冒険者たち(Les aventuriers)
1967年 フランス映画 監督ロベール・アンリコ 出演ジョアンナ・シムカス
を初めて見たのは中学生ぐらいだと思うが、テレビの月曜ロードショーか何かでやっていたのだと思う。とにかくお話が面白かったし、映像も見事で、好きなシーンが盛り沢山ある。まずパリ郊外にあるローラン(リノヴァンチュラ)の自動車のスクラップ場に、自称芸術家(廃物を利用した造形物作家)のレティッシア(ジョアンナ・シムカス)が自転車で訪れる場面。あの全編で流れる口笛の音楽(フランソワ・ド・ルーベ)がこの映画に引き込まれる。マヌー(アラン・ドロン)のパリ凱旋門での飛行挑戦、ローランの世界1早い自動車開発挑戦、そしてレティッシアの個展挑戦、みなそれぞれの挫折を味わい、コンゴ沖に沈むという宝を求めて旅に出る。彼らは、その宝を手に入れるが、それを狙う悪党が現れレティッシアはその騒動の中で命を失う。ローランとマヌーは、レティッシアの思い出の地を訪れ、海に浮かぶ要塞を手に入れ、そこにホテルを作る計画を立てるのだが、、、。その要塞はナポレオンが作らせたものらしく、大西洋にまだ残っているらしく、いつかは行って見たいと思っている。