1年前(2020/01)と比べて、ギャラリーをみると、かなり時計が充実しており魅力的なものが増えているように思える。有料のものも多いが、労力を考えると有料でもなかなかペイしないだろう。1年前に、これほど充実していたら、時計を作成することもなかったかもしれない。
公開して1年たったのでふりかえってみる。
評価数は一定数で安定して増えている。
新規にリリースした後は、時間とともに新たな評価数は減っていくものと想定していた。
実際には傾向が違っていた。検索を使う方が多いのかとも思った。
各カテゴリの並びを調べていくと表示順がランダムに入れ替わっているようにみえた。
先頭近辺に位置しているとダウンロードされやすい。
情報量が少ないで実態はつかめない。稼働している時計の数とか、デバイスの種類とか、もう少し情報があると助かる。
評価点で気になる点がある。DC,DC 3,AC,AC3 いずれも5の評価が50%以上で一番多い。次は概ね4が多い。ところが、1という評価が一定数(5%程度)ある。
評価数と同様に情報量が少ないので実態はつかめない。コメントなどあると理解しやすい。以下は、評価点とその変化からの想定。
1という評価。
そもそも時計の紹介をみてダウンロードしているわけだから、紹介のイメージと多少の違いで1という評価にはならないと考えられる。
かなりイメージと異なる、あるいは、インストールに失敗して使えない、使用したが正常に動作しない、使用に耐えないという場合に1という評価になると想定。
紹介について考えうること(インストール後とのギャップ)
ギャラリーで掲載されている外観とインストール直後の外観は異なっている(~0.3.3)。
設定変更を行うことが前提の状態で、設定変更を行うことで掲載された外観になる。
未設定で使う(わざわざ設定が必要というのも面倒)という層もいるだろう。設定画面を開いたことがない層もいるだろう。
これは対策が必要かもしれない。(0.3.7で対処)
設定変更が難解ということも考えられる。
難解なのは左上端のアプリ起動の設定。以前、頻繁に問い合わせがあった。AppID(UUID)なんて製作する人でなければわからないだろう。
アプリの起動設定は対策が必要かもしれない。(0.3.7で対処)
未設定項目では何を既定値としているか判別できない。(0.3.7-8で対処)
また、その他は設定画面で選ぶだけなのだが、スマートフォーンと通信がうまくいかないケースがある。
振動やブリンクを取り入れているのでFitbitの挙動がわかるようにしている。が、利用者からみてわかりにくいかもしれない。
バッテリー消費について記載していない。が、バッテリー消費は若干わるい程度で標準のものとそれほどかわらないので、1の評価とは無関係と想定。
インストールに失敗して使えない。
これは問い合わせを受けたりするので可能性はある。
これはFitbitに起因することがほとんどだと思うので、問い合わせがあれば丁寧に対応するだけだろう。
使用したが正常に動作しない・使用に耐えない。
このような場合1の評価は妥当だと思う。
安定した0.3.3でも1という評価があった。まだ未知のものがある?
数は減ってきている。
これまでは左上端のボタンの設定やスマートフォンとの接続に関するものが多かった。それ以外は要望や不具合なのだが、これらの連絡は少なくなってきている。
時計自体ではなくデバイスに関する質問が一定数存在しているので、時計自体でない連絡の比重がたかまってきている。
利用者の層がかわってきたかもしれない。
0.3.3のリリース以降、急に評価数がのびなくなっていると思ったら、2021/2/25あたりから一定期間、統計の更新がとまっていたみたい。
3種類のアプリケーション、SDK4.2/SDK5.0用のサポート、で合計6リリースを行っている。
0.3.5~0.3.6のリリースでは、珍しく4件の指摘あり。
SCLancher ActiveMinutesのアイコンがデザインガイドと異なるという指摘。
# you have to use the AZM function ( please use the right icon for AZM and update your screenshots).
ActiveMinutesのアイコンを使っていたのだが、SDK 4.2からActiveMinutesがAZMに変更になっていたので、値取得やアイコンを変更し対応。
SCLancher デバイスがリブートするという指摘
# the device is rebooting after using an app.
リブートを引き起こすコードはないし再現もない。なぜだろう?
DCLancher Stepsが表示されないとう指摘
# the steps value is not visible.
インストール直後で未設定の場合(デフォルト値の適用時)、コントロール有無の判定タイミングは早いためか値が設定できず表示できないという事象に対応。
SCLancher Versa Liteではフロアをサポートしていないという指摘
Due to the fact that your CLOCK displays stats (Floors) that are not supported by Versa Lite, we regretfully inform you that we have declined your submission.
シュミレータでは0表示なので、サポート有無は判別しづらい。デバイスの仕様をみると確かにVersa Liteでは高度計がない。
Versa Liteのデフォルト値ではフロアを距離に置き換え再申請。
今回は、同時に審査を依頼してしまった。
これらでは、多くのコードを共有しており、共有部分の変更時には、審査をキャンセルして、再度すべて依頼しなおすことを繰り返した。
SDK 5.0系の審査は今までと比べてきわめてはやい。
説明およびインストール直後の動作に関して正確性をもとめた傾向が強くなっているように感じる。
インストール後に設定するだろうから動作には支障をきたしていないと思うのは作り手側の意見だろう。審査の数の確保、質を安定を考えると、頷ける。ユーザ評価からもデフォルト設定は重要と再認識した直後のため、ありがたいことではあるが...拒否されると少し萎えてしまう。
次回のリリースでは、一斉リリースをやめて、1つだけ先行させることで、負担を緩和できるか確認する。過去審査が早かったもの、変更がもっとも顕著に表れるもの、利用者から連絡のあったものという観点で先行させるものを決定する。
評価数の絶対数は?C3系より?Cのほうがまだ多い。
評価として?C系より?C3系の評価が高い。
0.3.6の評価が悪かったのが0.3.8で回復しつつあるようにみえる。
しばらく様子をみる必要がありそう。
設定の見直で1の評価は減るだろうと思ったが、逆に増えたようにみえる。
AC,AC3,SCの評価で1がある。ACが不思議。
もしかすると機種による偏りがあるのだろうか。取得できる情報が少ないので手がかりがない。
デバイスで設定でなく、スマートフォンでの設定というのがネックなのだろうか。設定項目の多さからデバイスの設定は現実的ではないだろう。シーンにおうじて切り替えられるので、設定をいくつか保存でき、デバイスで切り替えられるのは便利だろう。
All Around Weather。もともとACLancherを作成しようとしたときのデザインに近いものがリリースされていた。作るより使うほうがよさそう。
天気予報に関する機能を取り入れえることはなさそう。
(初期リリース時に調査したメモ)
時間別の天気を表示したかったが、Fitbitの公開してる天気情報取得のサンプルコードが参考になるもののコードの記述量や確認の面倒さ、バッテリーの消費量の懸念などから、ランチャーで代用した。時間ができれば試してみるかも。用途からするとOwmがよさそう。
OpenWeatherMap
https://openweathermap.org/price
無料で 5 days/3 hour forecast API がCalls per minute (no more than) 60まで使用できる。
AccuWeather
https://developer.accuweather.com/packages
無料で 12-hour が 50 calls/day(Limit: 1 key/developer)まで利用できる。
Yahoo Weather API
https://developer.yahoo.com/weather/
日単位
Dark Sky API
https://darksky.net/dev