1学期
校長室より
校長室より
暑中お見舞い申し上げます
「暑中お見舞い申し上げます。炎暑が続いておりますが、大部小学校の児童の皆様においてはご健勝のことと存じます。夏休みも3分の1が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。夏休みの課題や作品など順調に取り組めているでしょうか。エンジンをかけなおすにはいい時期です。がんばりましょう。暑さ厳しい折柄、ご自愛のほど祈念申し上げます。」
日本には古来、手紙(活字)でコミュニケーションをとる習慣があります。1月には年賀状、お盆の時期には暑中・残暑見舞いなどです。夏休みは各教室には子どもの姿はありませんが、つながっていたいとの思いから、暑中見舞いという形で学校だよりを出します。
小野市の先輩に学ぶ
1学期終業式で、「オレゴンで行われる世界陸上に出場する田中希実選手から学ぼう。」というお話をしました。オリンピック東京大会に続き、世界で活躍中の小野市出身の陸上選手です。
彼女は今回大会のインタビューの中で「一つひとつのレースですごく反省点はありました。日本のレースだと自分の中での反省点になりますが、世界陸上は相手あっての反省の方が、戦術的な部分の方が多いので、経験はどんどん積んでいきたい。」とさらなる世界でのチャレンジへの抱負を述べていました。
私たちも「自分が得意なこと、好きなことがあります。そこを極めていくことは大切だ」と改めて感じました。夏休みはまだまだ続きます。子どもたちには好きなこと、得意なことをとことん追求してほしいと思っています。
ちなみに、田中選手の趣味は「読書」だそうです。前回紹介した、芦田愛菜さんの書籍を参考に、夏休みのチャレンジとして、いろいろな本を読んでみてはいかがでしょうか。
本の出逢いは人との出逢いと同じ
みなさんは芦田 愛菜(あしだ まな)さんをご存知でしょうか。彼女は兵庫県西宮出身の日本の女優さんです。そのほかにテレビ番組のMCや歌手、声優、ナレーターなど多岐にわたって活躍されています。現在18歳、高校3年生。将来医師をめざし、来春には大学進学されるとか。
彼女は年間100冊以上本を読む超読書家で、自らを「活字中毒」と呼ぶほどほど本が大好きだそうです。「良書を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話を交わすようなものである(哲学者・デカルト)」の名言があります。いうなれば「読書は人を成長させるもの」といえるのではないでしょうか。
でも、「どんな本を読めばいいの?」と疑問があるかもしれません。そこで、今日は「運命の1冊に出逢うためのヒントに!」と彼女が書いた「まなの本棚(2019/7)」という本を紹介します。紹介文には「年間100冊以上も読み、本について語り出したら止まらない芦田愛菜が本当は教えたくない“秘密の約100冊”をご紹介。世代を超えて全ての人が手に取ってみたくなる。考える力をつけたい親御さんと子供たちにも必読の書です。」とあります。紹介された本の中で興味のある本に出逢ったら、図書館に行って借りてくるのもいいのではないでしょうか。(著書中で紹介された本を1っ冊だけ紹介します。『魔女の宅急便/角野 栄子著/1985年/福音館創作童話』ジブリ映画でもおなじみですが、活字で読むのもいいですよ。シリーズでたくさん出ています。)
新型コロナ「第7波」
「政府分科会の尾身会長は新型コロナウイルス感染の『第7波』に入ったという認識を示した。」11日にこんなニュースが飛び込んできました。さらに14日、「第7波に向けた緊急提言~5つの対策」として「①ワクチン、②検査、③換気、④医療機能、⑤基本的な感染対策」を示しています。
今のところ行動制限は設けないとしているものの予断を許さない状況ではあります。いずれにせよ、私たちは換気を含め基本的な感染症対策を徹底することが重要と考えています。今週から子どもたちが待ちに待った夏休みに入りますが、家庭での基本的な感染症対策の徹底をお願いします。しかしながら、夏という季節がら、熱中症対策にも万全を期す必要がありますが、大人も子供もTPO(時・場所・場面)に応じた対策をしていきたいものです。
<<今後の予定>>
7月20日(水)1学期終業式
7月21日(木)夏季休業開始
8月11日(木)学校閉庁日(~15日(月))
8月29日(月)2学期始業式
今年の夏休みは39日間
もうすぐ、長い夏休みがはじまります。学校としては子どもたちには充実した時間を過ごしてほしいと考えていますし、保護者の皆さんも同じ思いかと思います。しかしながら、社会の変化に伴い、親子で過ごせる時間が少なかったり、留守番せざるを得なかったりする小学生も増えているのが現状ではないでしょうか。
令和2,3年は新型コロナウイルス感染症で、思う存分夏休みを楽しめなかったことも多かったのではないでしょうか。今年は、コロナ前とまではいかないかもしれませんが、たくさんの経験や思い出を積める39日間になることを祈っています。
さて、今回は小学生の充実した夏休みの過ごし方や有意義に過ごすポイントなどを解説します。夏休みの終わりに慌てて宿題をしたり、完成できなかったりして後悔しない、夏休みを有意義に過ごすための5か条です。できましたら、親子で取り組んでいただければ幸いです。
【第1条】やりたいことを具体的にあげる
まずはやりたいことを決めます。このとき、まずは、子ども自身がやりたいことを決めるのが重要です。「勉強しなさい。」といくら親が言ってもなかなか難しいかと思います。(保護者の皆さまも子どものころを思い出してみると当てはまると思います。)
でも、<自分がやりたいことを行う>ことは進んでできますし、実は成長を促すのです。「やりたいことがないよ。」という子もいるかもしれませんが、<考えるきっかけ>を与えるという視点で大丈夫です。その際、保護者が決める(押し付ける)のではなく、自主性を育てる観点で決めていくのがいいと思います。夏休みのことですが、1ヶ月くらい前の今から考えていくのが理想的です。
【第2条】夏休みの目標(学習・生活・達成)を決めよう
夏休み中に「達成する」あるいは「できる」目標を決めます。長い夏休みだからこそできることやお手伝い・早寝早起きなどの身近なことで構いません。第1条であげたやりたいことを含め、しなければならないことも入れるのも大切です。すなわち、チャレンジして達成することで、子どもの自信と成長につながります。自分に自信がつけば、いろんなことにチャレンジしようという気持ちが次々にわいてきて、いいサイクルができてきます。まずは、1~2個目標を作ってみてはどうでしょうか。
【第3条】計画を親子で立てる
夏休みはだらだら生活しがちです。思い起こせば、私も同じ経験があったと思います。そこでまず、全体を通した計画と1日の計画を立てます。①全体の計画はおおまかな夏の計画や自由研究など1日で完了しないことを決めます。②1日の計画は、家で過ごす場合は起きる時間・勉強する時間・自由時間・寝る時間などを親子で決めます。計画を立てることで、学校のない日の規則正しい生活が確保できます。一番重要なのは就寝時間・起床時間の決定かもしれません。特に夏休みは夜更かししがちですから。
【第4条】普段ならできないことに挑戦しよう
夏休みは普段とは異なり、時間がたくさんありますので、集中して取り組める時期です。しかし、逆にダラダラ過ごすとあっという間の39日間になってしまいます。ですから、夏だからこそできることにチャレンジするのです。例えば、サマーキャンプ・ウォータースポーツ・登山など、自然の中での活動は、子どもの心身を成長させることが分かっています。学校生活だけでは得られない貴重な体験ができる絶好の機会です。家族で計画してみてはいかかでしょうか。あるいは、じっくり読書をするという時間もとってみるのもいいと思います。ネットから離れるいい時期かも知れません。
【第5条】規則正しい生活で、自立する自分を創る
生活リズムを持続することは大変で、夏休みの場合ついつい緩みがちです。ですが、ここはやはり親子で乗り越えるのがベストかと思います。大人は、基本39日間もの夏休みはありませんので、生活リズムはあまり変わりません。子どもには学校のある日と同じように規則正しい生活をさせてみてはいかがでしょうか。例えば、普段通りの「おはよう」「おやすみ」を夏休み中も続けるのはどうでしょうか。生活リズムが崩れてしまうと、2学期が始まったとき朝起きられない、夜更かしの習慣が抜けない、ひいては学校に行きたくないといったトラブルにつながることが予測されます。つまり、夏休みも学校があるときと同じリズムで過ごすことが大切なのです。
7月7日は何の日?
7月7日は皆さんもご存知のように七夕(たなばた)です。七夕とは、織姫(おりひめ)さまと彦星(ひこぼし)さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜。それをお祝いする日です。そして、私たちは<五色の短冊(ごしきのたんざく)>に願い事を書いて、笹竹に飾り付ける。そんな日です。「五色の短冊には意味がある」とのサイトを見つけました。色分けして、願い事を書くのもいいと思います。
昔子どものころ、こんな話をしながら、短冊を書いたのを思い出しました。「雨が降ると天の川が渡れないので、織姫と彦星が出会うことができない。てるてる坊主もつるそう。晴れてほしいなあ。」と。一説には7月7日は旧暦で、現在でいうところの8月上旬から下旬だったので、実は晴れ間が多かったようです。なので、天気の心配はあまりなかったともいわれています。そういえば、私の実感としては例年7月7日は雨または曇天の日が多い印象があります。
もし、よければ7月7日。ご家族で少し時間をとっていただき、子どもたちと夢や希望を語りながら、また夏休みも近いことから、前述の夏休みの目標も一緒に<五色の短冊>に願い事を書いて飾ってみてはいかがでしょうか。
【#熱中症 に注意!屋外では #マスクをはずしましょう】
6月30日付で、厚生労働省のツイッターにて次のような熱中症対策に関する注意喚起がされました。「熱中症を防ぐため、近距離で会話をするような場合を除き、屋外ではマスクをはずしましょう。例えば、徒歩や自転車での通勤・通学時、散歩やランニング等の運動時には、マスク着用は不要です。」近頃の異常なほどの気温の上昇に対し、「マスクをはずすこと」の呼びかけをさらに強めた形となっています。
これだけ気温が高くなってくると屋外(登下校・屋外遊び等)のマスク着用は危険と言わざるを得ません。命を守る観点からおうちの方でも「屋外ではマスクをはずす」との呼びかけをお願いします。
今年の夏はしっかり計画を立て、将来の夢や希望をかなえる準備をしよう!
【出典】きっずちゅーぶ/絵本読み聞かせ動画チャンネル「KidsTube」
熱中症とマスク
熱中症は夏(外気温や湿度が高い季節)に起こりやすく、体内の水分、塩分などのバランスが崩れ、体温調節機能が低下して生じる体調不良の総称です。症状では目まいや頭痛、吐き気のほか、ひどい場合はけいれんや失神を起こし、死に至るケースもあそうです。先日、総務省消防庁は、熱中症の1週間の救急搬送状況(5月30日-6月5日)の速報値を公表しましたが、3週連続で増加でした。このところ、熱中症による緊急搬送の報道が急増しており、子どもたちの健康をとても危惧しています。
さて、人間は体温を一定に保つ仕組みを持っていますが、体温が高いと血管を広げて体の表面に血を巡らせたり、汗をかいたりして体内の熱を外に放出します。しかし環境の変化などで対応が間に合わず、熱中症になってしまうそうです。
環境省HPには「熱中症を引き起こす条件は、『環境』と『からだ』と『行動』によるものが考えられます。「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。」とあります。
熱中症から自分を守るには、日々の基本的生活習慣(早寝早起き朝ごはん)を大前提とし、心身を健康に保ちながら、鍛えることと「あぶないな」と感じたら、自分から危険から回避に向かう判断力と行動力が大切だということです。一般的には、暑さを避けることや、こまめな水分補給、事前に体を暑さに慣らす暑熱順化(しょねつじゅんか)などが重要とされてはいます。
では、夏におけるマスクはどうでしょうか。マスクをしていると口まわりが汗等で湿った状態が常態化し、のどの渇きに気づきにくくなったり、水分補給の機会が減少したりします。また、口まわりの放熱もあまりできなくて、知らない間に<熱>を体に蓄積し、熱中症が引き起こされる可能性が高まります。例えば、マスクが汗でびっしょりという場合は実は危険といえます。
「でも、コロナにかかったらどうするの?」と質問があるかもしれません。基本的な感染症対策を徹底することはもちろんです。学校では厚労省HPにもあるよう「特に夏、外ではマスクを外してよい。まず距離を取る。そして、マスクを取ったら会話を控える。でも、感染が心配な時は自分で考えてつけてもよい」としていますが、そこで大切なのはやはり判断力と行動力といえます。子どもたちが自分自身でTPO(時:Time,場所:Place,場合:Occasion)に応じた適切な判断と行動ができるようになるよう声をかけていきたいものです。
今月から、水泳学習が始まりました。もちろん水の中ではマスクなしです。「マスクを取ったらしゃべらない」としています。また、登下校でも日傘などをさすと距離が取れますので、「日傘を使ったら、マスクを外してもいいよ。でも、おしゃべりはだめだよ。」とコロナと熱中症の対策を呼びがけているところです。
しかし、残念ながら感染症や熱中症には100%の対策はありません。ですから、先ほども述べたように自分で適切に判断し、行動していく子の育成は大切だと考えています。保護者の皆さまも朝、お子様を送り出す際に、外気温や湿度、またお子様の体調も考慮いただき、適切な声かけをお願いできましたら、幸いです。
リモート朝会でアンケートをとりました
6月13日(月)大部小の先生と子どもたち全員がGoogleクラスルームでつながりました。「クラスへの参加」、「アンケートへの回答」の2つのタスクをみんなに課しましたが、すごいものでみんな見事やりとげました。
「クラスへの参加」ではほんの数秒で登録できた子もいました。そして、早く登録できた子はまだ完了していないお友だちを手伝っているほほえましい姿も見受けられました。(Meet接続で全クラスの様子が画面を通してわかります。)また、「アンケートへの回答」でも、私が設問を読み上げている間にも回答できた子もいました。結果発表までにさほど時間はかかりませんでした。
アンケートでは「春夏秋冬の中で一番好きな季節はいつ?」と尋ねました。夏が一番多かったです。やはり、夏休みがあるからかな、と思いました。次回はどんなアンケートをとろうかととても楽しみにしています。
大成功の「大部小運動会」 -子どもの絆-
運動会は子どもたちのパフォーマンスを披露する場です。わが子をはじめ大部のすべての子どもたちの活躍をしっかり目に焼き付けたい気持ちは親なら当然です。しかしながら、ここ数年のコロナ禍におけるコロナ対策としての「学年層別での観覧」では、他の学年の子どもたちの活躍はなかなか実感できない状況でした。しかし、今年は、開会式から閉会式まで、多くの保護者にすべての演技を観覧いただきました。すなわち、「大部のすべての子どもたちを大部のすべての皆さんが見守り、育てる」そんな一日になりました。
閉会式でもお話をしましたが、ダンスでは「1.2年生はかわいらしさ、3.4年生は勇ましさ、5.6年生は完成度の高さ」を私は感じました。みなさんも、同じだったのではないでしょうか。そして、それぞれの学年の演技を通してご覧いただくと子供たちの成長プロセスや目指すべき姿が想起されるのではないでしょうか。なお、学校通信「大部っ子」にも「運動会の様子」を掲載しておりますので、併せてご覧いただければ幸いです。
感謝!PTA演技『後片づけ』 -親の絆-
運動会のあとの片づけはテント、入退場門、杭やロープなどがあります。例年、6年生がやってくれているのですが、今年はPTA総会の時に「6年生は演技に、進行に、準備にフル回転。できるだけ早く休ませてあげたい。保護者の皆さまで片づけ、お願いできませんか」とお話ししました。なんと、みなさんは快く引き受けてくださって、閉会式まで多くの皆様に残っていただきました。式後、テキパキと片づけを行っていただいたこと、感謝に堪えません。
そして、PTA演技『後片づけ』で大部小の運動会の全プログラムが終了となりました。子どもたちも保護者の皆さまも最高のパフォーマンスを発揮しました。いわば、「地域ぐるみの大運動会 大成功!!」と言えるのではないでしょうか。
地域の力も実感 -地域の絆-
運動場がきれいだったことにお気づきでしょうか。PTAからシルバー人材センターの方に学校敷地内の草刈りを依頼いただきました。子どもたちが運動会に集中して取り組めるように、また、虫に刺されたり、まむしに遭遇しては大変だということで、整備いただきました。(プールまわりの除草で、6月から始まる水泳学習も安心です。)また、小野交通安全協会大部支部のみなさまには駐車場の交通整理をしていただきました。大きな事故もなく、整然と対応いただきました。ここにも「大部小応援団」の協力がありました。感謝しています。
【追伸】小野市短歌フォーラム・小野市詩歌文学賞と永田和宏先生
わが故郷小野市では毎年6月に「小野市短歌フォーラム」という催しが開催されるのをご存知でしょうか。小野市HPには「(小野市短歌フォーラムでは)小野市出身の歌人故上田三四二氏の功績を称え、全国から短歌を募集し優れた作品を表彰します。また、詩歌の一層の発展を願い、前年中に刊行された短歌・俳句に関する文芸作品の中から最も優れたものを顕彰する小野市詩歌文学賞も同時開催」とあります。
小野市民をはじめ全国の方々から多くの作品応募がありますが、同フォーラムの選者を長年されておられる永田和宏先生は日本を代表する高名な歌人のおひとりです。実は先生がお書きになった手記をもとにドラマが製作され、放送されるとのこと。番組名は「あの胸が岬のように遠かった〜河野裕子と生きた青春〜亡き妻の日記と短歌を頼りに青春時代の恋を追想する物語」です。今日6日(月)午後9時 BSプレミアム・BS4Kで放送されます。一度ご視聴されてはいかかでしょうか。
「運動会練習」を振り返る
18日(水)予行をしました。子どもたちは本番さながらの意気込みと演技で私をしっかり楽しませてくれました。「心を一つに 全力で一人ひとりがみんなのスター☆ 大部っ子 大運動会」 これが今年のスローガンです。このスローガンのもと子どもたちは一丸となって、本番に向かって前進していました。では、予行でのダンスの様子です。ご覧ください。
かわいらしいかけ声とともに、元気いっぱいで踊る1,2年生。かわいいたらありゃしない風景でした。
成長がみられる中学年の演技。頼もしさを感じざるを得ません。結構難しい動きですが、しっかり踊り切っています。
一つ一つの動きにキレあり、まとまりあり。隊形移動も抜群です。さすが高学年ですね。
人権教育の大切さ
みなさんは「小野市いじめ等防止条例」をご存知でしょうか。小野市は差別や人権侵害の撲滅に市民総ぐるみで取り組んできました。その根拠としているのが平成19年に制定された同条例です。その取り組みとして、6月と11月に「ONOいじめ等防止ウィーク」が設定されています。ご家族でも人権について、話し合ってみる機会にしてはいかがでしょうか。一方、国の方でも法務省が様々な取り組みを行っていますので、以下に紹介をしておきます。
コロナに負けない
パンデミックを引き起こした<COVID-19>。感染拡大からはや3年目。我々は感染症の対策を徹底したり、宣言発出やワクチン接種等で大変な思いをしたりしましたが、さまざまな知恵と工夫でこのウィルスに立ち向かっています。
ここ2年は保護者の皆様や地域の皆様に大部っ子の学ぶ姿をお伝えすることがままならない状態でした。しかし、やっとのことで4月の学習参観及びPTA総会を開催し、対面でのふれあいができたことを大変うれしく思っています。どれもこれも、皆様方の徹底した感染症対策の取り組みとご協力によるものだと感謝しております。
学習参観日
2年ぶりの4月の学習参観日。お父さんやお母さんにいいところを見せようといつも以上に子どもたちは張り切っていました。手もよく上がっていました。発言もしっかりできていました。やっぱり学校はこれでなくては、と実感した1日でした。
ただ、皆様には「発熱等風症状のある場合は出席を見合わせる(検温の徹底)」こと、参観時には学校は対策として常時換気を実施、みなさまには「声なし」の参観お願いしましたところ、しっかり守っていただきました。ありがとうございました。今年こそ、保護者の皆様や地域の皆様が学校に気軽に足を運んでいただけることを強く望んでいます。
また、PTA総会も同日保護者の皆さまの参加を頂き、開催することができました。ありがとうございました。私はリモートや書面ではなく、「対面でのふれあい」の大切さを再認識したところです。あわせて、学校の教育方針と教職員の顔を直にご認識いただけたこともありがたいと思っています。
新型コロナ感染拡大防止のためのお願い
本校におきましては、日々の消毒作業をはじめ、感染症予防対策を講じ、子どもたちや教職員の新型コロナウイルス感染症の感染リスクをできる限り低減することに努めているところです。しかしながら、GWが終わり、感染者数の動向が気になるところではありますが、教育活動を実施するに当たっては、感染リスクはゼロにはならないことを前提として、今後も持続的な対策を実施してまいります。
したがいまして、「誰もが新型コロナウイルス感染症の当事者になり得る」という意識の下で、再度以下の点について確認をお願いいたします。なお、感染対策に対するお願いの内容は今までどおりで変更はありません。
(1)お子様の朝の検温を必ず実施・記録してください。また、発熱等風邪症状が見られる場合は登校を控えていただくようお願いします。
(2)お子様に感染又は感染の疑いが生じた場合は、すみやかに学校に連絡し、情報提供をお願いします。(感染拡大の早期防止のため)
(3)本校にかかわりのある方が陽性者あるいは濃厚接触者となった場合には、感染症法の趣旨に則り、個人情報保護の観点から患者やその家族・関係者等が特定されない、また差別や偏見につながらないよう十分な配慮をお願いします。
交通安全教室
4月14日、交通安全教室を実施しました。私は次の3つのことを子どもたちに話しました。
① 命は一人に一つしかない。かけがえのないもの
② 登下校中はふざけたり、おしゃべりに夢中になったりしてはいけないこと
③ 今日は小野警察署と青パトさんからしっかり交通について学ぶこと
保護者の皆様にお願いです。学校の外での登下校を含め、公園等での遊びなど、守らなければならない社会のルール(含交通ルール)があります。ご家庭でもしっかりご指導願うとともに、命の大切さとともにご家族でしっかりお話し願えれば幸いです。
多文化共生教育(5年生)
多文化共生社会とは、「国籍や民族の異なる人々が、互いの違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら生きていける社会」のことです。ご存知のように、小野市にも多くの外国籍の方々が生活しておられます。ですから、私たち地域に暮らす住民同士が、差別し合あうことなく、国籍や民族、文化、言葉などの「ちがい」を認め合い、支えあう関係を持って暮らしていきたいものです。
そんな中、学校評議員の河嶋栄里子さんのご紹介で、インドネシアのみなさん(インドネシア領事館)との交流会が実現しました。子供たちは民族衣装を身に着けたり、一緒に踊ったりして楽しみながら、インドネシアのことを学ぶことができました。
新入生歓迎集会
18日(月)晴天。新1年生の歓迎集会を運動場で開催しました。1年生の紹介のコーナーで、「自慢のポーズ」をとるのですが、誰もが輝いていました。6年生の歓迎のことばに、1年生を全力でサポートする意気込みが感じられ、頼もしい限りでした。
全国学力・学習状況調査(6年生)
2007年度から始まったこの調査。途中コロナのため、実施されない年もありましたが、今年は19日に「国語・算数・理科」の「3教科」+「質問紙」で実施されました。6年生のみんなは真剣に取り組んでいました。
国立教育政策研究所のホームページには過去の問題と回答、経年の調査結果などがアップされています。今後の子育て・家庭学習にお役立ていただければ幸いです。また、ご家族で一度問題にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
交通安全教室
多文化共生教育
新入生歓迎集会
全国学力・学習状況調査
登校してくる子どもたち
7日朝、私は登校とあいさつ指導のために校門に立っていました。高学年の児童でしょうか。「あっ、教頭先生や!」という声が聞こえてきました。ほかにも数名の子どもたちが気付いてくれました。覚えていてくれたことにうれしくなりました。また、登校支援をしていただいている保護者様、明日入学式を迎えようとしている新1年生とその保護者様が気さくに声をかけてくださいました。ありがたいことです。今年1年の生活がとても楽しみになってきました。
自己紹介
まず、私の自己紹介をします。私は、この度の異動で大部小学校に赴任してきました、吉岡 優(よしおか まさる)です。以前、大部小で勤務をしていましたが、2年ぶりに帰ってまいりました。よろしくお願いします。
担任との出会い
学校では1学期の最初の学級活動を「学級開き」といいます。1年間共に過ごす先生、友とのファーストコンタクトの大切な時間です。各クラスともそれぞれいい感じの学級開きを行ったようです。詳しいことはお子様からお聞きいただければ幸いです。
PS:大部小だより(デジタル版)は月2回隔週月曜日に発行予定です。お楽しみにしてください。
大部小と桜
満開の桜が子どもを迎えます。
始業式
心を新たに、がんばれ大部っ子
入学式
とても素晴らしい入学式でした。
桜舞い散る校庭
朝、教室へ向かう子供たち
小野市立大部小学校
〒675-1367 兵庫県小野市敷地町866 電話 0794-63-2755 FAX 0794-63-2654
【文責】学校長:吉岡 優