9時10分~11時10分
近藤 猛 先生
13時30分~15時30分
見坂 恒明 先生
15時45分~17時45分
天野 雅之 先生
【注意事項】
※OJTのみ参加希望の方も、地方会の参加登録が必要です
※ご自身が地方会の口演発表の際は、その間セッションを中座していただいて構いません
※参加申し込みは締め切りました(2023/11/20)
臨床における教育と指導のポートフォリオにおいて、「教育学的枠組み」を用いた省察が求められています。教育学的枠組みとは一体なんでしょうか? どのように活用すれば良いのでしょうか? このセッションでは、教育学的枠組みの役割や位置づけ、実践に活かしやすい理論の紹介、教育実践の中での活かし方、そして教育ポートフォリオにおける書き方のコツを学びます。
※定員:20名まで
※参加対象:専攻医、上級医師、医師以外の職種(医療専門職、医療専門職以外)
八幡晋輔(兵庫県立はりま姫路総合医療センター総合内科)
小佐見光樹(自治医科大学地域医療学センター公衆衛生学部門)
水谷直也(公立宍粟総合病院内科、鈴木智大 所属:兵庫医科大学ささやま医療センター総合診療科)
藤原稜(兵庫庫県立丹波医療センター内科、田口真理子 所属:公立浜坂病院総合診療科)
総合診療医にとって、ケースレポートを1本書くことはハードルとなりますが、臨床研究を行うとなるとさらにハードルがあがります。論文作成のビギナーにとって、いきなり臨床研究を計画して実行することは難しいですが、ケースレポート作成の延長となると少しハードルが下がると思います。自分達が経験した症例をケースレポートとして作成する場合、既報の数がある程度あれば、A case report and literature review として論文作成し、臨床的特徴を明らかにします。この論文の集計過程そのもので、自分達が経験した症例を強調しない場合、literature reviewとして研究論文化できます。さらに論文化されていない自施設や関連施設のケースを集めて、その臨床的特徴を押さえることで、臨床研究論文として成立します。こういったケースレポートとなる経験症例を軸として臨床研究への発展方法を本セッションでは解説します。症例を持ち寄り、一緒に、ケースレポートから臨床研究へつなげるアイディアを一緒に考えましょう!
※定員について:50名まで
※参加対象について:専攻医、研修医、それ以外の医師、医師以外の職種(医療専門職)
『マネジメント』と聞くと、“管理職の仕事”とイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は、マネジメントの真価は専攻医の皆さんが日々活躍している“臨床現場”でこそ発揮されると演者は考えています。本セッションは、その中でも特に近年注目されている「不確実性下での臨床判断」をクローズアップします。
具体的に、まずは不確実性が低い状況で使用する「意思決定表」の使い方を家庭医療専門医かつ国際認証MBAホルダーである演者がレクチャーでお伝えし、身近な題材を用いたワークショップで修得していただきます。そして、不確実性が高い状況で使用する「Effectual diagnostic approach」という方法をデモンストレーションで紹介する予定です。
主な対象は専攻医を想定していますが、医学生/研修医を含む若手の皆さんや上級医・他職種の方も気軽にご参加いただけます。明日からの臨床マネジメント力を飛躍的に高められるよう、一緒に楽しく学びましょう!
※定員について:上限なし
※参加対象について:専攻医、研修医、それ以外の医師、医師以外の職種(医療専門職、事務職員等)、医学生