防災

このページに書かれた内容は横浜市のサイトなどで示されている「原則」をまとめたものです。あくまで「原則」です。

災害は一様ではありません。個別の事情(家族構成、地形、周囲の環境、被災場所など)によっても備え方が変わります。

一般的な原則は示せても、すべてに当てはまる正解は誰にも示せないのです。原則を踏まえつつ、自分にはどういう備えや避難のやり方がよいのかを自分自身で平時に考えておくこと、家族や近隣と話し合っておくことが何よりも大事です。そのための検討材料として活用していただければありがたいです。

日鋼自治会の避難場所

公的な避難場所には目的が異なる2種類があります。

自治会員であるか否かを問わず、日鋼自治会エリアにお住いの方の避難場所は以下のとおりです。平時に順路を確認しておくことが望ましいです。

①地域防災拠点(指定避難所)

 =東鴨居中学校(横浜市緑区鴨居3-39-1) 

家屋の倒壊などにより自宅で生活できない方が一定期間避難生活を送る場所です。

②広域避難場所=竹山団地

地震に伴う大火災が発生した場合、その輻射熱や煙から生命・身体を守るために一時的に避難する場所です。

在宅避難について

被災状況によっては公的な避難所に行かず、在宅避難を選択することも重要です。下記のサイトに紹介されているので、ご確認ください(動画あり)。

在宅避難~自宅に避難してみませんか?

重点的に警戒すべき災害

日鋼自治会のエリアで特に警戒すべきは以下の3点と考えられます。

 ①地震に伴う建物の倒壊

 ②地震などによる火災の発生

 ③土砂災害(一部に土砂災害警戒区域あり)

下記のマップを確認し、あらかじめ危険を周知しておくことが大事です。

緑区防災マップ

緑区洪水ハザードマップ

緑区内水ハザードマップ

横浜市浸水ハザードマップ(緑区)

災害発生時の行動

●地震発生時の行動

地震などの災害が発生した場合の行動指針は、防災マップ(横浜市)にわかりやすく図示されています(添付の図を参照)。これもあくまで「原則」です。自分ならどうするかを平時に考え、緊急事態に備えましょう。

●基本の行動指針

以下の優先順位で行動しましょう。

 ①まず自分自身の身の安全を確保する。

 ②家族の状況を確認する。

 ③自分自身および家族に問題がある場合には近隣に助けを求める。

 ④自分自身および家族に問題がなければ、近隣の状況を把握。問題がある場合は近隣および自治会に助けを求める。


●心がけるべきこと

津波を除けば、過去の大地震でのおもな死因は建物の倒壊と火災です(詳細は下記のリンク参照)。したがって、以下の2点に備えた行動を最優先させること何よりも大事です。

 ・倒壊に巻き込まれないこと。

 ・火を出さないこと。

過去の地震における死因(内閣府)

災害時の安否確認

●大事なポイント

災害時は混乱を極めることが予想されます。日鋼自治会の避難場所(上記参照)を家族間で周知し、連絡を取る方法を事前に取り決めておくことが大事です。

①日鋼の避難場所を他地区に住む親族に知らせておく。

②他地区に住む親族の避難場所を確認しておく。

場所だけでなく、連絡を取り合う時間帯を決めておくことも忘れずに。

●横浜市の情報

家族・知人などの安否確認を行う方法が、横浜市のサイトに紹介されています。

発災時における家族・知人等の安否確認(横浜市)


●黄色い旗作戦(日鋼自治会)

震度5強以上の地震が発生した場合、外部から見える場所に黄色い旗を掲げてください(写真を参照)。

黄色い旗が出ていない家を重点的に確認します。

黄色い旗は自治会への未加入世帯を含む全世帯に1度だけ配布されます。


●防災ささえあいカード(日鋼自治会)

高齢者・乳幼児・障がいのある方を中心に、自治会として重点的に見守って支えるべき方々を明確にする仕組みです。

所定の用紙によって、あくまで自由意思で申告していただきます。希望される方は班長を通してお申し出ください。

災害時の給水

給水に関する情報は以下のサイトに公開されています。インターネットが不通になっている可能性があるため、平時に給水場所を確認しておきましょう。

容器あるいは運搬方法を事前に準備しておくことが必要です。

災害時給水マップ(横浜市水道局)

わが家の対策(自助)

●自助について

災害が発生したときに、まず自分自身の身の安全を守ることです。自治体・消防・自衛隊による救助(公助)や市域のつながりによる支援(共助)には限界があります。自分でできることをやって備えることによって被害を最小限に抑えることが重要です。

一部重複しますが、横浜市のサイトに情報がまとめられています。

わが家の対策(自助)


●備蓄について

地域防災拠点(指定避難所)となる東鴨居中学校あるいは日鋼自治会館には、災害に備えた備蓄があります。しかし、数量が限られます。

ライフラインの復旧には相当な時間がかかることが予想されます。各自で食糧・水・生活用品などを備蓄しておくことが必須です。横浜市のサイトに備蓄すべき品目、数量(何日分を備蓄しておくべきか)が示されています。参考にして、災害に備えましょう。

備蓄について(横浜市)