大会長挨拶

このたび、第16回長崎県臨床工学学会術大会の大会長を務めさせていただきます。長崎みなとメディカルセンターの臨床工学部、塚野雅幸と申します。開催にあたり、多くの関係者・皆様から多大なるご支援をいただきましたことをこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

本大会のテーマは【#創造 持続可能な学術集会】とさせていただきます。

今回は持続可能な学術集会というテーマをサブタイトルに掲げております。昨今企業からの協賛金が低下している中で、学会運営が厳しくなってきている現状です。

そのような環境にありながらも、学会を開催していくすべを模索し、特に経費削減した運営を心がけ準備を進めてまいります。しかしながら経費削減した地味な学会となると集客力は低下することとなるでしょう。世の中ではYouTubeやInstagram、Twitterなど無料のツールを用いて簡便に情報を入手できるようになっています。若者の間ではお金を払う学会はオワコンだとささやかれています。そんなオワコン学会へ若者たちを引き込むためには、参加したいと思える企画が問われるものとなります。そこで新しいジャンル、形式を取り入れ現代のニーズにあった企画を創造し提供できればと考えております。これまでにない創造された大胆な企画、持続可能なレベルの経費で運営をおこない皆様に満足のいく学術集会を目指しますので宜しくお願いいたします。学会のプログラムの中には臨床工学技士の資産形成についても議論できる場を提供したいと思いますので人生設計を見直すきっかけとなれば幸いです。

 文末になりましたが、本大会開催にあたり、ご支援ご協力お願いいたしました関連団体企業並びに関係各位の皆様のご厚情に深く感謝申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。

心臓血管外科開心術700記念の写真

最高のチームメンバー!!!

暗号資産を採用した経緯

暗号資産はワードだけを聞くと、怪しい、詐欺、ポンジスキーム等のネガティブなイメージを想像する方が大半かと思います。しかしそれは誤解であり暗号資産は新たな時代において必須となるブロックチェーン技術によって作られたデジタルな資産のことを示します。暗号資産への投資はテクノロジーの成長、革新への参加ともいえます。ブロックチェーンは暗号技術によって取引の透明性やセキュリティー面が高く、さまざま分野で期待されている技術になります。医療分野でブロックチェーン技術を活用すると患者記録の安全な管理に役立ちデータ改ざんを難しくするなどの恩恵が得られます。改ざんができないことで臨床試験や医療研究におけるデータの透明性と信頼性を向上させ医療のレベル底上げにもつながる可能性を秘めています。日常でブロックチェーン技術が普及すればするほど暗号資産に触れる機会は増してきます。近い将来、暗号資産で決済が可能となる日常が訪れるはずです。そのような未来を先取りした決済方法を本大会では採用してみました。暗号資産には様々な種類がありますが、今回は日本発のパブリックブロックチェーン、Astar networkのASTRを採用させていただきます。また今後決済に汎用される前払式支払手段(プリペイド)のJPYCも採用させていただいております。

以下、資産形成に役立つリンクを貼っておきます