次世代
ロボット
研究室
次世代ロボット研究室とは
本研究室では次世代のロボットを「人間の居住する空間内で、人間と協調しながらタスク(作業)が行えるロボット」と位置づけ、次世代ロボットの開発・研究をしています。
そのため、次世代のロボットに求められる能力を
①人間と同じような大きさや質量・スケール感を有する事
②人間と同じような機構や移動形態を有する事
③人間に危害を加えない安全機構・材質の開発
④人間と協調して作業を行うためのシステムの検討
⑤人間に親しみや親近感を抱かせるデザインの考察、
などを研究テーマにしています。機能的に見ると、
i)医療・福祉ロボット、
ii)災害救助ロボット、
iii)教育・サービス分野用ロボットの開発
が中心になります。
研究室のモットーは「とにかく経験しろ」です。相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタイン博士は「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」と言っています。同様に数学教育者セイモア・パパート博士は「知識は理解の一部にすぎない。本物の理解は実際の経験によって得られる」としています。ロボットは実際に作って動かすところまで指導するよう心がけています。我々はまず経験をすべきです。失敗を恐れず、未知の領域に乗り出す勇気を持って、一緒に冒険をしませんか?
中里裕一教授
皆さんこんにちは。皆さんは「ロボット」と言う言葉を聞いて何をイメージしますか?
・ロボットアニメの様な人が搭乗する巨大メカ
・リモコンや操縦器で自由自在に動かせるもの
・工場などで自動的な生産を行うシステム
・人工知能を有し、自己判断で行動できる人型機械
実は全部はずれ。「ロボット」と言う言葉を最初に考えだしたカレル・チャペックは人間と同じ
外観をもち、生殖以外の機能を持った人工生命体を「ロボット」と呼んでいました。今で言う処のクローン人間と言った感じでしょうか?つまり、ロボットには明確な定義がないのです!
そんなロボットを研究するのが当研究室の使命になります。
あるものはモグラを飼い、あるものはクマのぬいぐるみを縫い、あるものは医療器具を調べ、
あるものはヒューマノイドロボットの回路をはんだ付けしています。
なんだかわけがわからない?そう・・・既成の概念にとらわれない柔軟で自由な発想を必要とする
研究室が「次世代ロボット」研究室です。
当ホームページを見て、是非「?」を「!」に変えてください。