情報学群情報科学類 および システム情報工学研究群情報理工学位プログラム のオープンキャンパス向けに作成した研究室紹介ビデオです。
筑波大学システム情報系量子情報科学グループ
現在進行中のプロジェクト
JST ASPIRE 次世代 [量子分野] FY2023 - FY 2026
JSPS 基盤 C (+ 独立支援形成 (試行))
JSPS 基盤 A 分担 [代表者: 藤原正澄 (岡山大学)]
Publication List (See: Google Scholar)
研究に何か特別なことがあるわけでもありません。
好きなことが見つからない場合には見つからないなりに、見つけてしまった人はとことんやりましょう。
チャレンジでかつスリリングな研究生活を送ってみませんか?
以下の 2つの疑問は同じでしょうか?
情報処理 [計算 / 測定] の限界?
地球上で実現可能な情報処理の限界?
地球上で実現可能なものだけが宇宙空間で実現できるものの全てとは限りません。そのため、様々な制約のもとで「何が (what)」「どのように (how)」「どれくらいの規模で (how much)」出来るのか?を解き明かしていく必要があります。量子情報科学 (Quantum Information Science) や精密測定科学 (Precision Measurement Science) はその手段であると考えています。
量子乱数を用いた量子計算機の安定性
研究当時、クラウド上で超伝導量子ビット型量子計算機が使えるようになったくらいの時期で、究極の乱数生成システムを構築することを目標していたところ、量子計算機が不安定に動作してしまうということに気づき、品質工学の方法論を用いて安定性を解析することを行いました。最終的には、査読付き国際学会で発表してもらいました。
星空は何故見えるのか?
量子力学の入門書を読んでいると、「星空が見える理由は量子力学にある」という説明から、視覚と量子力学の歴史的経緯から調べていったところ、現在まで知られている実験結果を整合的に説明することができないことが分かりました。数理科学 2023年12月号にコラムとして執筆しました。
蛍光ナノダイヤモンドを用いた量子生体センサー (日本物理学会誌 78, 593 - 598 (2023))
量子グレードの高品質・高輝度蛍光ナノ粉末ダイヤモンド ~ナノダイヤモンド量子センサの性能向上で超高感度の測定が可能に~ (2024/12/23)
ナノ粒子をポリマーコーティングによって 線虫体内へ蓄積させることに成功! ~蓄積の制御により"環境負荷の軽減"や"生体内の薬剤蓄積"を可能に~ (2024/5/9)
世界初!蛍光ナノダイヤモンドを用いた量子温度計により動物個体の発熱を捉えることに成功 (2020/9/14)
超短パルス光を用いてダイヤモンドの光学フォノン量子状態を制御-量子メモリー開発につながる成果- (2018/6/15)
極限的な量子状態制御を用いた新しい量子情報・基礎物理学実験に期待~イオントラップを用いて量子回転子を実現し、トンネル効果中の量子位相を初めて観測~ (2014/5/14)
Observation of Aharonov-Bohm effect with quantum tunneling
June 20, 2016 at Perimeter Institute for Theoretical Physics
Visualizing Quantum State
June 09, 2016 at Perimeter Institute for Theoretical Physics
Counter-factual Processes in Quantum Mechanics
November 26, 2010 at Perimeter Institute for Theoretical Physics