STRAW-R(ストロー アール)読み書き検査は、発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)の評価において、標準化された客観的なデータを得ることができるスクリーニング検査です。
ひらがな・カタカナ・漢字の 3種類の表記ごとに読み書きの到達度を確認できる、日本で唯一の検査 であり、小学校1年生から高校3年生まで が対象です。
この検査では、文字が「どれくらい正確に」「どれくらいの速さで」読めるか・書けるかを測定し、同年代の平均と比較することで、読み書きのつまずきの有無を明らかにします。
ただし、STRAW-Rはあくまで 読み書きの学習到達度 をみるスクリーニング検査であり、発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)の診断 を行うためには、認知検査(例:WISC-Ⅴ)や音韻処理・視覚認知などの より詳細な検査を組み合わせた総合的な評価 が必要です。
また、お子さんに合った適切な学習支援を行うためにも、STRAW-Rの結果をもとに、個々に応じた追加評価や学習プロファイルの分析を行い、最適な指導方法を検討していきます。
STRAW-Rは、お子さんの「読み書きのどこに、どの程度のつまずきがあるのか」を客観的なデータで明らかにするためのスクリーニング検査です。
ひらがな・カタカナ・漢字の表記別に、読む速さ・読む正確さ・書く正確さ を学年基準と比較することで、支援が必要なポイントを早期に把握し、その後の 適切な指導方針や追加評価につなげること を目的としています。
STRAW-Rは、読み書きの基礎となる力を 4つの課題(音読・書取・計算・RAN) から総合的に評価する検査です。
文字を正確に読めるか(正確性)、またスムーズに読み進められるか(流暢性)を評価します。
ひらがな・カタカナ・漢字の3種類で課題が設定されており、文字形態の違いによる習得度の差を詳しく確認できます。
聞いた言葉を正しく書き取れるかを測定し、表記別の書字の正確さを確認します。
四則演算の学習到達度を評価します。
文字や数字などの視覚情報を、どれくらい素早く呼称できるかを測定し、読みに必要な自動化の力を評価します。
これらの結果は、標準的な発達の基準値と比較して分析され、同じ学年の平均と比べて、どの程度読み書きが習得できているか を客観的に判断することができます。
STRAW-Rは、読み書きの「正確さ」「速さ」「表記別の得意・不得意」を客観的に測定し、お子さんがどこでつまずいているのかを明確にする検査です。
ひらがな・カタカナ・漢字ごとの習得度や、読む・書く力のバランスから、つまずきの背景を把握でき、その子に合った学習方法や支援の方向性を見つける手がかりになります。
nicottoでは、STRAW-Rの結果をそのまま示すだけでなく、「なぜつまずいているのか」「これからどう伸ばすか」まで一緒に整理する分析を行っています。
読む速さ・正確さ、表記ごとのばらつき、RANなどを組み合わせて、つまずきの原因(音の処理・記憶・自動化・表記特性など)を丁寧に読み解きます。
読み書きだけでは分からない、注意・ワーキングメモリ・視覚認知・処理速度との関連を確認し、学習全体のプロファイルとして整理します。
分析結果をもとに、
何を優先して練習するか
どんな教材・方法が合うか
学校での合理的配慮のヒントなど、その子に合わせた実践的な提案を行います。
課題だけでなく、強み・得意な学び方も一緒に可視化することで、“できた!”を積み重ねるための道筋を作ります。
検査結果は、
試験時間の延長
ルビ振り(読み上げ・補助的配慮)など、受験時に必要となる合理的配慮の申請において、客観的な根拠として提出できる資料になります。
必要に応じて、検査結果をもとに進学先・受験校へ向けた合理的配慮の提案書を作成することができます。
学校側が理解しやすい形で整理し、受験や学校生活の不安を軽減します。
検査内容・所要時間の説明
ご利用目的の確認
料金の確定
同意書の記入
検査料金のお支払い
検査日の決定
※初回は必ず保護者と一緒に来室していただきます。
30~60分程度
お子さんのペースに合わせて実施
※保護者の方は待機または外出していただきます。
結果報告書のお渡し
認知のプロファイルの丁寧な説明
学習の進め方・支援の方向性の提案
希望者はnicottoコースへ継続利用も可能
STRAW-R検査(報告書付き):20,000円(税込)
nicottoコースを継続利用される予定の方:15,000円(税込・報告書付き)
※初回2か月分の授業料の前納が必要です
検査のみの利用も歓迎しています。
音読になると急にスピードが落ちる、読み終わるまでにとても時間がかかるなど、読みの「速さ」や「負担の大きさ」が気になるお子さん。
似た文字を読み間違える、行を飛ばしてしまう、文になると正確に読めないなど、読みの正確さに課題が見られる場合。
ひらがなは問題ないのに、漢字だけ覚えられない・形が崩れるなど、表記ごとの得意・不得意が気になるお子さん。
聞いた言葉をそのまま書こうとすると誤りが多い、文章の書き写しでつまずくなど、書字の正確さに不安がある場合。
試験で「読む量」そのものが大きな負担になっている、時間内に読み切れないことが続いているお子さん。
「家では頑張っているのに成果が出ない」「勉強量と結果が比例しない」場合、読み書きの基礎に見えにくいつまずきがあることがあります。
受験や進学先で合理的配慮(試験時間延長・読み上げ・ルビなど)の根拠を用意したい
発達性ディスレクシアの可能性が気になる
読み書きのつまずきの「原因」を客観的に知りたい
家庭学習の方向性や教材選びに迷っている
また、以前STRAW-R検査を受けられた方は、最低半年を経過していないと再受検はできません。
検査はお子さんに対して非常に負担がかかるものです。
むやみやたらに検査をすることはオススメしていません。
主訴(困っていることはなにか)はなにかが大切です。