私たち〈NPO法人みつわ〉は、「誰もが自律して暮らせる地域づくり」を目指して活動しています。
障害の有無や家族構成にかかわらず、すべての人が自分らしく生きられる社会を実現するために、立場や属性にとらわれない支え合いの関係性を築いていくことを大切にしています。
活動の原点のひとつには、「親亡きあと」の子どもたちの未来を創るという思いがありました。
しかし、それだけにとどまらず、さまざまな生きづらさを抱える方々が地域の中で仲間として迎え入れられ、自分らしい暮らしを選び取れる社会の実現を目指しています。
私たち自身の未来を、私たちが創るのです。
活動の中では、生活に関わる現実的な課題やリスクにも直面します。だからこそ、慎重な判断と、情報共有・支援体制の充実が欠かせません。
みつわには、多様な経験や知見を持つ活動者が集い、互いに学び合いながら成長できる場があります。
私たちは、「挑戦は、頭の中で計画を練るだけでは始まらない。一歩を踏み出してこそ、未来が動き出す」と考えています。
たとえ試行錯誤があったとしても、仲間とともに歩むことで、誰もが地域で安心して暮らせる未来はきっと実現できると信じています。
これからも、仲間として共に考え、支援の仕組みを具体化しながら、持続可能で開かれた活動を続けてまいります。
皆さまのご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。
〈NPO法人みつわ〉 代表理事 山中紀章