11/2|Day2
session-1
9:00〜10:30
11/2|Day2
session-1
9:00〜10:30
セッション1
(講座タイトルをタップすると内容が確認できます)
講座形式:ワークショップ
子どもの同伴:可
(公財)社会教育協会ひの社会教育センター
プロフィール:
森のようちえん活動を中心に、小学生~高校生までの子ども会、サマーキャンプやスキーキャンプなど年間のべ1,500人の子どもやボランティアと自然体験活動を行う。また活動から得た知識を活用し、東京都の研修事業なども担当。
今回の会場でもある青森大学も指導者養成に関する連携協定を締結したリーブノートレイス(Leave No Trace)。森のようちえんで既に取り入れている方も多いかと思いますが、改めて概念や活用術について学んでみませんか?リーブノートレイスとは自然環境への影響を最小限に抑え、アウトドアを楽しむための世界的な環境倫理教育プログラムです。子どもたちにはもちろんのこと、地域の方に活動の大切さや価値共有をするのにももってこいです。
講座形式:講和
子どもの同伴:可
学校法人日吉学園 とさ自由学校 教諭
プロフィール:
民間企業を経て、森のようちえん「もみのき幼稚園」へ入職。その後、とさ自由学校で教諭となる。
「いかだプロジェクト」など自然体験を中心とした授業を行い、日々子どもたちと学んでいる。
森のようちえんの次の学びの場「森の小学校」として開校した、とさ自由学校で実践されている体験学習中心の学びについて、現場で子どもたちと日々かかわっている中での子どもたちの成長や、とさ自由学校で育まれていることについてお伝えします。児童を中心に話しあいをしたり、授業の内容を一緒に考えたり、もめごとや困ったことを学校やクラスで話し合い解決することや、田、畑、川、海などの自然をまるごと体感して学ぶ学校の様子についてお話できればと思います。
講座形式:座談会
子どもの同伴:可
札幌大谷大学短期大学部
プロフィール:
自然学校の運営に20年従事した後、10年ほど前に保育者養成校の教員に転身。一貫して安全管理・教育をテーマにした活動に取り組んでいる。
チーム(複数人の保育者や保護者)で行うことが基本の森のようちえん、改めて組織(チーム)の視点からの安全管理について考えてみましょう。全国の事例を紹介しながら、講師と参加者の対話形式で学びを深めていきたいと思います。
講座形式:講和
子どもの同伴:可
森のようちえんウィズ・ナチュラ
プロフィール:
2010年「森のようちえんウィズ・ナチュラ」開園。未就園児親子のお散歩クラスや赤ちゃんクラス、保護者の社会参画を目的とした多種多様な事業をつくり、孤育てをなくすコミュニティを目指している。NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟副理事長。
VUCAの時代(変化が激しく予測困難な時代)の子育てや保育のヒントは森のようちえんにある!〝子ども=未来〟を真ん中に、スタッフや保護者の枠を超えて、対話的に共に生きる姿を見せていける森のようちえんは、究極のウェルビーイング保育と言えます。「非認知能力」「自己肯定感」「主体性」なんて、意識しなくても全部ここにあります!
講座に必要なもの:筆記用具
講座形式:講話, ワークショップ, 座談会
子どもの同伴:可
社会福祉法人陽だまり
プロフィール:
山形県金山町は人口4,600人の小さな町。この町で唯一の保育施設「認定こども園めごたま」を中心として、学童保育、放課後等デイサービス、保育園留学(海外版)などを運営。今回はその中でも馬を介した療育「ホースセラピー」を中心にご紹介できればと考えています。
一般社団法人三陸駒舎
プロフィール:
愛知県出身。岩手大学農学部卒業後、環境教育や子どもの居場所づくりに携わる。東日本大震災を契機に釜石市へ移住し、復興支援活動を経て2015年に三陸駒舎を設立。築100年を超える古民家で馬3頭と暮らしながら、ホースセラピーを通じて地域の子どもたちの心と体のケアに取り組む。現在は、発達障がいなど様々な困難を抱える子どもたちが毎月延べ200名ほど利用している。2024年、ジャパン アウトドア リーダーズ アワード大賞を受賞。
森のようちえんが動物へと視線を転じる時、何が起こるのか――その謎に挑むラボ型セッションです。山形・めごたまの2.5万坪セラピーファームでは馬の世話や乗馬を通じて子どもが役割を実感。岩手・三陸駒舎の築百年の古民家では様々な困難を抱える子どもに対して自己肯定感が芽吹くセラピーを実践。この2つのケーススタディから馬と共生する保育の核心を可視化。クロストークで理論と現場を往復しつつ、参加者全員と対話を深めます。森と動物が織りなす保育の可能性を探究します。
講座に必要なもの:筆記用具
講座形式:講話, ワークショップ
子どもの同伴:1歳未満のみ可
奥州わらべうた遊びの会
プロフィール:
福島県三春町出身。中学校音楽教師を経て、1996年より千葉県、東京都にて、2017年からは岩手県にて、わらべうた遊びの伝承や講座の講師を務める。2018年より「新 幼児と保育」(小学館)でわらべうた遊びの連載を担当。
子どもの生活の中で口伝えに遊び継がれてきたわらべうた遊びには、子どもの内面を豊かに育てる力があります。わらべうた遊びを実際に遊びながら体感していただき、保育にどのように取り入れていくことかできるかを考えます。
講座形式:講話, 座談会
子どもの同伴:可
自然保育 森のたんけんたい
プロフィール:
1992年名古屋在住時、元職場(幼稚園)の先輩が立ち上げた自主保育サークル「おさんぽの会」に1歳の長男と通い自然保育の良さを実感。1997年高蔵寺ニュータウンへの引越を機に「森のたんけんたい」を立ち上げ現在に至る。
なぜ保育環境として「自然」を選んでいるのかー元幼稚園教諭だった私が自然の中で保育を行う理由、AI時代に育てたい力、ひとりひとりの個性を大事にする関わり方、子どもを見守るとはどういうことか?見守るだけで本当によいのか、自然保育を長年続け感じたこと、今後大事にしたいこと、参加者の皆さんと一緒に考えながら進めていきます
講座形式:講話
子どもの同伴:可
NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟
プロフィール:
NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟監事。幼児・青少年の野外活動に45年間取り組んできました。子どもたちの笑顔に出会い、あらためて、自然体験活動の大切さを実感しています。森のようちえんに活動とはどのようなことか、一緒に考え合ってみたいと思います。
そんなに遠くない昔。子どもたちは、地域の広場や自然の中で仲間と群れて遊ぶことが日常的でした。しかし、都市化・核家族化・電子メディアの普及などにより、子どもたちが近くの公園や自然の中で群れて遊ぶことは少なくなり、子どもの体力や好奇心そして人間関係を築く社会性もまた低下してきたように思えます。しかし、“自然の中で夢中になって遊ぶ”そのものの中に学力と科学的素養の芽が包含されていると脳科学者が示唆しています。子どもたちの成長・発達に欠かすことのできない自然の中での遊びを支援する、森のようちえん活動がますます活発になっていくことを願っています。
講座形式:講話
子どもの同伴:1歳未満のみ可
ぐうたら村
プロフィール:
森の案内人であり写真家。「ぐうたら村」共同代表。2000年より(公財)キープ協会にて15年間インタープリターとして環境教育やESDの実践に取り組む(キープ森のようちえんプロジェクトを立ち上げ、清里聖ヨハネ保育園の園長補佐等を務める)。2015年より汐見稔幸氏らと共に「ぐうたら村」という、持続可能な社会と保育を結ぶエコカレッジを立ち上げ運営する。
八ヶ岳南麓の森で25年間、幼い人をはじめ豊かな生態系のドラマに出会ってきた森の案内人(インタープリター)が、森で起きたことから考え続けてきたいろいろを、スライドショーで分かち合います。森のようちえんだけに限らず、広く全国の保育者や親たちと分かち合ってきたスライドショーです。参加に立場や経験など全く問いません。森で幼い人が育つことの要点を、観る方それぞれが見つけるような時間になるといいなと思います。
講座に必要なもの:筆記用具
講座形式:講話, 座談会
子どもの同伴:可
ふたき草
プロフィール:
「ふたき草」代表。森のようちえん「ておみる」主宰。国立青少年教育振興機構での経験に加え、セールスライターとしての知見を活かし、「伝えなきゃ、ないのと同じ」を現場から変える仕組みを届けています。
どれだけ美味しいラーメンでも、看板がなければ誰も来ない。教育だって同じです。
「本当はいいことをしている」「想いさえ伝われば届くはず」と信じてきたのに、日々の忙しさに追われて、伝える工夫まで手が回らない…。
そんな現場のために、明日から試せる“伝わる仕組み”のヒントを共有します。
「なんのためにこれを始めたのか」――その原点を、もう一度届けるために。
講座形式:座談会
子どもの同伴:1歳未満のみ可
飯綱高原ネイチャーセンター
プロフィール:
有限会社ネイチャーセンター代表・認定こども園野あそび保育みっけ&ささはら園長・長野県野外保育連盟理事長・森のようちえん全国ネットワーク連盟名誉理事長。
少子化により統廃合される公立保育園を民営化・認定こども園とし、自然保育を行う森のようちえんとすることで地域の保育環境、幼児教育の選択肢を増やすことができます。また森のようちえんへ通わせたい子育て家庭が移住して来るなど、園児の減少傾向をおさえる効果もあります。この分科会ではそうした実例を紹介、民営化・認定こども園化のノウハウを紹介します。
講座形式:講話
子どもの同伴:可
NPO法人もあなキッズ自然楽校
プロフィール:
1998年にニュージーランドの国立公園にてガイドとして働く。2007年NPO法人もあなキッズ自然楽校を設立。森のようちえん全国ネットワーク連盟理事、日本冒険遊び場づくり協会評議員を兼任する。著書:共著『子どものあそびを考える』、『園外、まち保育が最高に面白くなる本』
特定非営利活動法人Akitaコドモの森
プロフィール:
自主保育から移行した、秋田県初の野外保育とオーガニック給食を実施する認定こども園を運営。自然遊び親子サークルをはじめとした野外活動を主とする様々な子育て支援も実施。行政と共に保育施設や学校職員向けに、野外保育自然保育・木育森林環境学習の指導者養成等も行っている。
これからの時代、子どもへの保育の質の向上は未来のために必須です。しかし、気候変動をはじめとする環境問題は、30年後の社会が在るかさえも見えない危機的な状況にあります。森のようちえんを実践する私たちが、今できるアクション「100年先をみつめる保育園プロジェクト」の詳細を紹介し、今回は「食」をテーマにした地域とのつながりや、神奈川や秋田でのオーガニック給食実践のお話もさせていただきます。