試料合成や特性評価に使っている研究設備を紹介します。

グローブボックス

大気中の水分や酸素の影響を受けてしまう試料を、アルゴン雰囲気下で取り扱うために使います。2018年9月から2台体制になりました。

実験台

真空ラインとアルゴンラインを使って実験をします。整理整頓は大事です。

電気化学測定装置

イオン伝導度や電位窓、輸率の測定で使用します。2台体制になりました。

充放電評価装置

試作した二次電池の充放電試験に使用します。

小型環境試験機

電気化学測定を行う際に、試料の温度を精密に制御するために用います。電気化学測定装置と連動させて使用しています。全部で10台くらいあります。

小型恒温チャンバー

試料の熱処理に使っています。下段の装置は300℃まで加熱できます。

薬用保冷庫

再結晶の友です。庫内は5℃と-30 ℃に設定しています。

遊星型ボールミル

原料や試料の粉砕に使います。

マグネチックスターラー付アルミブロック低温槽

寒剤を使わずに低温で反応を行うことができます。安全第一です。

エバポレーター

溶媒留去の友です。コンビニエバポも使っています。便利です。

フラッシュ精製装置

有機分子の精製に使っています。仕事が速いです。

天秤

自動で秤量してくれる天秤をグローブボックスに導入しました。素早く正確に秤量できます。

赤外分光光度計

しっかりデータが取れます。小さいけれど頼もしいです。

熱分析装置(DSCとTG-DTA)

サンプルの熱挙動を調べます。DSCの試料交換はロボットにおまかせです。

マイクロ波合成装置

あっという間に加熱が終わります。頂き物です。

このほかにも、単結晶X線回折装置、粉末X線回折装置など(共通機器)を使用して研究を進めています。