信長居館

滝の再現

平成25年度の調査で見つかった庭園で滝の再現実験を行っています。

9時~17時の毎時00分から15分間、岩盤を流れる滝が現れます。

2020年末まで。

戦国時代の滝

信長居館の真ん中を流れる谷川の滝

大きな石を組んで人工的に滝を造り出しています。

庭園4

巨石列と石垣に囲まれた方形の池

中にはチャートの景石があり、底には円礫や赤いチャート、緑色片岩の破片が敷かれていたようです。

ここから金箔瓦が混じる大量の瓦が出土したことから、この上方に金箔瓦を使用した建物があったと考えられます。

曲線を描く石垣

チャートの石材を積んだ石垣

平面形状が弧状を呈するところが珍しいです。

石材の大きさが整い、隙間に小さな石を詰め込んで、表面を平らにしています。

これらのことから鑑賞用の石垣と考えられ、手前の池とともに庭園として造られたものと言えます。