「東京2020大会」の

文化プログラム(例)

写真とスライドの下に解説を載せています。右端の「V」をクリックしてご覧下さい。

1)「Olympic Agora オリンピック・アゴラ」(日本橋)

1)「Olympic Agora オリンピック・アゴラ」(日本橋COREDO室町テラスを中心にIOCの文化レガシー財団(OFCH)との連携プログラム の一環)

・主催:オリンピック文化遺産財団(Olympic Foundation for the Culture and Heritage OFCH)(元のIOCの「文化と教育委員会」)

・オフィシャルパートナー: 三井不動産株式会社(東京2020ゴールドパートナー)

・場所:日本橋エリア(東京)

・開催期間:2021年7月1日(木)~8月15日(日)

三井不動産のスポンサードでIOCの文化レガシー財団が日本橋に展開したオリンピック・ミュージアムの出張展示他の文化プログラム。「オリンピック・スピリット」の展示内容は写真撮影禁止であったため紹介できませんが、この展示では、各大会の公式ポスターや開会式の演出の衣装、聖火リレーのトーチや各大会のメダルの他に、21人のオリンピアン達の偉業が展示されていました。コロナ禍でなければもっと大々的な展示会となり、図録なども販売されるはずでしたが、密を避けるために予約制の人数制限と展示内容も大幅に縮小されてしまいました。近くの神社や公園にも彫像やインスタレーションの展示がありました。「オーディエンス」という作品は今も展示されています。

COREDO室町テラスの入り口。この入り口の左手前(写真の左手)に「Olympic Agora」の記念モニュメントである「The Audience」(左の写真)が設置されている。

「The Audience」(グザヴィエ・ヴェイヤン作,2020)オリンピックカラーの5色の彫像群。「東京2020大会」のための記念作品。2021年6月にこの地に設置されました。

2)「オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック」(GGG)

・共催:オリンピック文化遺産財団との共催で、

・場所:大日本印刷株式会社(DNP)のギンザ・グラフィック・ギャラリー(以下ggg)(東京・銀座)

・期間:2021年7月20日(火)~8月28日(土)

・内容:スイスのローザンヌにあるオリンピック博物館で2018年5月10日~2019年3月17日に開催された展覧会「Olympic Language: Exploring the Look of the Games」を世界初の巡回展の形にして実施するもの

・対象大会:1964年東京、1968年メキシコシティー、1972年ミュンヘン、1994年リレハンメル、2004年アテネの5つの大会

・ねらい:エンブレム・ポスター・ピクトグラム・マスコットなどを通して、各大会のデザインがどのようにオリンピックの統一感と大会の個性を表現してきたかを探る*1*1DNPニュース 

DNPニュースhttps://www.dnp.co.jp/news/detail/10160901_1587.html

オリンピック・ランゲージ(銀座GGG)

3)「スポーツNippon!](東京国立博物館)

・主催:東京国立博物館、読売新聞社

・協力:TOCOG

・後援:JOC

・場所:東京国立博物館 平成館企画展示室

・期間:2021年7月13日~9月20日(月)

・内容:第1章 美術工芸にみる日本のスポーツの源流

埴輪土器、古来の武士の身体技芸、浮世絵なども。

第2章 近現代の日本スポーツとオリンピック 

戦前の三島弥彦(2012年ストックホルム大会で日本初参加の短距離ランナー、東大生)のユニフォーム、西田・大江の友情のメダル(1936年ベルリン大会棒高跳びで2位3位決定せずに銀と銅メダルを半分づつ貼り付けた)も展示されていました。

1964年東京大会の4枚組の公式ポスターは、亀倉雄策の指定通りに第2号ポスターが第1号ポスターの太陽に向かってダッシュする構図で展示してありました。さすがです。1964年東京大会のメダル、表彰式のメダル授与式で着られた振り袖と帯などの展示も!

「スポーツNIPPON」(東京国立博物館)