30改定)に関連する注意事項は示しません。 (右方の「∨」または「∧」をクリックすると、開きます または 閉じます)
納品の際に「常用漢字表」(2010-11-30改定)・JIS X 0213:2004関連等の注意事項をお示しすることは、やめました。(ただし、JIS漢字水準(第1―第4)に配当されていない漢字に関係する場合は示すことがあります)
おそれいりますが、JIS漢字水準や漢字の文字コード等については、各種のワープロ漢字字典や字書等や後掲ウェブページ等でお調べください。
なお、お調べのワープロ漢字字典や字書等が、JIS X 0213:2004対応をうたっているにもかかわらず、JIS X 0213:2000からの変更点(例示字形の変更や割り当てコードなど)の説明やその関連事項についての説明がない(注意喚起していない)ものである場合は、ご注意ください。
(下掲ページや下掲ページで示されているpdfファイル等については既に削除あるいは移動されているかもしれません)
・ 日本工業標準調査会「JIS X 0213:2004に関連する情報について」
〔国立国会図書館「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)」による保存の、2016-11-01時点のもの〕
・ 日本マイクロソフト「JIS X 0213:2004 (JIS2004) 対応について」
[日本マイクロソフト「Windows 7 の日本語フォント環境について」]
・ 文化庁「常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)」2010-11-30
・ 経済産業省「改定常用漢字表に対するJIS漢字コード規格の対応状況について」2010-11-30
〔国立国会図書館「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)」による保存の、2014-03-01時点のもの〕
・ 「JIS2004制定時の変更点」
[上綱秀治「CyberLibrarian 図書館員のコンピュータ基礎講座]」、「参考資料」]
・ 文字研究会「第5回ワークショップ:文字―「現実」から見た改定常用漢字表―」(2010-08-11開催)、配付資料―〔関口氏「改定常用漢字表で情報システムはどうなるのだろう?」〕「関口氏資料」(pdf)
・ 「〔上略〕2010年11月30日の常用漢字表改定に合わせた小さな改正になっている。規格の内容自体に関しては、実質的な変更はない。」:「JIS X 0208 と JIS X 0213 が改正されていた件」2012-03-11
[mashabow「しろもじメモランダム」]
・ 「JIS漢字コード:JIS補助漢字・第三・第四水準漢字」〔「JIS X 0213:2000」、「JIS X 0213:2004」、「JIS X 0213:2012」〕、「JIS漢字コード:JIS第一・第二水準」〔「JIS X 0208:1997」、「JIS X 0208:2012」〕
[山田崇仁「睡人亭」、「文字コード入門」]
原則として次のようにします。英字(など)にかかる場合でも同様です。
● 「 」を使う。
書名・紙誌名であっても、また「 」くくりの中であっても、『 』を使わない。
● 「 」くくりにする部分が何度も出てくる場合:
初出のみを「 」くくりにすることがある。
● 引用・題名等のほかに「 」を使う場合:
多用しないように気をつけながら、使う。
● 「 」くくりの中に使う場合で、その部分が長くなるなどでわかりにくくなる場合:
「 」に代えて‘ ’を使うなど適宜処理することがある。
● 引用部分がかなり長い場合:
「 」でくくったうえで、段落を変えることがある。
*
★ 引用(だとおぼしき)部分について
引用(だとおぼしき)部分については、可能であれば調べて確認します。別途に料金をいただくことはありません。
引用元の書誌情報(および引用部分を記した資料)をご提供いただけると、ありがたく思います。
● 引用(だとおぼしき)部分の調べがつかない場合
おおむね聞き取ったままを記すことになります。また、おおむね「 」でくくりません。
● 【C】・【C+】のいずれかをご指定の場合
調べがつく、つかないにかかわらず、おおむね聞き取ったままを記すことになりますし、おおむね「 」でくくりません。
【%】
全角で表記します。
〔例〕
3.5%の増加率 消費税率5%
〔例外:具体的な数値(での割合)を表すものでない場合 …… 「パーセント」と表記〕
それは99パーセント大丈夫です。
【度C 度F ; セルシウス度 ファーレンハイト度 、 セ氏#度 カ氏#度】
「度」は全角で、英字「C」「F」は半角で表記します。度Cか度Fかが判別不能の場合は「度」のみです。
なお、全角1字物の「℃」は使いません。
<セルシウスド>・<ファーレンハイトド>や<セ(ッ)シ#ド>・<カシ#ド>という発言の場合
「セルシウス度」・「ファーレンハイト度」や「セ氏#度」・「カ氏#度」と表記します。
〔例〕
20度C 68度F セルシウス度で20度はファーレンハイト度で68度 セ氏20度 カ氏68度
なお――
・ 【A】・【B】・【B+】をご指定の場合: 特に発言どおりに示す必要のある場合のほかは、「度C」「度F」あるいは「度」とします。
・ 【C】・【C+】のいずれかをご指定の場合:発言どおりに表記します。
【cc ppm pH など】
おおむね文字の名称で呼ばれるものは英字半角で表記します。
なお、全角1字物の「㏄」は使いません。
【メートル キログラム アール など】
カタカナで表記します。
なお、全角1字物の記号(㎞ ㎏ ㎡ など)は使いません。
〔例〕
5メートル 30センチメートル 50キログラム 1トン
10アール 1ヘクタール
50平方メートル 30立方センチメートル
なお、記号で表記することが必要な場合は英字半角にします。添え字の英数字も同様です。
【ローマ数字:I II III IV V VI …… X ……】
英字(半角)で表記します。
【丸囲み文字】
使いません。 …… ※ 参照:後掲「■ 丸囲み文字」
● 半角で表記します。
標題や見出しに使われているものや数式等に出てくる添え字も、同様です。
● 数の位を表す漢字(「万」「億」「兆」等)を使います。
ただし、次のことがあります。
・ 「千」「百」「十」や「九」~「一」:概数等の場合以外は使わない。
・ 番号など数値のみで示すことが必要な場合:使わない。
● 位取りのコンマは使いません。
● 小数点は半角で表記します。
*
〔例〕
3兆2500億円 1億0234万0567人 1万人 5000人
1.5キログラム 0.25% 第12345号
〔概数等の例〕
1億数千万円 1億0234万数千人 二千何百人 数十人 五十数人
30.何メートル
五十数% 12.何% 1.何% 何.5% 十何.何%
jtdファイル・docxファイルでの納品の場合は対応します。
ただし、対応できないもの(構造式など)もあります。
対応できないような複雑な形であるなどの場合には、適宜処理します。
*
当方がtxtファイルで納品する場合や、お客様がご使用の際に納付ファイルのファイル形式以外の形式で扱われる場合には、お気をつけください。
● txtファイルでの納品をご希望の場合:添え字は不能。
● jtdファイル・docxファイルでの納品をご希望の場合:その納付ファイルの内容をtxtファイルなどほかのファイル形式で扱われると、添え字が解除されることがある。
【英字】
原則として半角で表記します。標題や見出しに使われているものも同様です。
【ギリシャ文字、キリル文字(ロシア文字)】
記号としてのものなどで使う場合は、全角物を使います。
【ローマ数字】
英字で表記します。
使いません。「マル「*」」の形で代替表記します。
標題や見出しに使われているものも同様です。
〔丸囲み文字の代替表記の例〕
マル「ア」 マル「い」
マル「三」
マル「3」 マル「A」 マル「i」
なお、数(いわゆる算用数字)や英字等については、特段のことがない限り、全角・半角を区別せず すべて半角で表記します。
★ 誤り防止のために、資料をご提供ください。
たとえば<マルエイ>という発言については「マル「A」」と表記します。
しかし、それは資料では「a」の丸囲みなのかもしれません。そうだとすると、(資料に「A」の丸囲みも出てくる場合は特に)誤りになってしまいます。
資料をご提供いただけないと、判断できません。
お客様ご利用の際の余計な手間が省けることがあると思いますので、資料(レジュメ、当日使用資料、プログラム、等)のご提供をお願いします。
書式はお任せいただきます。
jtdファイル・docxファイルでの納品をご希望の場合には、ご指定があれば応じます。
ただし、ご指定いただけるのは次のことに限ります。
● 後掲の各「■」項について(ただし、「■ 禁則処理」を除く)
● 文書スタイルやページ設定のうちで以下のもの
・ 書体(なお、日本語用として設定したものを〈半角〉英数字用としても設定する) …… ただ、書体によっては、1ページ行数もご指定の場合は そのとおりにならないことがあるようです。
・ 文字サイズ
・ 用紙サイズ
・ 1行字数、1ページ行数
・ 左右上下の余白
★ 雛型・テンプレート利用のご指定は、なるべくお避けください。
雛型・テンプレートをご用意なさっていて それを使うことをご希望の場合は、お示しください。ただし、マクロを使用しているものやアドインを必要とするものを除きます。
ただ、これまでの経験から申しますと、ご提供の雛型・テンプレートの書式設定等が雑なものや複雑過ぎるものが少なからずありました。そのような場合は、書式等をすべて解除して(設定し直して)作成することになりえます。
よって、お客様がご用意なさっている雛型・テンプレートを使うことを指定なさらないでいただければと思います。
(当方では、表組みやテキストボックスで発言を記すなどの書式は使いません)
太字、斜体、等は原則として使いません。
使うことをご希望の場合は、お示しください。
段落頭は、全角の空白(スペース)を使って1字下げします。
※ 段落頭
「書き出しの場合、または強制的に改行した場合。その最初の1文字目が開く引用符などの場合を含む。発言者が複数で、ある人の発言中に段落を設ける場合は、発言頭および第2段落以降の各段落頭」を指すこととします。
※ 参照:後掲「■ 発言者表示が必要な場合」
禁則処理をしません。
タイムコードの挿入は、「初めと終わり」以外にはおこないません。
初めと終わりと以外の部分への挿入をご希望の場合は、作業日数・料金を追加します。
資料(レジュメ等)をご提供の場合は、可能な限りそれに沿って標題等や見出しをつけます。
ただし、標題等や見出しの表記(特に英数字や記号)は資料のとおりになるとは限りません。
資料が何らかの表記基準にしたがって作成されているとは限らず、英数字や記号については無意味に全角・半角が混在しているとおぼしき場合が間々あります。
資料のとおりにすることに特段意味がないのであれば、資料のとおりにすることはお勧めしません。
見出し
レジュメ等の資料ですべての見出しに番号がついているなどで階層が明確だとおぼしき場合は、資料にしたがいます。
ただし、資料では見出し番号がついていない場合や見出しのつけ方がそろっていないなどの場合は、この限りではありません。
見出しをつけにくい場合は、話のまとまりごとに空行を入れるなどして、くぎります。
段落分け
話しぐあいなどによっては段落分け等くぎることが困難な場合があります。
なお、標題等・見出しをつけない場合は、段落分けのみを行います。
標題部や見出し(または話のまとまりごとのくぎり)のつけ方
次の場合には、「見積もり請求書」等でお示しください。
● 標題部を設けることが必要で、そこに記す項目を指定する(題名、講演者等氏名・肩書き、日付、開催場所、等)
● 見出し(または話のまとまりごとのくぎり)のつけ方などを指定する
資料番号や見出し番号、等
【資料番号】(例:「資料1」「資料A」の「1」「A」)
当該資料等では全角であっても半角にする。
【標題や見出しに使われている英数字】(例:「第1章」「(1)」「(A)」などの「1」「A」、標題・見出しの文言中に出てくる英数字)
当該資料等では全角であっても半角にする。
【標題や見出しに使われている記号】(例:「1.」「1‐1」「(1)」の「.」「‐」「( )」、標題・見出しの日本語文言中に出てくる記号)
当該資料等では半角であっても全角にする。
発言者名などを【 】でくくって表示します。
発言頭には全角の空白(スペース)を1つ入れます。
また、1発言の中で改行する(段落を設ける)場合は、その頭に全角の空白(スペース)を1つ入れます。
発言者の区別は、発言者の情報(構成、発言者の氏名・肩書き)や発言メモなどのご提供がないと困難です。
インタビュー・証言聴き取りで聞き手側が複数の場合や講演等の質疑応答での質問者が複数の場合、原則として聞き手側の人や質問者を区別しません。つまり、聞き手側や質問者の発言者表示はすべて 【聞き手】 や 【Q】 など 同じものにします。
司会者などを示す必要がある場合は、適宜示します。
【発言者表示の例】
なお、下掲以外の方法をご希望の場合は、「見積もり請求書」等でお示しください。
「□」は全角の空白(スペース)が入ることを示しています。
● インタビュー・証言聴き取りの場合
【聞き手】□~~~~~~~~~
【*田太郎】□~~~~~~~~
【聞き手】□~~~~~~~~~
【*田】□~~~~~~~~~~
● 質疑応答の場合(英字「Q」「A」:半角)
【Q】□~~~~~~~~~~~
【A】□~~~~~~~~~~~
または
【Q】□~~~~~~~~~~~
【*田】□~~~~~~~~~~
● そのほかの場合(英字「A」「B」:半角)
【A】□~~~~~~~~~~~
【B】□~~~~~~~~~~~
または
【*田太郎】□~~~~~~~~
【山※花子】□~~~~~~~~
【*田】□~~~~~~~~~~
【山※】□~~~~~~~~~~
● 発言者区別不要の場合:表示は「【●】」とします。
【●】□~~~~~~~~~~~
【●】□~~~~~~~~~~~
【●】□~~~~~~~~~~~
【●】□~~~~~~~~~~~
1. 聞き取れなかった場合、どのような言葉なのかがわからなかった場合、一応聞き取れたものの全く自信がないのでそれを表記しない場合:〓で示し、それを★でくくる。
………… ★〓★
2. きわめて不確かな場合、表記を確定できなかった場合:カタカナで示し、それを★でくくる。
………… ★アイウエオヨウゴ★
3. 不確かな場合(表記を一応確定させたもの):★でくくる。
………… ★あいうえお用語★
4. 1.・2.・3.が混在する場合:それぞれの表示を混在させる。
………… ★アイ〓お用語★ ★あいうえお用〓★ ★あ〓ウエお用ゴ★
*
〓:発言の長さや推測される文字数に関係なく、1つ。
句読点・疑問符等の符号の使用についても不確かな場合:その符号も★くくりの中に入れる。
*
当方では通常、不明箇所等を表示する場合、そこにはタイムコードを入れないことにしています。これは、納品後お客様側で全編にわたってきちんと聞き直しをしていただきたいという思いからです。
※ 不明箇所等にタイムコードを入れる場合 …… 作業日数・料金を追加します。
「★」くくりの直後に「[hh:mm:ss]」を入れることとしています(「hh:mm:ss」は時:分:秒。角括弧・コロンは全角)。
ただし、不明箇所等が前後して出てくるなどして多くなる場合は、この限りではありません。煩瑣さを避けるために、当該段落・当該発言部分における不明箇所等の最初のもののみに挿入します。
起こし方・整え方・表記等の処理は一律に行うものではありません。
● 催事・形式等の別、当方納付ファイルのお客様による使用ぐあいや完成品の用途、などにも関係します。
● 通常は起こさないものであっても当該発言において意味を成すと思われる場合などは、起こします。
● 通常は整えるものであっても発言ぐあいなどから整えないのがよいと思われる場合や整えにくい場合は、整えません。
*
しあがりについて
当方は、お客様に属する者やお客様の関係者でもなければ、当該収録内容の当事者・関係者や収録の随行者でもありません。
よって、発言された言葉自体をよく聞き取れたとしても、事の背景等を知りえないので、じゅうぶんによく起こせるとは限りません。
つまり、当方の納付ファイルは、原則として、お客様がお使いの際にはご自身で聞き直され、確認、検討なさり、修正されることを前提にしています。
なお、誤解のないように念のため申しますが、もちろん、聞き誤りのないように努め、また不明な語句は可能な限り調べて妥当な表記等をおこなうように努めます。
*
※ 「納付ファイルの内容をあまり確認なさらずお使いになる」あるいは「納付ファイルをおおむねそのままお使いになる」場合、つまり、内容がおおむねお客様の用途のものそのものとしてのしあがりをお望みの場合
原則としてお引き受けしませんが、ご希望であれば その旨をお示しください。
ただし、さらに次の点にご留意ください。
● 「依頼詳細提示書」のご利用が必須です。
● 有効な提供要請資料をじゅうぶんにご提供いただくことやそのほかこちらが要請する情報をご提供いただくことが必須です。
なお、作業を開始した後でも提供要請をすることがありえます。
● 録音声の状態がよくないと不能です。
● 上掲の3点がじゅうぶんでも、そのほかのご指定等によっては不能です。
● 料金・作業日数を追加します。