市内ラジオ体操団体情報交換会

大岩3区まちづくりプロジェクトは令和3年度富士宮市NPO等市民活動促進事業に応募し「地域ラジオ体操の普及とネットワーク化」というテーマで採択された。そこで市内126区の区長あてに「区内でラジオ体操を実施しているか。している場合、代表者は、規模は?どのくらいの頻度で」などについてアンケートを実施し、通年で実施しているのが全部18団体あることが分かった。また来年度から実施したい、という区もあった。形態、頻度などは様々である。

令和3年11月20日(土)に、駅前交流プラザきららにおいて、第1回市内ラジオ体操通年実施団体のうち8団体が会し、情報交換を行った。頻度は、基本的に毎日行っている団体から、週3回、土日のみ、日曜のみなど様々である。時間は朝のNHKのラジオ体操(6:30)にあわせて行っている団体がもっとも多いが、他の時間にCDやテープなどを使って行っているところもある。

お楽しみ抽選会を行ったり、ミニ文化講座を行ったり、独自のラジオ体操カードを作成したりして、地域交流の場としての機能をラジオ体操の集まりに与えている団体もあった。また、グランドゴルフの準備運動として行っているところもある。

会には、市の地域交流課と健康増進課も参加し、健康増進課課長は、ラジオ体操の効用をまとめて話された。「地域で集まって行うラジオ体操は、高齢化社会にあって、健康を保つ良いツールである。運動・栄養・社会参加の3要素が健康でいるために必要であり、運動と社会参加は直接に、また、運動を行うことが食欲の減退を防ぐ効果もあるので、栄養という面も加わり、ラジオ体操は3要素を全部含む良い事業であり、是非地域でも推進し、多くの人々が参加する状況になればありがたい。」と話された。

また、参加者からは、「ほかの団体の様子がわかった良かった」「市から最初の5年間、市内ラジオ体操団体に奨励金の支援があるが、5年経過後も引き続き支援していただきたい」などの感想や意見も寄せられた。

なお、市のラジオ体操奨励金については区長から申請する関係で、実施団体は区単位で集約されるが、実際の実施団体は、区ではなく市民の自主的なグループであることが多いことが分かった。

以下は、今回、大岩3区まちづくりプロジェクトが調査した結果、夏休みの子供会等のラジオ体操以外に、自区内で通年でラジオ体操を実施している団体があると回答した区の名称である。


阿幸地区、内房4区、大岩3区、大久保区、小泉3区、琴平区、神賀区、高原1区、常盤区、長貫区、野中2区、野中区、羽衣区、日の出区、ひばりが丘区、福地区、万野4区、村山3区(ほかに公表を望んでいない団体もある)

大岩3区まちづくりプロジェクトが事務局となり、これらの実施団体や区の了解を得て、実施会場と日時、責任者を記したチラシを作成し、公民館や交流センターなどにおいて、関心ある市民や団体にみてもらい、実施団体や参加人数の増加を図りたい。

駅前交流センター「きらら」に集まった、富士宮市内ラジオ体操実施8団体と市民交流課、健康増進課のみなさん