企画書課題 No.5 「文化祭の存続を問う」(詳細)
《エピソード》
あなたは、選挙公約に掲げた数々の改革など、難しい取り組みを成功に導き、「歴代最高の生徒会⾧」として名高い。
だが近年、文化祭にかける生徒の熱が徐々に低くなり、また意思決定や企画の実行において文化祭実行委員の専横がみられる。
学校側からは、これ以上一般会員の主体的参加を見いだせない同様の形式で文化祭を存続させることに、授業をつぶしてまで実行する教育的価値を見いだせないこと等から、抜本的な改革を行わない限り、3年後から文化祭の開催を認めないとの通達があった。
さて、あなたは文化祭存続のため、どんな改革を提案する?
《想定》
①文化祭実行委員会と生徒会本部は生徒会内の別組織ながら、生徒会本部は文化祭予算の承認権を有するほか、適宜強制力のない助言を行うことができる
②文化祭実行委員会の内部組織に関する明文規定はないが、生徒会組織全体について規律する生 徒会規約の改正は、生徒会本部が発議権を有し、総会において出席会員の過半数の賛同を得ることで成立する
③文化祭実行委員会は現状の文化祭運営体制を変えることに反発している
④公選制の委員長を除き、文化祭実行委員はほとんど部活引退後の3年生で構成されるのが慣例