〈説明〉福祉で働くことの意味、感動と勇気を伝えてくれる一冊!珠玉の実践と研究者による気鋭の論稿の数々。本書は、全国各分野で真に国民のための社会福祉実践に奮闘している日本福祉大学同窓生の感動的なありのままのレポートを中心に編集されている。そして、今日の社会福祉状況を見る視点、そのなかでの社会福祉実践のあり方、実践記録づくりの意義と方法などについての同学研究者の時宜を得た力強い論稿を所載している。
〈内容〉
●上巻
総論 社会福祉をめぐる情勢の本質は何か、そして展望と課題は/福祉最前線からのレポート(福祉の行政/施設の福祉/地域の福祉/労働の保障/介護の保障/医療の福祉)/まとめ 転換期における社会福祉実践-何を守り、何を切り拓くのか/特別論稿 公的扶助の制度改革と実践の課題-岸・仲村ケースワーク論争・再考
●下巻
総論 社会福祉実践論の立場と実践記録づくりの方法/福祉最前線からのレポート(児童の福祉/障害児・者の福祉/学校教育/保育の実践/地域の子ども/ジェンダー・女性運動/地域研究活動など)/まとめ 「親密な関係における暴力」の顕在化と対人支援援助実践の課題
〈説明〉社会福祉の現場で働く職員を中心にした研究成果を反映させ、介護保険について様々な角度から検討を行い、改善の道筋を徹底解明する。
〈内容〉序文 総力をあげて取り組んだ成果/はじめに/Ⅰ部 総論 介護保険制度の背景 社会保障・医療「改革」の流れと介護保険制度/Ⅱ部 各論 社会福祉現場からの提言 介護保険制度の問題点とその改善ポイント/Ⅲ部 補論