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首都サン・フアンにある旧市街、スペイン植民地時代のコロニアル建築が残るオールド・サン・フアンは世界遺産に登録されており、プエルトリコ観光の中心地となっています。石畳のカラフルな街並みに、要塞や博物館、カフェ、レストラン、バーなどがあり、カリブ海クルーズが寄港する日は特に観光客でにぎわいます。
サン・フアン湾に突き出したエル・モロ要塞は、かつてスペインが諸外国や海賊からプエルトリコを防衛するために建設した要塞です。オールド・サン・フアンの一番奥に位置し、大西洋とサン・フアン湾を一望できます。要塞内では、要塞の各階層を見学できるほか、スペイン領時代からアメリカ領時代に至るまで、サン・フアンおよびカリブ海の歴史を知ることができます。要塞の入場料はキャッシュレス支払いのみ受け付けています。エル・モロ要塞の入場券はサン・クリストバル要塞と共通となっており、購入から2日間であれば同じ入場券でどちらにも入場できます。また、土曜日の朝には要塞前の道路沿いでミニマーケットが開かれます。
オールド・サン・フアンを挟むようにエル・モロ要塞と対となるサン・クリストバル要塞は、エル・モロ要塞と同じく、プエルトリコを防衛するためにスペインによって建設されました。要塞からはエル・モロ要塞と大西洋、またオールド・サン・フアンの街並みや国会議事堂を眺められます。要塞内では、要塞の各階層を見学できるほか、スペイン領時代からアメリカ領時代に至るまで、サン・フアンおよびカリブ海の歴史を知ることができます。要塞の入場料はキャッシュレス支払いのみ受け付けています。サン・クリストバル要塞の入場券はエル・モロ要塞と共通となっており、購入から2日間であれば同じ入場券でどちらにも入場できます。
エル・ユンケ国立公園は、アメリカ領で唯一の熱帯雨林の国立森林公園で、サン・フアンから車で30分~1時間の距離に位置します。決まった順路等はなく、入場無料で、初級から上級のトレッキングコース、展望台、川や滝などを自由に訪れたり水遊びしたりできます。展望台や休憩所、滝の近くにはそれぞれ小さな駐車場が複数ありますが、台数が限られているため、午前中、特に朝のうちに行くことをおすすめします。また、ハリケーンなどの影響で閉鎖されている箇所もあるので、事前に最新情報を調べるようしてください。
El Portalというビジターセンターではエル・ユンケの自然について学べるほか、有料駐車場やお手洗い、軽食レストランを利用できます。ただし、エル・ユンケ内の他の展望台や滝からは少し距離があります。また、周辺の観光施設では乗馬やバギーツアーを楽しむことができます。
オールド・サン・フアンやサン・フアン市内、また他の都市にも美術館や博物館があります。
Museo de Las Americas:エル・モロ要塞前にある、プエルトリコや南北アメリカ大陸の先住民、またアフリカの文化や芸術について知ることができる博物館。
Museo de San Juan:オールド・サン・フアンにあり、プエルトリコにおけるキリスト教美術や、プエルトリコ出身の芸術家について展示している美術館。常設展の他、企画展も行う。
Museo de Arte de Puerto Rico:サン・フアン市のサントゥルセ(Santurce)地区にある、主にプエルトリコ美術を収蔵した美術館。無料で入れる庭園も併設。
Museo de Arte Contemporáneo de Puerto Rico:サン・フアン市のミラマール(Miramar)地区にある現代美術館。
Museo de Arte de Ponce:南の町ポンセ(Ponce)にある美術館。15世紀から現代までの美術品を4,500点以上収蔵。
プエルトリコではラム酒の生産が有名で、いくつかのブランドがラム酒工場見学ツアーやラム酒について学べるツアー、また飲み比べやカクテル作りを体験できるツアーを提供しています。未成年は参加不可、また成人もID提示が必要なツアーが多いため、事前にホームページなどをご確認ください。
Casa Bacardi:世界的に有名なバカルディの見学ツアー。バカルディの歴史やラム酒について学べるツアーや飲み比べ、ミクソロジーツアーなど。
Ron del Barrilito:プエルトリコ生まれのラム酒メーカーの見学ツアー。
Museo Castillo Serrallés:南の街ポンセ(Ponce)にある、プエルトリコ生まれのラム酒メーカーDonQの創業者一家が住んでいた家。ラム酒について学べるツアーなど複数あり。
プエルトリコ本島の東に位置するクレブラ島は「世界で最も美しいビーチTop10」にも選ばれたことのあるフラメンコビーチが有名です。クレブラ島へはセイバ(Ceiba)という東の街からフェリーが出ているほか、ルイス・ムニョス・マリン空港からセスナ機でも行くことができます。フェリーはオンラインでチケットを購入できるほか、セイバのフェリーターミナルでも購入可能です。チケット枚数が限られているため、早めの購入がおすすめです。
クレブラ島同様にプエルトリコ本島の東に位置するビエケス島は、野生の馬や黒いビーチ、モスキート湾(Mosquito Bay)での夜光虫観察が有名な、自然豊かな島です。ビエケス島へはセイバ(Ceiba)という東の街からフェリーが出ているほか、ルイス・ムニョス・マリン空港からセスナ機でも行くことができます。フェリーはオンラインでチケットを購入できるほか、セイバのフェリーターミナルでも購入可能です。チケット枚数が限られているため、早めの購入がおすすめです。
プエルトリコには多くのビーチがあり、基本的にはどのビーチも公共ビーチとして開放されています。
Balneario del Escambrón / Escambron Beach:オールド・サン・フアンの手前にあるビーチ。週末は地元住民でにぎわう。
Playita del Condado:オールド・サン・フアンと、観光エリアのコンダド(Condado)地区の間にあるラグーンに面した小さなビーチ。ラグーンでは、運が良ければ野生のウミガメやマナティを見ることができる。
Condado Beach:サン・フアン市内のコンダド地区から近いビーチだが、波が高いため遊泳には適さない。砂浜でビーチを楽しめる。
Puerto Nuevo:ベガ・バハ(Vega Baja)にあるビーチで、岩に囲まれ波も穏やか。
Mar Chiquita:バルセロネタ(Barceloneta)にある丸いビーチ。岩に囲まれており波はおだやかだが、外海にもつながっているため、離岸流に注意。
La Poza del Obispo:アレシボ(Arecibo)の灯台のふもとにあるビーチ。岩に囲まれており波はおだやかだが、外海にもつながっているため、離岸流に注意。
Playa Crash Boat / Crash Boat Beach:アグアディージャ(Aguadilla)にある非常に人気なビーチ。周辺ではサーフィンも盛ん。
Boqueron (Buye Beach, Tanga Beach):ボケロン(Boqueron)という南西部の観光エリアにあるビーチ。Buye Beachは小さいが波が穏やか、Tanga Beachは広くて開放的。
Playa Sucia / Sucia Beach:カボ・ロホ(Cabo Rojo)という島南西端の灯台近くにあるビーチ。
Playa Luquillo / Luquillo Beach:ルキージョ(Luquillo)にあるビーチで、波も穏やか。エル・ユンケから近く、周辺にレストランも複数あり。
プエルトリコではプランテイン(Plátano)という甘くない種類のバナナが料理によく使われるほか、米を使った料理も主食として食べられます。また、キャッサバ/ユカイモ(Yuca)やタロイモ(Malanga)、パンノキの実(Pana)なども食べられます。メインには豚肉(Cerdo)や鶏肉(Pollo)、牛肉(Carne)のほか、地域によってエビ(Camaron)やロブスター(Langosta)、コンク貝(Carrucho / Conch)などの海鮮も食べられます。全体的に揚げ物料理が多く、また、ステーキやハンバーガーといったアメリカ料理や、メキシコやアルゼンチンのような中南米料理も一般的です。
モフォンゴ(Mofongo):揚げたプランテインをマッシュして台形に成形した料理。肉や海鮮と一緒に食べられる。
トストーネ(Tostones):プランテインを平たく潰して揚げたもの。マヨネーズケチャップを付けて食べるのが人気。付け合わせの定番。キャッサバやパンノキの実で作るトストーネもある。
アソパオ(Asopao):米と一緒に肉や魚介類と野菜を煮込んだ、リゾットのようなシチュー。
米料理:白米と煮豆を合わせて食べるアロス・コン・アビチュエラ(Arroz con Habichuera)や、プエルトリコ風の炒めご飯アロス・マンポステアオ(Arroz Mamposteao)が付け合わせとしてよく食べられる。
レチョン(Lechon):皮はパリパリ、中はジューシーな豚の丸焼き。レチョネラ(Lechonera)という専門店で食べられる。
エンパナディージャ(Empanadilla):ラテンアメリカでよく食べられる、半月型の具入りのパン。プエルトリコでは揚げられていることが多い。なお、中南米ではエンパナーダ(Empanada)とも呼ばれるが、プエルトリコでエンパナーダというと、薄いトンカツを指すことが多い。
フラン(Flan):ラテンアメリカ各国で食べられる固めの焼きプリンのようなデザート。そのほか、シロップを染みこませたトレスレチェス(Tres Leches)というケーキもデザートとしてよく食べられる。
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コーヒー農園見学、マリンアクティビティ、バイオルミセント(夜光虫)ツアー、乗馬、ダイビングなど、様々なツアーに参加することができます。
コーヒー農園見学:セントラルエリアの山間部や、サン・フアンから車で30分ほどの距離にあるサン・ロレンソ(San Lorenzo)という町にもウォーキングツアーを行う農園がある。
SUP・カヤック:サン・フアンのラグーンをはじめ、様々なビーチにSUPやカヤック、ジェットスキーなどのレンタル会社がある。
バイオルミセントツアー:ファハルド(Fajardo)にあるラグーナ・グランデ(Laguna Grande)という湖や、ラハス(Lajas)にあるラ・パルゲラ(La Parguela)、またビエケス島のモスキート湾(Mosquito Bay)が有名。
乗馬:エル・ユンケ周辺やビエケス島、リンコン(Rincón)等で乗馬ツアーが行われている。
ダイビング:サン・フアンやリンコンなど、各地にダイブショップがある。日本のような体験ダイビングは基本的にないので注意。
タイノ族は、コロンブスがプエルトリコにやってくる前からプエルトリコに住んでいた先住民族です。島のセントラルエリアにある街ウトゥアド(Utuado)にはParque Ceremonial Caguana / Caguana Ceremonial Indigenous Heritage Centerがあり、タイノ族が儀式や遊戯に使用していた広場の遺跡を見学できるほか、併設された小さな博物館でタイノ族が残した彫刻や石像を見ることもできます。また、オールド・サン・フアンにあるMuseo de Las Americasでもタイノ族の暮らしや文化について知ることができます。
プエルトリコで買えるお土産としてはコーヒー、ラム酒、工芸品、チョコレート、クッキーなどがあります。一般的なスーパーでも購入できますが、少し良いものを選びたい場合はLaHaciendaという高級スーパーでプエルトリコ産のものを探すことができます。「Hecho en Puerto Rico」というマークがついているものはプエルトリコ製で、一般的なスーパーでも売られているほか、Plaza las Americasの2階特設エリアでも購入できます。また工芸品を購入したい場合、オールド・サン・フアンの土産屋やエル・モロ要塞前のマーケットなどで地元アーティストによる工芸品や美術品が販売されています。
コーヒー:豆・挽き売り・カプセルなどで販売。ドリップパックはあまり一般的ではない。スーパーでもプエルトリコ産100%のものを購入できる。
ラム酒:空港でも販売されているほか、スーパーでも購入可能。日本では入手しづらいDonQやRon del Barillito、Palo Viejo、Caliche、Ron Llaveの他、Bacardiであれば熟成ラムがおすすめ。BacardiやDonQの場合は、小さい50mlボトルや200mlボトルも売られている。
工芸品:伝統的な木工品のほか、ギロという楽器や、タイノ族由来のハンモックがよく売られている。また、かつて世界一のタバコ輸出国であった名残で今も高級葉巻が作られている。
チョコレート:Cortesというプエルトリコ・ドミニカ共和国のメーカーのチョコレートをスーパーで買えるほか、LaHaciendaなどでローカルチョコラティエのチョコレートを購入できる。
クッキー・菓子類:HolsumやBimbo、Pan Pepin、Dulzulaといったプエルトリコメーカーのクッキーやキャンディなどがあり、スーパーで購入可能。
調味料:唐辛子やハーブを酢に漬け込んだピケ(Pique)というプエルトリコ風ホットソースや、色んな料理の味付けに使えるアドボ(Adobo)やソフリート(Sofrito)といった調味料など、どれもスーパーで購入可能。