・はじめに
新入生のみなさん、合格おめでとうございます!みなさんの中には、大学受験を終えた安心感や、これから始まる新しい生活への期待感を抱いている新入生がいるでしょう。ここでは、三重大生がどのように授業を受けているかを簡単に説明していきます。
※入学後、各学部で同じような説明を受けますので、そうなんだ程度の把握で大丈夫です!
・時間割の決め方
今まで小学校~高校まで時間割が決まっておりそれに従って授業を受けてきました。大学では自分で1週間の時間割を組み、受けたい授業を受けることになります。なお授業が行われる曜日・時間は決まっており、時間割表とにらめっこして時間割を決めます。
これは前期(およそ4月〜8月上旬)の時間割の一例です。御覧の通り月曜日から金曜日、1時限目から5時限目まですべての時間に授業がはいっているわけではありません。空いている時間には興味のある授業が開講している場合は受けることができますので、自分ができる範囲でいろいろな授業を受けて教養を広げていきましょう。
※学部学科紹介で各学部の時間割を例で載せているので見てみてください!
時間割だけでなく授業時間が変わってきます。高校までは1時限50分や60分の授業だったと思いますが、三重大学の1時限の授業時間は90分です。
1時限目 8:50〜10:20
2時限目 10:30〜12:00
3時限目 13:00〜14:30
4時限目 14:40〜16:10
5時限目16:20〜17:50
このような時間で進んでいきます。毎日授業を受けるだけでなく課題も出されます。課題をこなすだけで大変なのであっという間に慣れていきますよ。
・履修について
上記で自分で時間割を決めることができることを確認しました。しかしながら大学を卒業するには学部の定める単位数を卒業までに取得することが必要です。単位とは授業を受け持っている先生が「君はこの授業を理解しているね」と合格を証明するものです。そして単位を取得できないことを「単位を落とす、落単する」と言います。学部によっては2年生、3年生と進級するタイミングで一定以上の単位数を取得しないと進級させてくれないところもあるので、極力落とさないように気を付けましょうね。さらに単位を取得するにも条件があります。条件は授業にもよりますが、半期で開催される授業のうち3分の1以上欠席しないことやテストやレポートで〇点以上とることなどです。自分が単位を取得したかどうかはその授業の評点で確認できます。評点はいわゆる高校までで言う5段階評価です。大学では10段階評価になりそのうち6以上で単位を取得したことになります。10段階の評点はGPAという評価基準の算出に用いられ、先の研究室配属や大学院進学の推薦判断などにも利用されます。したがって、しっかり勉強していい成績をとることが大事です。
卒業するには単位数が必要だと書きました。単位を取るために受ける授業科目の中には必修科目と選択科目の2種類があります。必修科目とは卒業に必要な単位数のうち絶対に取らなくてはならない科目です。必修科目の単位を取っていないと卒業できません。必修科目の単位を落とすと、来年もう一度その授業を履修しなければならないので、がんばりましょう。選択科目は自分で受けるかを決められる科目のことです。これは自分が気になる科目を条件の中で履修します。選択科目は法律、経済、地理、歴史、防災、数学、物理、医学などなど多種多様な授業から受けることができます。自分の興味のある授業をどんどん受けましょう。