Collaboration
生体調節研究所では、国内唯一の「内分泌・代謝学」に関する共同利用・共同研究拠点として、
国内外の研究者に対して広く共同研究を受け付けています。（研究所HP）
個体代謝生理学分野では主に下記の共同研究および技術支援を行っています。
1，モデル生物キイロショウジョウバエを用いた研究
2，質量分析装置を用いた代謝物およびホルモンの定量解析
共同研究の実績
○ 水溶性代謝物のメタボローム解析
Hoshino R, Sano H, Yoshinari Y, Nishimura T, Niwa R# (2023)
Circulating fructose regulates a germline stem cell increase via gustatory receptor-mediated gut hormone secretion in mated Drosophila.
Science Advances, Feb 24;9(8): eadd5551. doi: 10.1126/sciadv.add5551.
Sasaki A, Nishimura T, Takano T, Naito S, Yoo SK# (2021)
white regulates proliferative homeostasis of intestinal stem cells during ageing in Drosophila.
Nature Metabolism, Apr; 3(4): 546-557. doi: 10.1038/s42255-021-00375-x
○ ステロイドホルモンの定量解析
Imura E, Shimada-Niwa Y#, Nishimura T, Hückesfeld S, Schlegel P, Ohhara Y, Kondo S, Tanimoto H, Cardona A, Pankratz MJ, Niwa R (2020)
The Corazonin-PTTH Neuronal Axis Controls Systemic Body Growth by Regulating Basal Ecdysteroid Biosynthesis in Drosophila melanogaster.
Current biology, Jun 8; 30(11): 2156-2165. e5. doi: 10.1016/j.cub.2020.03.050
○ RhoGEFの性状解析
Silver JT*, Wirtz-Peitz F*, Simões S*, Pellikka M*, Yan D, Binari R, Nishimura T, Li Y, Harris TJC, Perrimon N, Tepass U# (2019)
Apical polarity proteins recruit the RhoGEF Cysts to promote junctional myosin assembly.
Journal of Cell Biology, Oct 7; 218(10): 3397-3414. doi: 10.1083/jcb.201807106
内分泌・代謝学共同研究拠点 共同研究採択課題（当分野担当分）
2024年度（令和6年度）
東京大学 助教 樫尾 宗志朗「ゲノムワイド関連解析を用いたショウジョウバエ感覚大剛毛の発生頑強性を制御する体内環境の分子基盤探索」
筑波大学 助教 戸田 浩史「キイロショウジョウバエのストレス誘引性睡眠における糖代謝メタボロームの網羅的解析」
東京工業大学 准教授 藤田 尚信「オートファジーによる栄養供給のメカニズムと生理機能の解明」
情報通信研究機構 未来ICT研究所 主任研究員 原 佑介「食性変化による環境適応を司る神経内分泌機構の解明」
筑波大学 教授 丹羽 隆介「進化的に保存された新規ホルモンの代謝に対する影響の解明」
久留米大学 教授 齋藤 成昭「分裂酵母のCRISPRiを用いた産業価値の高い代謝物質の生産」
香港科学技術大学 助教 平野 恭敬「Study of the link between metabolome and age-related sleep dysfunction in Drosophila」
2023年度（令和5年度）
東京大学 助教 樫尾 宗志朗「ゲノムワイド関連解析を用いたショウジョウバエ感覚大剛毛の発生頑強性を制御する体内環境の分子基盤探索」
筑波大学 助教 戸田 浩史「キイロショウジョウバエの低温耐性を実現する糖代謝メタボローム解析」
東京工業大学 准教授 藤田 尚信「オートファジーによる栄養供給のメカニズムと生理機能の解明」
情報通信研究機構 未来ICT研究所 研究員 原 佑介「食性変化による環境適応を司る神経内分泌機構の解明」
理化学研究所 チームリーダー SaKan Yoo「長寿変異体のメタボロミクス解析」
大阪大学 特任助教 阿部 耕太「生殖細胞を起点とする老化速度制御ホルモンの解析」
香港科学技術大学 助教 平野 恭敬「Study of the link between metabolome and age-related sleep dysfunction in Drosophila」
2022年度（令和4年度）
筑波大学 教授 丹羽 隆介「化合物処理昆虫やショウジョウバエ変異体における体液ステロイドホルモンの分析」
久留米大学 教授 齋藤 成昭「細胞外ヘキソース濃度変化に対する細胞適応の仕組み」
久留米大学 講師 佐野 浩子「癌の進行における糖代謝の役割」
理化学研究所 チームリーダー SaKan Yoo「Anceの腸における役割を明らかにするための代謝解析」
大阪大学 特任研究員 阿部 耕太「生殖細胞を介した脊椎動物老化制御におけるステロイドダイナミクスの解析」
香港科学技術大学 助教 平野 恭敬「Study of the transcriptomic and metabolomic variability occurring among aged individuals in Drosophila」
2021年度（令和3年度）
筑波大学 教授 丹羽 隆介「昆虫ステロイドホルモン生合成不全個体のホルモン成分解析」
久留米大学 教授 齋藤 成昭「細胞外ヘキソース濃度変化に対する細胞適応の仕組み」
久留米大学 講師 佐野 浩子「癌の進行における糖代謝の役割」
理化学研究所 チームリーダー SaKan Yoo「ance変異体のメタボロミクス解析」