世界で少子高齢化が大きな課題となっています。健康でいられる期間をより長く延ばすには、日頃の運動と健康管理が不可欠です。非侵襲での常時計測方法として、汗や涙液、呼気の利用が考えられます。
本プロジェクトの目的は、汗や涙液、呼気の状態をリアルタイムで計測し、医療や運動の改善に繋げることです。
現在、日本人の死因トップが癌であり、中でも最も高い死亡数を占めているのが肺癌です。早期発見することで肺癌の5年生存率が高くなり、身体的・経済的負担が軽減されます。呼気には、血液に溶け込んでいる気体を含んでいます。筑波大の生命環境系と共同して、呼気を用いた一般家庭で検査可能な小型センサの開発を進めています。
眼の不調や病気は、運動や睡眠に悪影響を及ぼします。涙液の状態を常時計測すれば、眼の状態を知ることができます。筑波大の医学系と共同して、涙液を用いたSmart contactlensを作製しています。バイオセンサを直接コンタクトレンズに作製し、ウサギへの装着を試験しました。現在、配線を繋ぎ、電気化学計測を通じて涙液の状態をリアルタイムで計測することを進めています。
適度な運動は健康に良いですが、疲労を蓄積してしまうまで動くと怪我の誘発に繋がります。過度な運動を避けるには、乳酸の常時計測が有効です。乳酸成分は汗から検出できます。筑波大の体育系と共同して、汗を用いたリアルタイムでの小型乳酸センサの開発を行っています。
2025/5/31 特願『生体デバイス 』
2024/4 筑波大学 系横断R&Dプロジェクト「ドライアイ診断治療の新展開を目指したコンタクトレンズ型 活性酸素測定・除去デバイスの開発 」