2024年度からデジタル教科書に本格導入するというような話が出てきています。このことに対して懸念を抱く学校が9割近くに上るという結果が出ているようです。
いきなり紙の教科書からデジタルに変わるということで抵抗があるというのは当然だと思いますがこれに関しては進めるしかないかなとは思っています。
紙の教科書からデータに変えることによってそのメリットはかなり大きいものになるかと思われます。持ち運べるようが紙であれば限界がありますがデータであればいくらでも持ち運ぶことができます。
昔の時代資料集なども含めると常に持ち運ぶのがかなり大変だったというようなイメージがあります。参考にできる情報がたくさん出てくるということで調べる時間も短縮できるでしょうし効率的に勉強をしていくことが可能になるはずです。
そしてデジタルデータならではの勉強法というものも出てくることかなとは思います。従来よりもよりにゲーム感覚で問題が解けたり、デジタル上で1人1人その人に合わせたレベルの問題を解くことができたり、より柔軟に対応していくことは可能になるはずです。そこまでのレベルで今の学校ができるか分かりませんが、より柔軟に対応することができるようなれば、クラスから落ちこぼれがでるようなこともなくなるでしょうし、学力をもっと伸ばしたいとはより伸ばすことが可能になるということで従来のような市立の教育による弊害ということを防ぐことができるのではないでしょうか。
抵抗があることに対しての内容としては端末の故障や不具合というような話が大きいということです。他にも学力向上への効果の疑問というところもあるようです。
端末の不具合に関しては当然数十万人の規模で行なっていけば端末に不具合が出て行くと思いますが不具合が出た場合には交換する用の予備の端末を用意しておけばそこまで大きな問題にはならないように思えます。今の時代データのバックアップを取っておくことなんて当たり前の話でしょうし問題にはならないでしょう。
既に各家庭でパソコンがあるなんてことは当たり前の時代になりましたがその事によって確実に問題が起きてるかというとそんなことは全く起きていません。新しいことに対応するのが苦手かどうかということで学校側が不安に感じているだけであり一度導入して進めていけば多少の困難はあろうとも結果としては良い方向が見えてくるはずです。
学力向上も同じだと思います。紙の教科書として必要だとよりは回答に関しては紙に書くということは練習しておいたほうがいいと思います。常にタブレット上で回答するしかないような状態であれば紙のテストを受けることに対しての抵抗が出てきてしまったり文字が書けなくなってしまうということも起こってしまうかもしれません。
ただそれはアウトプットするほど話であり教科書等のインプットをするような教材に関しては紙である必要性というのはほとんどないはずです。紙の本に関して全く売れなかってしまうというのはいいことではないかもしれませんがそう言ったことは教科書でなくても別のところで慣れることができるでしょうし、学習においては必ずしもか紙でなければいけないというような必要性はありません 。
なんとなく今まではそうだったからこれからもそうであろうというような現状維持に過ぎないだけであり、完全にとは言わないまでもデジタル化を進めていけば今でのの成果とはくらべものにならないような学習効率を上げることも可能になるかもしれません。
日本は今まで科学技術で成り立っているような国だったはずがこの数十年でかなり衰えてきてしまったというところがあります。その理由の一つとしても教育上のレベルが上がってないというようなことも考えられるのではないでしょうか。一人一人の先生が一生懸命に教えていたとしてもそれは各個人の先生次第という話になってしまいますし、その能力がストックされていくわけではありません。
デジタル化することによって教科書を見やすくするという話だけではなく、教え方や知識のストックということも行われていけば学校卒業した生徒の実力なども大きく変わってくる可能性もあるのではないでしょうか。
全面移行はやめてほしいというような親からの反対意見というのも多いようです。長年自分が紙の教科書での生活をしていると新しいものを受け入れ難くなってしまっているところもあるように思えてしまいます。まずは何でもやってみなければ始まりませんし、色々と実験を継続して行ってもいいのではないかと思います。
教科書のデジタル化というような話もあったので教育のオンライン化についても話をしたいです。
もうすでに塾などではビデオ授業などが普通に行われていることが分かっています。対面で教えてもらった方が理解度が高いというの人もいるかもしれませんが、一対一で目の前で見てもらっているのであれば違うのかもしれませんが、そうでない一対多数の集団授業であれば、 実は対面で限られた人数で教えなくてもオンラインの大多数の授業でも変わらないんじゃないかというような気もするのです。
小学校中学校では学校で教える勉強だけを学ぶことが目的ではなく集団行動を学ぶことであったり規律を身につけるということ、友達なのと広く交流したりして社会性を身に付けるなどのことも目的としていることは理解していますので、学校に登校するなとか全てをオンラインにするとかそういうことを言うつもりはありません。
ただ一般の授業に関しては個別の先生が一人一人を教えなくてもオンラインで大多数で一気に行ってしまい、分からない点を個別にフォローするなどの方法でも十分に出来るような気もしてしまいます。習熟度別のクラスができるというのもオンラインであれば可能になりますよね。
対面で少ない人数で勉強することで社会性を身につけたり、実際に討論をするなど参加型の授業するのであればそういったものが必要になるかと思いますが、そうではなく知識を身につける授業に関してはおオンラインで一度におこなってしまったり、録画型で人的リソースを使わずに何度も繰り返し利用できるようなコンテンツを誕生させても何も問題はないのではないでしょうか。
こういう革新的だと思われる方法をあまり実験しないというように思えてしまいます。いいのか悪いのかというような意見はいつも出てきますが試したこともないのに判断するというのもよくありません。
また、教師といっても全員が素晴らしい能力を持っていて教えることに長けている訳でもなければ人格的に優れている人でもないということはすでに十分わかっている話です。知識を身に付けることが重要な事業に関しては本当に優秀な一部の人が大多数にビデオ配信ということの方が効率は良いように思うのです。
教育というのは単純な知識の積み重ねではないということはわかってますので、その部分と知識をインプットしなければいけないという部分を上手く切り分けをしてよりオンライン化、デジタル化で効果を上げていくというような試みをもっとしていた方が良いのではないかと思うのです。
教科書のデジタル化についての話に戻ります。
デジタル化に対しての反対意見としてこのようなものがありました。
「誰かが作ったわかりやすいアニメーションよりも、自分がわかりやすく整理することによる学習効果があるため、紙を使った学習は必要だと思います。」
デジタルで情報を見るよりも自分で紙に書いた方がわかりやすいとか、筆圧を感じた方がいい、紙の感覚を五感で感じたほうがいい等の話もありました。
そういったことに関しては一理ある部分もあるのですがそれが教科書じゃなくてもいいのではということもあります。教科書はデジタルで自分でメモを取るのはノートであってもいいわけです。教科によってそれを使い分けてもいいかと思います。
気になったこととしてデジタルなので見せられるようなアニメーションよりも自分で分かりやすく整理した方が学習効果が高まるというような話です。 この話は本当にそうなのでしょうか?なんとなく自分の力で1から整理した方が経験になって学習効果も高まるのではということを勝手に想像していることはないでしょうか?
ここで思ったことなのですが外国の人が日本語を身に付ける時に日本語の教科書を読むのではなく日本のアニメを見てそのままセリフを覚えてしまうというような話があります。その方が勉強しやすいですし、頭にも入って来やすいということがあります。
このような事実があるとするのであれば、教科書を読み解くようにもデジタルで書かれたアニメーションを見た方が頭に入ると思いませんか?
自分で整理する力を養わなければいけないということはありますし、教科書を読み解く力が必要だということも理解できますが、 最初の段階でいきなりアナログで整理して自分なりに頑張ってくることをやってくよりも、極端な話学校の授業をアニメ化して見せた方が理解度が高まるような気がするのです。
本当にアナログで整理することが一番適した勉強法なのかどうか、自分たちが今まで行っていなかったからといってデジタル化を否定してしまっていいのか。やはりこの否定に関しては疑問があります。
昔歴史の勉強をしたときも、教科書を真剣に解読するよりも漫画日本の歴史を読んだ方が覚えられた、イメージができました。頭も固くせずにそういうことも積極的に取り入れた方がいいと思いますね。
youtuberの有名事務所UUUMについて決算発表で所属youtubeチャンネルの平均収入が月9万4000円ということが明らかになりました。
これだけ見ると最近下がったりしたのかなと思うかもしれませんが、過去最高のときでも14万円程度、最低では8万円程度ということで一定の幅に収まっているということです。
この数字だけを見ると決してyoutuber全員が儲かっているわけではないことがわかります。
特に一般のyoutuberであれば趣味レベルでやっている人、最初から収益を考えていない人も含まれますので参考になりませんがUUUMに所属しているということはかなり本気の人達であり、また入るのに実績も必要になるでしょうしある程度のレベルに達している人達しか不可能なのかと思われます。
それであっても平均収入が月10万円も行かないということ。
youtubeで一攫千金のような話は実際にはかなり難しく平均レベルで稼ぐだけではサラリーマンの月収にも及ばないどころかまともに生活もできない金額しか入ってこないことになります。
UUUMに関しては売れた人が離れていってしまうことも相次ぎましたしそう簡単にwin-winの関係が気づきにくいというところもあるかもしれません。
yotuberは芸能人と異なり一人完結できる要素が大きく、事務所の力を借りる必要がないタイプの人達もたくさんいそうです。
そうするとこの平均収入もまた上も下もいないということになり、判断しにくくなってきますね。
いずれにしてもyoutuberは競争激化が続いていることは間違いなく、今からyoutubeで大きく稼ぐということはよほどの戦略性等がないと厳しいのかなとも思われます。