Research
パーム酸油の改質
2023年度 機械振興補助事業(公益財団法人 JKA) パーム酸油の燃料化性能を向上するための触媒設計と反応条件の最適化 補助事業の成果報告はこちら
令和3年度より、中学校技術・家庭(技術科)においても生物育成(「作物栽培」、「動物飼育」、「水産生物栽培」)を扱うことになります。 生き物は時間や設備、餌代等もかかるうえ、何より、現場の教員に生物育成経験が不足しており、教員のスキル、時間、予算、立地の都合上、動物園や水族館あるいは養殖場等を見学して、疑似体験によって完了となるかもしれません。あるいは、教科書を読んで終了となることも予想されます。これでは、単に外部から知識を見聞したということに留まり、分野目標を到底、達成することはできません。そこで、本研究では硬骨魚類で、飼育実績も比較的豊富なゼブラフッシュの育成を行います。育成においては、教育現場向きの簡易型ハイブリッド水槽を開発し、この水槽の中で、繁殖から卵の採集、孵化、成魚への成長過程を明らかにできるようにします。さらに、ファインバブルを含む水域で、育成状況の変化についても、長期的に調べ、これらの結果を養殖技術に役立てたいと考えております。
本研究であつかうペットボトルハイブリッドロケット(PHR)は埼玉工業大学 石原先生および愛媛大学 中原先生が開発されました。PHRは中学校等での教育教材として開発されたものであり、水ロケットには見られない着火や燃焼現象が観察できます。とても迫力がある反面、危険を伴います。また、着火に課題が残り、気温や湿度によっても着火確率は変動します。このため、さらなる改善が必要で、安全に着火精度を高め、教育現場でも使いやすくすることを目的とします。
本教育学研究科には色々な背景を有した学生が集まってきます。他の研究科とは異なり、幅広い考え方に触れ、上手く融合することで、新たな視点を持って問題解決にチャレンジできる土壌があります。本研究室では教育に関連して、やってみたいこと、実現したいことに対し、明瞭な意志とファイトを有する学生には、文系、理系関係なく積極的に支援します。