意思決定支援に関する研究
病と共に生きる人とそのご家族に、看護師がどのような意思決定支援をすれば、患者の価値観を反映した医療・ケアを提供することができ、患者が満足して日々の療養生活を送ることができるか、より良い意思決定支援の方法を検討し、モデル開発に取り組んでいます。また、日本文化に即した倫理的看護実践と看護倫理教育を進めるために、国際研究や国内共同研究等を通して幅広い視点から考察を深めています。
<主な研究テーマ>
— がんや難病患者へのACP支援モデル開発と評価
— 医師-看護師の協働による意思決定支援モデルの検討
— 市民対象の意思決定支援ツールの開発と評価
— ヘルスケアおよび生命科学研究における倫理的課題の検討
— 医療専門職を対象とする倫理教育
— 臨床倫理コンサルテーション
看護倫理教育
学部教育においては、基礎看護学領域の臨床基礎看護学、臨床基礎看護学演習、臨床基礎看護学実習、看護倫理を主に担当しています。大学院教育においては、看護倫理のトピックスの中でも、特に意思決定支援、アドバンス・ケア・プランニング (ACP)、End-of-Life Discussion、看護倫理教育、エンド・オブ・ライフ・ケア教育、研究倫理等に焦点を当てて教育・研究指導しています。