研究領域 (research interest)
「聞く」「読む」「話す」「書く」「理解する」「表現する」ことが苦手なお子さんたちへの学習支援研究を行っています。
多くのお子さんに共通する学習の苦手さの特徴を発見するために、主に就学前後のお子さんたちから高校生までを対象に、発達障害の診断種別や診断の有無を問わずに、視線機能や運動機能などを含めた各種行動指標を用いた評価研究も行っています。
どんな研究をしているの?
おおもりラボでは主に3つの研究を軸にプロジェクトを進めています。
✤ 研究室で行うものもあれば、出張して現地で行うものもあります。
読み書き支援
学習に関連した行動の獲得を目指した介入研究を行います。
主に自作したコンピュータ教材を使用して読み書き学習支援を行っています。
ひらがなの読み書きから文章理解、英語の学習支援も行っています。
コミュニケーション支援
応用行動分析学に基づいたことばと行動の獲得支援研究を行います。
会話とコミュニケーションの獲得支援研究を行っています。
共同注意やアイコンタクトに関連した調査研究も行っています。
視線機能分析
コミュニケーション場面での目の動きを計測します。
非接触型で身体拘束のない機材を使って視線機能を計測しています。
二者・三者関係場面での会話時の視線計測や学習場面に関連した視線計測も行っています。
どんなキッズリサーチアシスタントが多いの?
おおもりラボでは発達障害の種別や診断の有無にかかわらず、こどばと行動の獲得や、学習・コミュニケーションが苦手なお子さんたちを対象に参加者を募集しています。
対象年齢:0歳から18歳くらいのお子さん
これまでの主な研究協力者
- 定型発達児 (乳幼児・小学生・中学生・高校生・大学生)
- 自閉スペクトラム症(Autism spectrum disorder)児
- 注意欠如・多動症(Attention-deficit/hyperactivity disorder)児
- 限局性学習障害(Specific learning disability)児:ディスレクシア・ディスグラフィア
- 知的障害(Intellectual disability)児
- ウィリアムズ症候群(Williams syndrome)のある児童
☆上記に記載のないお子さんたち、大学生の方のご参加もお待ちしております。
ご興味がございましたらまずはお問い合わせください。