手から手へ　創刊号

　尾崎文春先生は、より多くの方々に幼い内に人間としての土台を伝える必要性を感じ、こども作法教室を始められました。あまりにも多様化した社会、その社会に染まる前に可能な限り早く子供たちに「自分の中にあるやさしさに気付かせてあげて下さい」と「心を育てる講座」と名付られたそうです。

　私はこども作法指導者養成講座に参加し、先生の手から手に伝わってまいりました、この温もりが必要だったと気づきました。そして、その思いが込められた保護者様へメッセージを是非、次世代の方々へお届けしたいとの思いで、冊子として発行するお手伝いをさせていただくことになりました。一人でも多くの方の一助になればと思います。

「手から手へ」編集担当　石渡明美