手から手へ 第3号

特集 「日常の中のお作法」

こども作法教室の先生からの保護者様への毎月のメッセージを特集しました。先生の手から手へ伝わってくる温もりと、その温もりを次世代へつなげるための冊子です。

月に1回、こども作法教室へ親子で通い始めたのは、娘が4才の時でした。礼儀作法とは縁のない生活の中、教えて頂いたことを日々親子で実践。ある日、「あっ!出来てる!」と、自然に足を揃えて草礼が出来た喜びを今でも鮮明に覚えています。小さかった娘も今年で21歳。礼法の「お人を大切にする」心と型を身に付けさせることが出来たこと、手を添え静かに子育て、成長を見守ることが出来たのも礼儀作法の学びのお陰と、心より感謝しております。やがて社会人、その学びが多くの人達の和のお役に立ってくれることを願っております。そして今、日々たわいのない話しに家族で笑い合う普通の生活に幸せを感じております。この度、第3号「手から手へ」が発行致しました。先生方の温かな思いが詰まったこの一冊が、子育ての一助となると共に、少しでも多くの方々のお手元に届きますことを願っております。


「手から手へ」編集担当  馬場 百合

手からてへ3号.pdf